「超超超大傑作」陽が落ちる 牛っちさんの映画レビュー(感想・評価)
超超超大傑作
切腹を命じられた武士の妻が主役という、ありそうでなかった視点で物語が進んでいく本作。登場人物全員フィクション的なキャラ立ちが一切なく、等身大の人間として、不条理の中懸命に人生と向き合う姿に強く深く心を打たれました。
静謐かつ重厚感のある作風と緻密な演出に、序盤から涙が止まりませんでした。鑑賞してから4日経ちますが、エンドロール後の余白を想像しては、やるせなさと切なさ、そして自分の人生を自分なりにまっとうしたいという気持ちが湧き続けています。
この作品に今の自分で出会えて良かった。本当に素晴らしかったです。
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