「武家の矜持とその背後にある悲しみ」陽が落ちる けろ教授さんの映画レビュー(感想・評価)
武家の矜持とその背後にある悲しみ
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ストーリーそのものは単純で何の捻りもないが、それだけに演出と演技が光る作品。登場人物全員の心理描写が素晴らしいが、やはり特筆すべきなのが竹島由夏演じる主人公の吉乃の心理描写。三河以来の武家の奥方としての矜持と(下女への嫉妬も含めた)複雑な心理描写。これを超える映画が本年期待できるかは分からない(もし出てきたら、2025年は大豊作の年)。
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