「武士の妻の観点から描いた静かな時代劇」陽が落ちる 月光仮面さんの映画レビュー(感想・評価)
武士の妻の観点から描いた静かな時代劇
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将軍の弓を傷つけた為、最終的には切腹を命じられてしまう武士の妻の視点から描いた良作の時代劇映画。あれだけの粗相で切腹という沙汰が下されるのなら、今の国会議員は、ほとんど切腹しなくてはなりませんね😡⚡。そしてお家断絶だから、世襲議員も減ります。
切腹を命じられることになる直参旗本の久蔵(出合正幸)は、最初は武士らしくない言動もあったが、いざという時には武士を全うしたと思う。久蔵の妻 良乃(竹島由夏)の言動はしっかりしていて、当時の武士の妻のあるべき姿かもしれない。終始 凛としていた良乃だが、全てを失った後に喪失感(または解放感?)で泣き叫ぶ姿は圧巻だった。竹島由夏さんの熱演に感動しました。とても充実した2時間でした。
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