劇場公開日 2025年4月11日

「ナチスのヒトラー政権の頃、政権の広報の指揮した方の記録。 軍や世間...」ゲッベルス ヒトラーをプロデュースした男 woodstockさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0ナチスのヒトラー政権の頃、政権の広報の指揮した方の記録。 軍や世間...

2025年4月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

知的

驚く

ナチスのヒトラー政権の頃、政権の広報の指揮した方の記録。

軍や世間を味方につけるべく、
いろんな手法で、物事を推し進めていった手腕。

強調や誇張 (成果や方針を)
隠す (不都合なことを)
有名人や文化人を使う (民の共感を得るべく)
etc.

当時の実際の映像や音声もふんだんに。
しっかり確かめたい言葉や、目を覆いたくなるような写真も。

あらためて、メディアを鵜吞みにするもんじゃない、と、よくわかる
斜に構えてみたくなる作品でした、
ただし、物事を人に伺う、味方につける... などの視点では,学びもあるとはいえます。

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現地題 "Führer und Verführer" にも用いられる "ver" にドイツ語の匂いを強く感じました.

sprechen 話す
versprechen 約束する

fließen 流れる
verfließen 流れ去る

reisen 旅行する
verreisen 旅立つ (去る)

のような.

そして

Führer 指導者
Verführer 煽動者

ですね.

日本題は "ヒトラーをプロデュースした男"
なるほど納得感があります.

woodstock