きさらぎ駅 Re:のレビュー・感想・評価
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確実に面白くは、なくなった。だけど見る価値はある
眠い、ハッキリ言って眠い。仕事帰りに体に無理をさせて映画館に来たせいだ。
『きさらぎ駅』が見たくて楽しみで、いたせいで俺は今、眠いんだ。
パンフレット、今回もレプリカ切符ついてた。内容も良さそうだ。
コーラを飲んで脳を覚醒させ。キャラメルポップコーン美味しかった。
『歳が変わってない若いまま』
歳が変わってないんだぞ!!まぁ実際、歳がいくつかなんて、わからんよな。
見た目が若いままな人も普通にいるし
『戻ってくる日』
きさらぎ駅からの生還者の戻る日が分からない
あれから何年経ってましたとか。
堤さんは3年なのかも知れない。でも、あれから3年も何十年も経ってる可能性もある
『たまたま角中さんが何年かに一度来ていたのかもしれない』
しかし残される親が可哀想だった。
『堤さんの活躍が薄い』
なんか、前回よりパワーダウンしている!
宮崎明日香の先導力が上回り堤さんが負けている
強いんだけど理不尽に死ぬ。
堤さんが怖がって宮崎明日香を盾にしたりと情けない所が見える。
前回の盾の挽回とばかりに自己犠牲で光の扉に宮崎明日香を通す
そりゃ自己保身で最後は自分の命を優先する人だけど、それは『普通』だ。
俺が見たかった『堤さんじゃない』
------------『計画通り!!計画通り!計画通り!』-------------------------
計画通り!宮崎明日香の仕掛けた罠に引きずり込む。
きっと『きさらぎ駅』も『こんなに大勢!来るのは』困惑したに違いない
誰も信じてくれなくてネットや特定する分野の人に拡散されて、きっと恨みもあったのだろう。自分を追い詰めた奴らの方法を逆手にとってきさらぎ駅への行き方を特定させて
『ようこそ、きさらぎ駅へ』で終わりを迎えた。いい最終回だった。
さて、ここで問題なのは『記憶はリセット』されていると思うか?である
リセットされていると思う。大輔もハヤトも大勢の人達への反応がない事。
記憶をリセットされて『気づけたのは宮崎明日香』ただ一人。
大勢の犠牲者が乗っている車内を見て
記憶がない宮崎明日香は『堤さんが助かった事を知る事ができた』
自分では無理と踏んで『堤さん』なら又は『他の誰かが助かる事で』、なんとかしてくれるんじゃないか?と生還させ角中さんを動かす事で、映像に仕掛けた罠の拡散に賭けた
そう、堤さんじゃなくても、かまわないのである。
ただ、『堤さんが先』これは記憶がリセットされる前に決めておかなければならなかった。
目が覚めて車内に人が少なく『堤さんがいなければ』失敗した
拡散できなかったと自分にわかるようにだ。
まぁ、実際、すぐに効果があるのかは、わからないから
彼女は永遠に『ココデ』助け続ける
目的まで助け続けると言う事だと思う
つまり自分が、いなくなる事(帰らないで犠牲者を助ける事で)で角中さんに精神的にダメージを与え、置手紙で更に『きさらぎ駅へ』行った事を伝え、堤さんからの言葉で成功させている。まさに恐ろしい子である!
助け続ける事で『映像が貴重である事を思い知らせられ、いつかは拡散できる』からだ。逆に言えば、もう拡散できているので助ける必要はない。
だから彼女は『本来なら電車に残っていれば助かるのに記憶がリセットされているので降りている』と思われる。映画的にも最後は『ようこそ、きさらぎ駅へ』で幕を閉じたかったと思うので良かったと思います!
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冒頭で密着取材で1年もきさらぎ駅から帰ってきた宮崎明日香さんを
取材して結局『お蔵入り』になったと角中さんから告げられる所から物語は始まる
その密着取材の映像を見せられた自分は、まぁ有だな!!
と思ったが90分の上映時間を考えると焦る!内容が薄くなりそうだっと。
おいおい取材が長いぞ!と。
最後の難問とされた扉への道。
前回と違う展開、学校、光の扉への障害。
かなり理不尽に殺されるが死ぬ度に全員が記憶を持ったまま電車内からの
ニューゲーム。どうやら1人が脱出するまで記憶がリセットされず全員が記憶を持って再スタートできるので何度でもやり直す事になる。
その為、協力が必要になる。
難易度が上がった理由は『宮崎明日香』のせいである事は間違いない
なぜなら前回一緒だった人達や葉山凛は『堤さん』による自己保身の為に最終的には『助けられている』からだ。その度、堤さんはつらい経験をして、また記憶を消され何度も自分が救われない選択を選んできたからだ。
『葉山純子の仕掛けた、他の人を救う為の犠牲者として』
『光の扉への道』
高鬼の要領である程度の高さがあれば『襲われない』事に気づく
机の数が足りないからと『他の人が犠牲になって1人をクリアー』させると言う案
いやいや、とりあえず机は2つで十分でしょ。1つ持って前へ、前に乗って後ろの机を前にと繰り返すだけでいいのに誰も思いつかない。この方法なら『1人で可能』である。音を出したら駄目とかないし、なんとかなる!
しかし光の扉に着いても意味ない事がわかる。
最後は電車に乗ったまま『きさらぎ駅』で降りない事で『堤さんは救われた』。
ネット掲示板で噂される隣の駅名が怖い所だったらどうすんねん!
『堤さん第二ステージ』の始まりになる所だったぞ。
『感想』
うーん、まぁ割と見て良かったと思う。
内容としては、なんか薄すぎて結局、光の扉の所を何度も何度も見せられて
時間が消化された感じでした。
多分、2週目の宮崎明日香のせいで、生還に電車に1人取り残されないと、いけいと思うと
難しい。堤さんが行って救うのは無理、難易度が更に上がると思うから現実的じゃない
他の誰かを行かせないとならない。宮崎明日香が自分で気づく可能性もある。
【"自分が経験しない事は信じない、経験するまで。"今作は異世界から現世界に戻してくれた女性を戻す過程を描いたロールプレイングホラーかと思いきや、SNSで誹謗中傷をした人達へのリベンジホラーだった!。】
ー 前作「きさらぎ駅」は、チビッ子の頃に、遠州鉄道沿いに祖父母の家があり、長期休みの度に乗っていたので、懐かしくも楽しく鑑賞したモノである。ー
■序盤、20年間行方不明だった、一人異世界から戻った明日香(本田望結)が外観は20歳のままという事に、あらぬ噂が広まる。
そんな中、明日香は、身を呈して自分を現世界に戻してくれた春奈(恒松裕里)を現世界に戻そうと、再びきさらぎ駅に向かう。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・序盤の”アンチフィクション”と銘打った女性ディレクター(奥名恵)の明日香を扱ったドキュメンタリー番組のシーンが、可なりチープで(ごめんね)、大丈夫かなあと思いながら、観賞続行。
・で、その番組がSNSの誹謗中傷により、放映中止となってからも、前作のシーンがチョイチョイ繰り返されるステップを踏んで、漸くきさらぎ駅へ、春奈たちと到着するのだが、マーだ、基本的にチープなんだなあ。(重ねてごめんね、ごめんね)
・で、光の扉を目指すのだが、デカい目玉(あれは、どう見てもSNSで誹謗中傷する人たちのメタファーだよね。)が出て来て何度も死ぬ、明日香たち。で、”アーそうか、これ、ロールプレイングなんだ!”と思ったら、まさかの展開にはヤラレタナア。
<ラストの、異世界から一人戻った明日香の事をSNSで誹謗中傷していた愚かしき大勢の人たちが、きさらぎ駅にやって来て、化け物に追いかけられる姿を見て、明日香が”ニヤッ”とする表情が、一番のホラーでございました・・。チャンチャン。>
ノーコンテニュー。
存在しない異世界「きさらぎ駅」に取り残されてる堤春奈を助けようと、もう一度きさらぎ駅へ向かう宮崎明日香の話。
きさらぎ駅から生還したものの20年先のの2022年に行ってしまった明日香、…テレビ取材を受けながらも身代わりで助けてくれた堤を助けたいと再びきさらぎ駅へ向かうことになるが…。
生還した者達への取材、明日香のドキュメンタリー番組から始まり、えっ続編じゃないの?って思うものの続編始まるけど、取材、ドキュメンタリーシーンで時間取りすぎじゃない?!
きさらぎ駅へ向かい着けば、“コンテニューの出来ないゲームの様”で死んでは生き返り次はどう攻めるかの繰り返し、ラスボスの大目玉の弱点少し高いところにいれば大丈夫にはクダらね~って感じで(笑)
また続編ありそうな終わり方でしたね!
Re:ゼロ?カラダ探し?
前作は未鑑賞
前半、後半パートと別れていて構成の工夫がされている
但し元ネタを全く知らないのでストーリー的にはちんぷんかんぷん
所謂死に戻りで状況を打破する系なんだろうけど気軽に死を受け入れるのはどうなんだろう?
ゲーム感覚を映像化した作品なので評価は極端になると思う
ラストは痛烈なSNS批判で終わった
前作がアマプラで配信中なので観賞すれば評価が変わるかも
痛快系ホラー
微:ネタバレ
前作に引き続き好きな作品の1つ。
至高の痛快B級ホラーという位置づけ。
以下ネタバレながら。
ゲームの周回プレイだから難易度UPってところがやや腑に落ちない。「ゲーム??」みたいな。
なぜ最初に扉に入ったのにすり抜けたのかを、復讐要素に絡めて、意図的にすり抜けたとか記憶が残ったまま戻ったとか、なんか明確にして欲しかった。
ホラー度は前回よりダウン。
もはや杖オジサンファンいる感じ。
ミミズCGとか肉体が毎回大爆発するのに、たいした爆風の被害も無く、わずかな血液だけ残して肉体が消滅するだけとか、謎の目玉親父乱舞とか。
そのへんがB級といえばB級ながらも、だがそれがいい!という作品。
女3人の激走シーンが激アツ。
異世界は、、、ほんとゲームの中みたいな。
ゲームで難易度上がるなら、車おじさんはヘルメット被ってきて物理耐性極大UPとか、杖おじさんの爆発力UPで爆風で血液ついた人は誘爆とかも見たいのに。
車おじさんは毎回瞬殺。
杖おじさんも逃げ出して逆に弱くなってる。
ラストは毎度最高。
もちろん、、、次回作も出たら確実に映画館で観ます。
主人公のやりたかった事
個人的に前作は良作であったが、今作はネタ要素が強め。その点では前作に劣っていると思う。
ネットの都市伝説の断片的な情報を独自の解釈で落とし込んでいた前作に比べ、元ネタの都市伝説に無いオリジナルの設定を入れてきている点はややマイナス。とは言え、2作目なのである程度は仕方ないか。
前作の主人公を救いたいと言う思いは確かであったが、それ以上に主人公が成し遂げたかったのは世間への復讐なのだろう。
ドキュメンタリー番組内できさらぎ駅へのアクセス方法を断片的に映り込ませ、ネットの「凄い人達」が特定する事を確信していた。自分を特定して誹謗中傷してきたように。
では、前作主人公を救い自分を犠牲にし、プロデューサーに会って自分のことを伝えるように頼んだのも計算の一つなのだろうか?前作主人公を救ったのは打算も込みなのだとすると、主人公の作中での言葉がどこまで本心でどこまで計算だったのかを考えると非常に(良い意味で)モヤモヤする。
本当に他の4人、特に前作からの続投の青年を助けるつもりはあったのだろうか?もしかすると、前作主人公を助けたのはメッセンジャーとして適任だったからと言うだけなのでは?
不思議な事に、鑑賞後時間が経つに連れこのような疑問がどんどん湧いてくる。
ラストに至るまでの過程は前作よりパワーダウンしているが、オチに関しては主人公の黒さを引き出し観客にモヤモヤを抱かせる良い物だったと思う。安易なハッピーエンドや主人公が駅に来た人々を助け続けるような綺麗な終わり方で無かったのはホラーオチとして前作以上だと思う。
『きさらぎ駅』の攻略、その先へ
きさらぎ駅から戻ってきた明日香のドキュメンタリーから始まる今作は、2004年に始まった『きさらぎ駅』の時を現代まで進めてくれたなと感じた。
当時は今と比べて、「嘘かもしれないと思いながらも乗っかる」というノリの良さというか懐の深さがあったように思うが、今は皆「どんな嘘であっても嘘を暴いたやつが正しく強い」というどんな手でも使って人の上に立ちたいという欲が蔓延しているようだ。
異界から帰ってこれてしまった人がその後どんな扱いをされるのか、考えた事が無かっただけに非常に見ていてやるせない気持ちにさせられた。
という所まで明日香の計算の上で撮られたドキュメンタリーなのでした。ってオチはなんか強かで好き。
前作はきさらぎ駅の攻略、今作はきさらぎ駅の乗っ取り、世間への復讐のツールにまで使ってしまうとは。
好きなんだけど、本来のきさらぎ駅が持っていた神秘性というか秘匿性のある魅力は失われてしまった気がして、星をちょっと減らした。
やっぱり映画きさらぎ駅の怪異に宇宙的な物を感じるな。
そこら中を這い回る血管といい巨大目玉といい、非常に肉々しい。
別に化け物の体内だとかは思わないが、何か得体のしれないモノが魂を込めて作った世界には思える。
本当は、今作で皆救い出されると思っていた。
全員じゃなくとも、もっと救いのある物語になるのではないかって。
でも蓋を開けてみればなんだか取り返しのつかない終わりになっているじゃないか。
この監督が撮るきさらぎ駅はどこに向かって行ってしまうのだろう。
ドキュメンタリーで再現されたきさらぎ駅はまんまさぎの宮駅で、本当のきさらぎ駅は八木沢駅っていうのもなんか良い。全然別で行った人しかわからないのよ的な表現に思う。
一度聖地巡礼してみたくはあるが、それって最後にきさらぎ駅のホームに集った短慮な野次馬達と変わらないような気がして醜さに嫌気が差した。
確かに興味もあるけど、敬意も抱いて行くので許してください。
「ターミネーター」のリンダ・ハミルトン並に逞しくなっている本田望結
ラストの“実は仕組みました”はネット社会への皮肉かな。
ただ、あんなにいっぱい残ったら、次回は満員の電車から始まらなければならないじゃん。
リアルRPGな感じだが本質はそこじゃなくて、、、
リアルRPGさながらにゲーム感覚の強い作品へ。
ひとことで言うなら、明日香(本田望結)によるネット民への復讐劇。
この復讐劇観点だと実に見事なラストだと思った。
ほくそ笑む明日香が最高!
明日香は春奈(恒松祐里)を助けに再びきさらぎ駅へ行く体だが
実は春奈を復習に利用しているに過ぎないのではないか。
ただ、現実世界に戻すあたりは信用はしているのだろう。
冒頭のモキュメンタリー的なつくりは
すごく面白かったし、葉山純子(佐藤江梨子)の不気味さも良かった。
新キャラ角中瞳(奥菜恵)がいちばんまともに見えた。
この人は明日香のやりたいことがわかっていたのかも。
きさらぎ駅世界でのRPG的な謎解きミッションクリア系の
くだりは、ちとしつこく感じ若干退屈だったかな。
でも良いオチ。
続きをつくろうと思えばできる。
今作の興行収入次第かな。
私はこの世界観が好き。
続編がつくられたらきっと観る。
そして恒松祐里の眉間に皺がよらない演技が観たい。
誰に対しての自動返信なのかを考えると、仕込みに騙される残念な人になることは避けられると思う
2025.6.14 イオンシネマ久御山
2025年の日本映画(82分、G)
前作『きさらぎ駅』の続編にしてアンサー映画
監督は永江二朗
脚本は宮本武史
タイトルに付随する「Re:」は、メールの自動返信などにタイトルに挿入される記号のこと
物語の舞台は、静岡県浜松市
前作にてきさらぎ駅から生還した宮崎明日香(本田望結)は、「ザ・アンチフィクション・イメージ」というドキュメンタリーに出演していた
角中瞳(奥名恵)がプロデュースする番組で、彼女は数々の賞を受賞するやり手のディレクターだった
明日香はかつて一緒にきさらぎ駅に行った人々と会うものの、誰もが不幸に見舞われていて、彼女自身も誹謗中傷の嵐に晒されていた
彼女が帰ってきたのは20年後の未来で、体感的にはつい少し前という感覚だった
だが、見た目が20年前のまま40歳になっていて、それが奇異な目で見られる原因となっていた
物語は、このドキュメンタリーの映像が終わり、局の判断で放送が見送られる様子が描かれていく
そこで明日香は、せめて自分を助けてくれた春奈(恒松祐里)を助けたいと考え、再びきさらぎ駅に向かうことになった
明日香は同じように電車を乗り継ぎ、きさらぎ駅に向かう列車に乗り込む
そこには、3年前から乗り込んだままの若者・飯田(寺坂頼我)、ホストのハヤト(大川康雅)、喪服を着た鎌田夫婦(柴田明良&中島淳子)がいて、隣の車両にはあの時と同じように春奈が乗っていたのである
映画は、その後前作と同じようにトライ&デスを繰り返し、初心者置き去りのドン引き展開が描かれていく
そして、何度も繰り返していくうちにルールがわかってきた初心者たちと連携をしていくことになる
だが、出口の扉を通ることができても帰ることはできなかった
そこで明日香は、「きさらぎ駅で降りない」という奇策を考えつき、春奈を電車から降ろさないという方法を取って、彼女を助けることに成功するのである
物語のテーマは、ネットなどの誹謗中傷者に対するアンチテーゼで、どれだけ訴えても理解されないから「同じ体験をさせる」というもので、この番組を通じて「アンチに検証させて」きさらぎ駅へと迷い込ませる
明日香の目論見通りに多くのアンチがきさらぎ駅にやってきて、阿鼻叫喚のラストへと繋がっていく
想像力のない人たちのヘイトに対してどうするかという方法が描かれていて、それは劇薬以外にはないという結論に至っている
きさらぎ駅のことを理解できないので行かせることになり、その中で生き残る者は数年後に現実に戻ることになる
その体験者が数千人規模になればアンチの声も封じられていくので、巻き込む以外には方法がないという暴論になっている
だが、これはある種の正論で、他人事としか思えず、自分には降りかからないと思う人ほど声が大きいというのは間違いないと思う
いずれにせよ、オチが秀逸な作品で、前半のドキュメンタリー部分を耐えられればOKだと思う
その後のトライ&デスの既視感と、難易度が上がるところは笑うところで、そう言った予定調和を楽しむ内容になっている
個人的に笑えたのは、ドキュメンタリーの語りが坪内守で、彼は車で乗り付ける公務員風の男を演じているので、メタ的に考えると「きさらぎ駅の住人」が明日香の思惑に便乗しているようにも思える
明日香はアンチに体験させたいし、住人としては多くの人にきてほしいと思っているかもしれないので、そのプロモーションに踊らされている情弱がたくさんいるようにも見えてくる
さらにこの映画が海外で放送されて逆輸入になるのも面白い構造になっていて、外国信仰はそう言った残念な層ほど信じる傾向が強まるので、そのあたりも踏まえた仕掛けになっているのかな、と感じた
続編として
「きさらぎ駅」を前日に慌てて見直しました。
その段階で、それほど期待できる続編ではないかなと思いました。
予想できる範囲で、前作で「きさらぎ駅」に取り残された春奈(恒松祐里)と前作のエンドロール後に「きさらぎ駅」に行ってしまった葉山凛(瀧七海)、この二人による脱出劇か、誰かが「きさらぎ駅」に行ってしまい、向こうで堤や凛に会って・・・・・というどっちにしろ脱出劇にしかならないなぁって思っていました。
公開前に、チラシを手に入れ見て、「これはただの続編ではない」とか書かれていて、主役が前作で「きさらぎ駅」から帰ってきた明日香(本田望結鵜)が主人公となっているのがわかりましたが、やはり脱出劇の様でした。
映画は、明日香のドキュメンタリー番組から始まります。まだ放送前で明日香のチェックを受けている段階の番組。その中で明日香の「きさらぎ駅」での体験や、「きさらぎ駅」から戻ってきた後のバッシングの日々などが描かれていました。
前作のラストで「きさらぎ駅」に行ってしまった凛は、じつは戻ってきていて、葉山純子(佐藤江梨子)によって自宅で隔離・監禁されていました。
明日香は、春奈がまだ「きさらぎ駅」にいることと「きさらぎ駅」から戻ってくる方法を確認して、あらためて「きさらぎ駅」に向かいます。
その辺りまでは、ホラー要素・都市伝説の怖さを盛り上げる感じでしたが、明日香が「きさらぎ駅」に辿りついてからはコメディに思えました。繰り返しによるコメディ要素が強く、
もともと「きさらぎ駅」自体、それほど怖い作品ではなかったと思うのですが、今回は怖さを求めた作品ではない気がしました。特に不条理と向き合うわけでもなく、淡々と繰り返し繰り返し。
前作で見事な蹴りを見せてくれた春奈は、今回は明日香と見事に連携を組み素晴らしいアクションを見せてくれました。それがかっこいいのですが、なんか笑える。これも繰返しの妙というやつでしょう。
ラストになって、単なる脱出劇でないことがわかりました。そういう意味では監督・脚本家などスタッフ陣に騙されました。
そこが一番の評価できるポイントだと思います。
ラストの明日香もいい感じでした。
そこを見ると、ちゃんとしたホラーに仕上がっているのだなぁと思いました。
一番怖いのは?
前作の内容もしっかり分かるようになっているので前作を知らない方でも大丈夫です
前作のラストで異世界(きさらぎ駅)から戻ってきた明日香さんは再び異世界へ
今回は何度死んでも何度でもまた電車の中に戻る(やり直しみたいな感じ)ので観ている方としては怖いのは初めだけです
コメディなのかと思わせつつ物語は終盤へ
現実世界に戻る方法はなんと「きさらぎ駅」で下車しないということに最後に気がついた明日香さんは自分は下車して春奈さんを助けます
春奈さんが戻ったことをきっかけに多くの人が「きさらぎ駅」への行き方を知り人で溢れた「きさらぎ駅」のホームで笑う明日香さんで終わります
(明日香さんが再びきさらぎ駅へ行った理由)
序盤の「人は自分が経験しないと信じない」云々の明日香さんの言葉
誰も自分の異世界での経験を信じてはくれず、現実世界に自分の居場所はない
ならば多くの人に経験してもらおうという明日香さんの陰謀?(自分を貶めた世間への復讐?)
失踪中の春奈さんを救出して現実世界に戻せば結果的にきさらぎ駅への行き方が拡散されて多くの人がやってくるという流れ
(春奈さんを助けたもう一つの理由)
春奈さんはきさらぎ駅の話を経験しなくても信じていたから
いろいろ考えさせられながらもテンポよく楽しめた82分でした
(オマケ)
明日香さんは現実世界に戻るつもりはないのでしょうか?
明日香さんと春奈さんの共闘をもっと見たいとは思いました
2人の容赦ない攻撃が一番怖かったかも
ホラーは見ないですが、
基本ホラーは見ないですが、気になって見ました。気持ち悪いシーンがあるがホラーが苦手な人でも観れると思います。助かる方法は駅で降りないこと。是非見てください。
完全にネタバレしてる中で頑張った方
本田望結さんが子役から有名なのにたいして主役とかのオファーがないのが何故なのかよくわかります
俳優としては致命的にとにかく声質が悪くて聞き苦しい、滑舌も全然良くない
鈴木福と全く一緒だ
観てて不快なんですよね
こりゃあんまり演技の仕事バンバン来ないわけだ
映画としては
新規お断りの前作の完全に続編なのですが
前作がなかなかインパクト重視の内容だったなか
続編ということで完全にネタバレしてる状態で続編
ちょっとレベルは向こうのほうがそもそも高かったけど『カメラを止めるな』の続編のような感覚です
そんな中で前作と同じ部分もあり
また違う動きを見せて
最終的にはなかなか面白いオチ
ということで映画の完成度、主役の演技という点では下の方ですけど
上述した前提のなかでの続編としては頑張った方だとは思います。
前作が嫌いじゃない人は「一応観といてもいいんじゃない?」くらいな印象ですね
特に前作のキャラに劇的に何かが起こるってわけじゃないので
別に観なくても大丈夫
全55件中、41~55件目を表示










