「それでも人生は続いていくのだ」ロザリー たまみさんの映画レビュー(感想・評価)
それでも人生は続いていくのだ
人には元来「誰かの役に立ちたい」という願望があるらしい。人のためになることがおのれの「存在価値」を見出す術なのかもしれない。
良心も野次馬根性も持ち合わせているのが人間。憎らしい相手でも同じ村で生きていくしかなければやがては認め合う。
家族になれば時に諍いもあるけれど、朝が来ればそれぞれの役割りをこなす日々が始まる。
ラストシーンは、終わりではなくて次の始まりのキズナを結ぶ場面。
久しぶりにフランス映画らしいフランス映画を見た気がするけど、私自身の経験値が上がったせいか物の見方が変化したことを確信できる作品だった。
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