きさらぎ駅 Re:のレビュー・感想・評価
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軽い気持ちのつもりが
きさらぎ駅 re まだ観ていないが、
シリーズ初めの「きさらぎ駅」
日々の生活に疲れていた私は
「軽い気持ちで観る事が出来る映画を」と思い再生ボタンを押した。ところがところが軽い気持ちがなんてこった。なんだこの強烈な印象は。
ホラー好きとかオカルト好きとかそんな事で無く、映画として兎に角、兎に角!強烈なのだ。
子供の頃観たテリーギリアムの映画を大人になっても忘れられないように、この映画も脳裏に焼き付く見応え抜群の映画だった。
因みに脳裏に焼き付いたテリーギリアムの映画とは
「バンデットQ」の事である。
続編、是非とも観たい。
帰ってきたきさらぎ駅
テンポが良かった
前作も映画館で見て、中々面白かったので今回も見に行きました。前作ほどのインパクトはなかったですが、気軽に楽しめました。女の子2人がめちゃくちゃ強くてかっこよく、クスッと笑ってしまいました。
単なる続編と思いきや
前作も劇場で観ました。
都市伝説を面白く脚色してあったので、続編公開と聞いて否応なくまた劇場へ行きました。
相変わらずテンポがいいです。
90分足らずの上映時間でしたが、それ以上の長さに感じられました!これはシーンごとに長短の絶妙なメリハリを利かせているからか?
宮崎明日香の願い通り、堤春奈を「きさらぎ駅」の異世界から現実世界に戻すだけの物語かと思ってました。
そう、最終盤までは。
なんと、宮崎が取材を受けていたテレビディレクターの角中が、戻ってきた堤の願いを受けて宮崎明日香の密着ドキュメンタリーを放送したことを契機に、我先に「きさらぎ駅」に行く人々が現れる事態が勃発。
まさかほんとに行けると思っていなかった野次馬根性丸出しの人たちが、異世界のホームに降り立って拍手喝采…。
しかし宮崎は別の意味で微笑んでいて…。
ここで、本編冒頭の取材映像が利いてくる。自分だけ時が止まったまま現実に戻ってしまった宮崎。彼女の言うことを出まかせとせせら笑うネット上の大衆。そんな不特定多数の人々に、「体験しないと信じてくれない」と不満を募らせる宮崎。
壮大な彼女の復讐でもあったんですね。もちろん、堤を助けたいという想いに嘘はなかったと思いますけど。
00年代初頭にこの都市伝説がネット上に出現した時は、掲示板の存在を知る人が限られただけにまだ温かみのある好奇な目で迎えられた(と思われる)。
でも誰でも虚実どちらでも書き込んだり見たりすることができる20年後のこの時代では、すぐに相手を貶めようとする人間がいるため無用に攻撃される(こともある)。
情報技術が発達して、醜悪な本性をいとも簡単に晒してしまう人間の愚かしさや今の社会を皮肉ったラストシーンに映りました。
この監督さん、面白いですね。
次回作があればまた観てみたいです!
気になるのは、2つ。
現実世界に戻った堤は、どう暮らしていったのか?
興味本位で異世界に行こうとする人々を見て何を思うのか?また「きさらぎ駅」に行くのか?
普通の生活をしてほしいなぁ…と願ってます。
そして、あれだけ人間が押し寄せたらどれだけの人が出口の扉まで辿り着けるのか?
辿り着けなかった人が死んで亡者になるとしたら、それこそ出口までの道のりがゾンビ映画みたいになるのでは…笑
それを見る宮崎明日香はどんな表情なのか?
想像すると面白いですね!
パワーアップしたかな?
1作目はあまりひねりは無くストレートに進んで最後にちょっと変化球で落としたみたい感じだったけど、2作目は所々ひねりながら楽しませて、最後にも落とそうとしたら落ち切らなかったみたいな感じ?
Game Overからやり直しみたいな感じで、雰囲気が変わっちゃったところが好きです。
ただ大スクリーンで見る意味はあんまり無いかな?
セルフパロディ+放送禁止
短いながらも良作品でした‼️
この週は観たい作品が同時公開だから迷いましたがこちらから鑑賞しましたー‼️。
直前に前作を携帯で時間ギリギリまでなんとか間に合い鑑賞してからReへ…。
作品ないでは時間が前回からたっているし、実際の撮影も前回から間を空けてるのに、時間を感じさせない美しさなど映像に違和感無く観れました。
前回助かった宮崎明日香、助けてもらった堤春奈を助けに行く事でまたきさらぎ駅へ、その前に密着取材受けてたりしてるが、再び向かう事に…。
あれから明日香以外に助かった人もいるみたいだがメンツは変わっても序盤の流れば前作と同じ、駅に血管、線路で血管、爺さん、車の人と出てきて、そこからは変わる感じかな。
明日香が20年時が止まってたって同窓会とか出てるけど、20年行方不明で時が止まってるなんて信じるのか❓、見つかってふけてないねーぐらいですまされるのだろうか❓(笑)。
ラスボスも攻略は繰り返しできるから少しコメディか💧って雰囲気だったけどまーこれぐらい仕方ないか(笑)
裏のあるラストも良かったです、すべてはこのため😈(笑)、ちょうど良い怖さも含め良いですな。
ホラーではなくギャグ寄り、考察が捗るストーリーでした。
前作も面白いには面白かったけど、何か足りなかった、というような感じでした。
今作はもう、ホラーと言うよりはコメディな感じが強かったです。
序盤は最早きさらぎ駅脱出RTAだったしw
特に後半部分がやばくて。
全員生還した状態のまま、3度目の運転で感覚をつかむ無免許の明日香。
そしてその後の出てくる姿が最早ヒーローの登場シーンで爆笑w
その前のシーンでは、高速で追いかけてくるお爺さんに対し、お爺さんのセリフである「危ないから線路の上歩いちゃだめだよー」を全員で言ってから、逆に追いかけるという始末w
……これ最早「きさらぎ駅」楽しんでるだろ、と見ながら内心思ってたんですが、最後の最後で難関が立ちはだかることになって、大輔が取り乱し、今作の新キャラである喪服の男性、鎌田にメンケアされてたりしたのは笑いましたww
何回も死にすぎて、一致団結してるのもほんとに笑えるww
絆深まりすぎだろ、お前らw
最初、みんな初対面のはずだったのになぁ……なんて思いつつ、ここまで仲良くなれたのもなんやかんや言って「きさらぎ駅」のおかげなんだろうなぁと。
けど、そんな「きさらぎ駅」も、1人生還者が出てしまうと記憶が消えてしまうわけであって、理不尽だなぁとも思いました。
前作にはなかった「記憶のリセットがされない」という仕様は、面白かったですね。
「カラダ探し」とか、海外映画ですが「ハッピー・デス・デイ」を思い出しました。
「実際あったら、きさらぎ駅へ行ってみたい」とか昔、思ってたことありましたけど、あれを見る限りそうは思えなくなってきたなぁ……と。
前作のパンフレットに本田望結さんが言ってましたもんね。
「遠州電鉄を使う際は『きさらぎ駅がない』とは誰も立証できないから、気をつけて」と。
でも、意外でした。
最後の最後で、駅に降りなければもとに戻れる、というのは。
きさらぎ駅って、2つ説があって。
1つ目は、この映画の通りなのですが。
2つ目は『きさらぎ駅へ隣接する駅が4つほどあり、次の駅に進めば進むほど、死に近づく』というものなんです。
2つの説を織り交ぜて作るんじゃないかとも思ってたんですが、そこがいい意味で裏切られましたね。
そして最後ですよ……。
明日香が全てを仕組んでいたって知った時は鳥肌モンでしたね。
けど、あのアカウントは誰だったんでしょう?
明日香だとしたら、きさらぎ駅は電波が届いていた、またはTwitterだけ使えた、ということなのでしょうか?
どちらにせよ、社会現象を巻き起こし、世間に復讐を果たせた明日香は、今後どうなるんでしょうね?
インタビューに『第3弾が出るかも』と本田望結さんは語っているので、次作に期待したいです。
「ようこそ、きさらぎ駅へ」
この言葉、言ってみたいなぁ……w
正統続編とは、まさにこの事かと感じた🚃
出だしの劇中番組はまあ普通ですが、現実で疎外感にまみれた主人公を再び異界へ向かわせる動機としては十分でした。前作のサトエリ回(打撃プレイ)、恒松回(回避プレイ)に続く本田回(協力プレイ)で、一度クリアした方がペラペラ喋るのはご遠慮願いますという、リアル脱出ゲーム運営あるあるがあって笑えました。前作はラストの恒松さんの豹変が良かったですが、今回の本田さんも全員で助かると言いながら、最後に二面性を発揮して期待に応えてくれました。途中はまあ普通ですが、ラストで一気に畳み掛ける同監督の「リゾートバイト」(2023)の手法再びという感じで、楽しめました。ラストの展開と騒がしさは伊藤潤二的に感じました。ループを繰り返していたら20年過ぎたり、恒松さんが前回のサトエリのみならず本田さんにも利用されて、鑑賞後もジワジワ来ます。普通のストーリーでは終わらない、永江監督の次回作も楽しみにしています。脚本の宮本武史さん、俺達のイオンエンターテイメント・ホラー部門さんも最高です💀
前作のノリに忠実
ほぼ同じRTA
異世界のタイムループ
都市伝説を映画化したきさらぎ駅の続編で前作を振り返りながら展開されていくゾンビ物ホラー。異世界に迷いこみながら生還した主人公が命の恩人を救出にいくストーリー。何度もタイムループする展開はツッコミどころ満載ですが深く考えずに楽しむ作品でしょうか。
2025-92
She has returned to Kisaragi Station for a certain purpose.
本田ちゃんかわいいな〜
ツッコミどころが目立ったかな
本作は、前作『きさらぎ駅』に続くシリーズ第2作目にあたります。残念ながら前作はスクリーンで観ることができなかったため、本作の鑑賞前日に配信で視聴し、準備を整えた上で臨みました。そのおかげで、両作品の比較を明確に行うことができました。
前作では、恒松祐里演じる堤春奈が主人公でしたが、本作では本田望結演じる宮崎明日香が主役を務めています。もっとも、両者とも本作に出演しており、ストーリーは、異世界から帰還した明日香が、自らを救ってくれた春奈を助けるために、再び遠州鉄道に乗って「きさらぎ駅」を目指すという筋立てになっています。この物語構造自体には特に問題はなく、自然な展開だったと思います。
しかしながら、前作と比較すると、本作には気になる点、いわゆる「ツッコミどころ」が目立ち、個人的にはやや評価が分かれる内容でした。
第一の疑問点は、異世界からの生還者として有名人となった明日香がテレビ番組の取材を受け、テレビクルーと共に佐藤江梨子演じる葉山純子の自宅を訪れる場面です。そこで異変を感じた明日香たちは、純子が外出した隙を突いて自宅に不法侵入しますが、これはまったく受け入れ難い展開でした。フィクションとはいえ、現実世界を描いた場面でテレビクルーが堂々と不法行為に及ぶのは無理があります。仮に「人命救助のための緊急避難だ」とする意見があるとしても、まずは警察に通報するのが筋でしょう。この時点で作品世界との距離を感じてしまいました。
第二の疑問点は、異世界から現実へ戻るための最後の難関である「目玉の怪物」と対峙する場面です。怪物は地面に足がついていなければ襲ってこないということが判明し、登場人物たちは校庭に机や椅子を並べてその上を渡る作戦を取ります。ここまではよかったのですが、出口までの距離に対して机や椅子の数が足りずに行き詰まります。しかし、渡り終えた机や椅子を後ろから順に前に運んでいけば、問題なく通れるはずです。それをなぜしなかったのか、理解に苦しみましたし、正直、苛立ちを覚えました。
このように、納得のいかない点が2つありましたが、前作同様、俳優陣、とくに女優陣の演技は見応えがありました。前作では準主役だった本田望結が本作で主役を務め、安定感のある演技を見せてくれましたし、佐藤江梨子の怪演はホラーチック満点で、2作品を通じて最も不気味で印象に残るものでした。また、奥菜恵さんの久々の登場も嬉しいサプライズでした。
そんな訳で、本作の評価は★3.2とします。
異世界は本当にあるのか?
ガタゴト
都市伝説「きさらぎ駅」の映画のまさかの続編でどういったアプローチで攻めてくるんだろうと思いましたが予測不能な方向性で来たので、また違う感じで楽しむことができました。
前作できさらぎ駅の世界から戻って来れた宮崎明日香が戻ってきた現実世界でドキュメンタリーを撮られており、ガッツリ誹謗中傷を受けているといった感じで、そんな中できさらぎ駅の世界に取り残された堤春奈を助けに行くために再びきさらぎ駅に向かうといった感じのストーリーで肝が座ってるわ〜と舌を巻きながら観進めていきました。
前作とはループが変わったので登場人物も変わっていますが、春奈を助けるためのターンなので2人でガンガン前作に出てきたトラップ(高速爆発おじさん、車誘導おじさん)をタスクのようにポンポンクリアしていくのが面白かったです。
ここで判明したのが春奈は前作で明日香を助けたわけではなく、残った人の方が元の世界に戻れるというのを信じた上での行動だったわけで、前作での聖人ムーブが一気に崩れ去るのは面白かったですし、1ターン目でも明日香を置き去りにしたりと片鱗が見えるのも良い味を出していました。
2ターン目以降は他の乗客たちと協力しながら進んでいく中で、トラップに引っかかりつつも光の扉を見つけたかと思ったら今作のボスの巨大目玉が現れるというゲーム的展開がより強くなったものになっていました。
目玉の殺傷能力はえげつなく、ドッスンのように潰したかと思いきや、飲み込んだり、轢きずり殺したりとやりたい放題でカオスでした。
対策方法がある程度の高さがあればなんとかなるという高鬼方式でやり過ごしつつも、光の扉がフェイクだったりとで詰んだりしていて大変そうでした。
このパートが今作の大半を占めるのでちょっとダレちゃった感はありました。
きさらぎ駅の攻略方法がそのまま乗っていけば元に戻れるというのも安直かなとは思ってしまいました。
個人的には逆走したら違うキャラクターがいて…みたいなのを期待していました笑
ラストシーンは秀逸で、誰もきさらぎ駅を信じてくれない、せや!行く方法晒して大量にきさらぎ駅に連れ込んだろ!というハイパワープレイを見せてくれて大興奮しました。
ホイホイ釣られたおバカさんたちがまんまときさらぎ駅にやってきて、謎の怪物に追われながら逃げ惑い、それを明日香がしてやったり顔でこちらを見つめて終わるというSNSに踊らさせる人々へのグーパンチも相まって笑いながら終わっていきました。
誹謗中傷したんなら異世界に引き摺り込んでやるよと言わんばかりの男勝りなスタイル、大好物です。
前作とは異なる魅せ方でやってくれて満足できた続編でした。
3作目あるとしたら怪物たちとのサバイバルゲームかな?永江監督には引き続き色んな都市伝説を映画化してほしいな〜と思いました。
鑑賞日 6/13
鑑賞時間 18:00〜19:25
全72件中、1~20件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。