「いい子ちゃんが作った... いい子ちゃん向けのフィルムってか_?」FEMME フェム Paula Smithyさんの映画レビュー(感想・評価)
いい子ちゃんが作った... いい子ちゃん向けのフィルムってか_?
本作は多く視聴者や評論家とされるい人からかなり高い支持を受けている。そのことは...
国際映画祭でスタンディングオベーションから... だから稚拙なあたしは盲目的に「素晴らしい映画なんだ」と信じてしまい見ようとする。でも映画の悪質な宣伝文句の誘導でも一端を見れば映画の良し悪しは直ぐに分かってしまう。
本作が仮に、コケージョンがドラァグクイーンで"Black" がチンパンジーのようにマウティングをとれば、拍手の時にジャラジャラとなる高価なジュエリーは鳴りやみ、明日のご飯の心配のない人たちは予約した高級レストランに映画なんてそっちのけでいそいそと向かうに違いがない。
だから国際的映画祭に出席できる高貴な人向けの安っぽいくて何十年も使い古された性差別をしたいのに隠しているヘテロセクシュアル用エクスプロイテーション・フィルムでしか、あたしの眼には映らない。
映画の性別的なステレオタイプの限界を見せつけるだけで、それによって何時の頃からか分からないほど繰り返される薄っぺらな "rom com" であって、それを倫理や道徳を今でも表向きは装い、大切にしまい込んでいる人達の陰口...
「動〇以下の "LGBT" には、これぐらいなら奴らの交〇も見れたし、ガス抜きにはうってつけだな!」
So they say you should always lead with a joke. So I'm just gonna
jump right in with a story about my gay basher. No,no, no, don't
panic, don't panic. It all ends with us making a very steamy sex
tape together. Now, I know, I know, I know we've all seen that
porn before, but trust me, this guy's a very special performer.
映画のセリフの中でジュールズが "gay-basher" なんて嫌悪の塊の言葉を使うところが、この映画の嫌な一面なのかもしれない。ところで...?
今では一応、「ジェンダーの偏見も、性的指向の偏見も許されない。」... しかしながら、映画のロケ場所となったイギリスでは、彼らが北部と南部の英語のアクセントをどう評価しているかを見れば、明示的および暗黙的に、つまり無意識的な偏見があるところから...「アクセントを否定することはまだ許されている。」... つまり
前にも言ったように表向きには、世間の流れでは性差別は公には口に出せないだけで、その根本では何ら変わらないことが言えていて、こんなくだらなさのシンボライズされたフィルムだからこそ、曖昧さがある今のステイタスの "LGBT" だからこそもてはやされている。
こんな映画に
もう少し、彼女たちドラッグクイーンをショウビジネスとして美しく描けなかったのかとか? これでは彼らがが全部が全部、ホモセクシュアルと勘違いをされてしまう。コリン・ウイルソン曰く、transvestism(※やや差別的とされている)から "cross-dressing" へと変われど彼らを必ずしも性的倒錯者と決めつけることは出来やしない。
製作者が表だけ "LGBT" を装い、人のいないところや陰では彼らをあざ笑い、動物になぞらえた性暴力の映画と思える。
南の島に住んでいた頃、法律的な事については相談できる女性はいたけど... 孤立していたあたしは、精神的に行き詰った時の相談相手がいなかった。でも幸いにして、ある男性が親身になって話に付き合ってくれたのを今でも思い出す。
その人は... 気持ちの優しい、いい人でした。だから、本作のプレストンは最後まで横暴で利己的にしか見えない。
THIS ONE'S THE REAL DEAL
Px
上記の言葉は大ラスに出てくる... この事で涙を誘うらしい
でもあたしにとっては...
ゼンゼン!