劇場公開日 2025年5月16日

ノスフェラトゥのレビュー・感想・評価

全76件中、41~60件目を表示

4.0とにかく映像美の作品です

2025年5月21日
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鑑賞方法:映画館

美しい映画です。TVサイズよりもスクリーンで見るのが良い。

古典的な映像美、ゆったりとした`間`と伝統的な音楽でじわじわとくる恐怖感を演出。
前半は無駄な説明セリフが少なく、陰影と役者の呼吸音で観客を引き込む。
レトロな時代感をしっかり表現するための美術、衣装。美しいです。

後半フランツ教授役ウィレムデフォーが出てくると有名な個性派だけに現代感が出てきてしまう。芝居は上手いけど。

後半は明るい場面と暗黒場面のコントラストが面白い。

ストーリーはシンプルなので、展開の早い現代的なものに慣れていると若干重たく感じるかも。好みが分かれるところですね。

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ちゃー

2.5法令遵守な吸血鬼

2025年5月21日
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鑑賞方法:映画館

エガース監督は前作もビジュアル重視でしたが、今回も衣装、メイク、美術装置、撮影は一級品でした。ただ、ストーリーや語り口が伴いません。ベタで冗長な展開で盛り上がりに欠けました。
ムルナウやヘルツォークを真似る必要はないのですが、ビジュアルのおどろおどろしさをもう少しストーリーにも反映して欲しかったです。

エレン夫妻がフリードリヒ邸から退去するくだり。「彼は病気なのよ、それでも出て行けと」「今まで献身的に世話してきたじゃないか、あまりに無礼だろ」。これって、現代のアメリカ社会にはびこる(アメリカに限らず全世界かも知れませんが)、リベラル層の分断や移民問題を暗に示しているのでしょうか。結局エレンは最後わが身を犠牲にし、一方フリードリヒ一家も悲惨な憂き目にあってしまいます。

オルロック伯爵は、あれだけ血を吸って人を殺める一方で、契約書にはえらいこだわる。規律意識が高いのはドイツ人気質なのかな(トランシルバニアだからルーマニア人か)。

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sugar bread

3.5ドイツなのに・・・

2025年5月21日
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鑑賞方法:映画館

エクソシストっぽい予告に惹かれて鑑賞
雰囲気を煽る為なら何でもアリなんでしょう
ジブシーの存在、習慣は謎過ぎるなぁ
ケロッと治っちゃう奥さんはアレが素なのか
ラストのリアクションはソレでいいの?引っぺがすのが先じゃね?

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みのまる

4.0劇場で観てこそ没入できる

2025年5月21日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

ドキドキ

ドラキュラといえば性欲のメタファーで、それを分かる人には分かる絶妙さで描くのが80年代以降のバンパイア映画だった。

しかし本作は実にストレート。「悪鬼の狙いは少女との性交」「少女は抗いながらも、密かにそれを求める」と真正面から描いている。要するに、大人のバンパイア映画。

本作のノスフェラトゥは過去の伯爵達と異なり、スタイリッシュでも美男子でもない。男性の醜さと荒々しさを凝縮したような外見で、しかし放つ言葉には凄みがあり、どこかカリスマ的である。

美しいのは人間側で、なんと言ってもニコラス・ホルトにアーロン・テイラー・ジョンソン。「Xメン」のヒーロー2人が醜い悪に追い詰められるのも現代的だ。

しかし、どうしてこうキリスト教の悪魔というのは圧倒的なのだろう。存在するだけであらゆる厄災をもたらし、銃火器では倒せない。本作のノスフェラトゥも「こんなやつにどうやって勝つんだ」と思わせてくれる。

中盤までは正直、冗長さを感じる部分もある。
しかし終盤、最終決戦に挑む盛り上がりは半端ない。主人公の少女は憑依されて周囲を振り回すが、彼女は自らの劣情に自覚的だった。そこが本作の秀逸なところだったと思う。

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パンダ

3.0ホラー映画史に燦然と輝く大傑作をロバート・エガース監督が全身全霊を込めて2度目のリメイク

2025年5月20日
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鑑賞方法:映画館

オリジナルのF.W.ムルナウ監督『吸血鬼ノスフェラトゥ』(1922)に幼少の頃から惚れ込んだ監督が満を持して取り組んだだけあって、素晴らしい格調の高さと風格を備えた秀作だと思います

さすが今年の第97回アカデミー賞の美術や衣装デザイン部門など4部門でオスカーノミネーションを受けただけあって納得の映像美、隅々までこだわりを感じる画力が素晴らしく見ごたえがありました

が、元々本作のオリジナル版は ブラム・ストーカー氏の名著『ドラキュラ』(1897)をムルナウ監督が無断で映像化し著作権侵害で訴えられた曰く付きの作品、なので大筋は『ドラキュラ』と同じとのことですが、それを大昔の学生時代に読んだっきりなので記憶になく、よって本作もストーリーが分かりづらく入り込めず、やや冗長で退屈に感じる事もありました

キャスティングも実力派で有名どころが揃っているので見ごたえがありましたが、リリー=ローズ・デップさんのルックが個人的にはとても気持ち悪くて、特に魔物が憑依した様になる役には完璧にフィットしていて益々不気味だった
その憑依したりするくだりを観ていて『エクソシスト』(1973)を思い出したりもしました、あれって元ネタなのかな?

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Jett

3.5豪華キャストと美術&衣装で蘇ったゴシック・ホラーの古典的名作

2025年5月20日
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鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

【イントロダクション】
ブラム・ストーカー原作の怪奇小説『吸血鬼ドラキュラ』を非公式に映画化した、F・W・ムルナウ監督による1922年の『吸血鬼ノスフェラトゥ』のリメイク。
ノスフェラトゥことオルロック伯爵を『IT/イット “それ”が見えたら、終わり』(2017)のビル・スカルスガルドが演じる。その他キャストに、ニコラス・ホルト、リリー=ローズ・デップ、アーロン・テイラー=ジョンソン、ウィレム・デフォー。
監督・脚本は『ウィッチ』(2015)、『ライトハウス』(2019)のロバート・エガース。

【ストーリー】
ある夜、エレンという1人の少女が天使や精霊へと祈りを捧げていた。しかし、彼女の祈りに応えたのは、邪悪な悪魔の眷属である吸血鬼ノスフェラトゥであった。少女はノスフェラトゥの邪悪な力に抗えず、彼と契約を交わしてしまうのだった。

1838年、北ドイツの港町ヴィスボルグ。エレン(リリー=ローズ・デップ)は成長し、不動産屋に務める夫・トーマス(ニコラス・ホルト)と幸せな新婚生活を送っていた。トーマスに出会うまで度々襲われていた悪夢、鬱病にも似た症状は鳴りを顰め、新しい生活は順風満帆かに思われた。
トーマスは勤務している不動産屋の主人であるノック(サイモン・マクバーニー)から、ドイツへの移住を希望するトランシルヴァニアにある古城の貴族・オルロック伯爵へ契約書を渡しに行くよう命じられる。ノックはオルロックの忠実な部下であり、彼がドイツへやって来る手筈を整えていたのだ。

トーマスは旅を不安視するエレンを親友であるフリードリヒ(アーロン・テイラー=ジョンソン)とアンナ(エマ・コリン)夫妻の元へ預け、単身で伯爵への城へと向かう。長旅の道中、宿を求めて立ち寄ったジプシーの集落で、トーマスは「あの城へ行ってはならない」という不吉な忠告を受ける。夜、トーマスが目を覚ますと人々が処女を生贄に捧げに森へと赴き、墓場に埋葬された遺体に杭を刺すという夢か現実か分からない奇妙な出来事に遭遇する。

翌朝、目を覚ましたトーマスが外に出ると、集落はもぬけの殻となり、乗ってきた馬も居なくなってしまった。トーマスは疲労困憊となりながらも徒歩で野を越え山を越え、夜の森でオルロックが寄越した馬車に乗り、何とか古城へと辿り着いた。オルロック伯爵(ビル・スカルスガルド)はトーマスを迎え入れ、彼が到着するや否や深夜にも関わらず契約の手続きを進める。オルロックや城の様子に唯ならぬ雰囲気を感じながらも、トーマスは契約書にサインしてしまう。

トーマスが目を覚ますと、城には誰も居らず、首元には奇妙が噛み傷が残されていた。城の地下室へと辿り着いたトーマスは、荘厳な作りの石製の棺を発見する。棺を開けると、腐りはじめつつも殆ど人の形を留めたままのオルロックの遺体を目にする。集落での出来事を思い出し、トーマスは遺体に斧を突き立てようとするが、目覚めたオルロックに阻まれてしまう。

トーマスは崖から転落するも運良く川に流され、修道女に発見されて手当てを受ける。まだ十分に回復していないにも拘らず、トーマスはエレンの身にオルロックの魔手が伸びている事を察知し、ヴィスボルグへの帰還を急ぐ。

ドイツへ向かう帆船の貨物室にはオルロックの棺が積み込まれており、船内ではペストが蔓延し、乗組員が次々と命を落としていた。オルロックは疫病と共にドイツを目指し、エレンと交わろうとしていたのだ。

【感想】
20世紀を代表する古典的ホラーの名作を、現代技術と豪華キャスト陣で甦らせた非常に贅沢な作りのゴシック・ホラー。影の表現が秀逸だったムルナウ版を踏襲して、本作でも影による恐怖演出が随所に盛り込まれている。また、暗い画面の中で人物の顔の半分や小物の僅かなディテールが浮かび上がって画面を構成しているという、“黒”を効果的に用いた画作りもシックでオシャレ。

作中でも“吸血鬼”を指し示す呼び名は、彼の本名である“オルロック”の他に、“ノスフェラトゥ(ルーマニア語に由来するとされているが、諸説あり)”、“ヴァンパイア”と様々であるが、「悪魔の眷属であり、生き血を吸う怪物」という設定は、ムルナウ版含め多くの吸血鬼作品と共通している基本設定である。
また、吸血鬼は「家主、または住人から招き入れてもらわなければ(本作ではエレナが夜に窓を開ける)家に入れない」という設定、「朝日を浴びると死ぬ」という弱点、その為「朝には自身が埋葬された土(棺)に戻らなければならない」という吸血鬼作品によっては適応されない場合のある、しかし王道な設定も数々取り入れられている。
反面、十字架やにんにく、白木(ホワイトアッシュ)の杭、銀の弾丸(これは狼男の退治にも用いられる)といった吸血鬼退治の有効物質が本作のノスフェラトゥに対して有効かは定かではない。

ノスフェラトゥ役のビル・スカルスガルドの特殊メイクが素晴らしく、作品を鑑賞しただけではエンドクレジットを確認するまで彼と分からないほど。役作りの為に減量もしたそうで、強大で邪悪ながら細身の大男という不気味な出立ちは見る者を圧倒する。

そんなノスフェラトゥへの対抗策を知る、ウィレム・デフォー演じるフランツ教授もまた魅力的だった。錬金術や神秘主義といったオカルトに精通するがあまり、学会の異端児として追放された哲学者ながら、その特異性がエレンとオルロックの繋がりを見破り、クライマックスの対処法に至るまで様々な活躍を見せてくれる。

また、フリードリヒ役のアーロン・テイラー=ジョンソンも輝きを放っており、オカルトを否定する現実主義者としてトーマスやエレンと衝突しつつ、妻と2人の娘をノスフェラトゥに奪われるという悲劇性も見事に演じてみせた。

忘れてはならない影の主役が、ペストを蔓延させるネズミである。実際に5000匹ものネズミを用いて撮影されたという、ドイツ社会の崩壊していく様子は素晴らしい出来だった。

物語自体は基本的にムルナウ版に忠実に、ディテールを細かく描ける部分は要素を付け加えと、新しさより名作を如何に現代に甦らせるかに注力している。その為、物語としての新鮮味は薄く、またエレンの祈りが意図せずノスフェラトゥを復活させ、エレンの犠牲によって世界が救われるという本作ならではの構図は、エレンとノスフェラトゥの繋がりを強化して物語に組み込ませた手腕を理解した上でも、若干の「尻拭い感」を感じさせる。
元々が100年以上も前の作品の為、現代でそれを忠実に再び描くとどうしても無理が生じてきてしまうのだろうが、宗教的な側面やノスフェラトゥを巡る様々な設定含め、もう少し現代的なアップロードを試みても良かったのではないかと感じる。
私はロバート・エガース監督作品は初鑑賞だったのだが、どうもファンによると偉大な作品のリメイクというプレッシャーからか、監督の作家性は十分には発揮されていなかった様子で、そうしたプレッシャー抜きに自由に作家性を発揮していたらどんな作品になったのか気になるところ。

また、ホラー作品だから仕方ないが、ジャンプスケアに頼った演出は、荘厳なゴシック・ホラーには少々似つかわしくないようにも感じられた。

【総評】
古典的名作ホラーを、豪華なキャストと拘りを持って再現された19世紀ドイツの美術や衣装で荘厳な雰囲気ある一流のゴシック・ホラーとして甦らせた手腕に拍手。

物語的な新鮮味には乏しいが、アカデミー賞でも撮影賞、美術賞、衣装デザイン賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞にノミネート(いずれも受賞は逃したが)された本作は、劇場で味わってこそだろう。日本では上映館数が非常に少ないのは勿体ない。

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緋里阿 純

4.0ゴシックホラーの力作

2025年5月20日
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いまさら「吸血鬼ドラキュラ」か、とも思ったが、これが、ゴシックホラーの力作だった。
このストーリーの一部だけで一本の映画になっているものが過去に多数あるくらいで、全体となるとどうしても端折った部分が多くなるし、エンタメ的な盛り上げもないので、一般受けはしないだろう。
しかし、当時の雰囲気を忠実に再現し、闇を効果的に使った画面が素晴らしく、撮影賞、美術賞などで、アカデミー賞候補になったのも頷ける。リリー・ローズ・デップほかの出演者も力演。
見終わって、みっちり、疲れた。

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ファランドル

3.0残念。映像美はまあまあ

2025年5月20日
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ストーリーがあんまりにもストレート。
昔のお化け映画のようで飽きてくる。
主人公が悪夢ばかり見てるのでどれが現在なのかだんだんわからなくなるしどうでも良くなってくるし。

いつも巻き込まれて酷い目に遭う印象のニコラスホルトと、なんかいつもマッドサイエンティストのウィレム・デフォー。あてがきかな?

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ユウコ

3.5死んでもヤリたいアニマル吸血鬼によるNTR大作戦!(笑) 「美女と野獣」の行く末やいかに?

2025年5月20日
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じゃい

3.0素晴らしい世界観なのに凡庸

2025年5月20日
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ビジュアルや世界観の完成度はかなり高く、面白くないはずがないと思えるのに単調で残念な出来になっている。
展開が散漫で盛り上がらず、役者たちも熱演なのに表面的で感情移入出来ない。
ホラーなるもの、その内包されたものに恐れおののきたいのに、様式美で感じ取る造りになっていて私の好みではなかった。

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ケージ

3.0取捨選択せずに撮りたいものを撮ったという感じだが、やっぱりちょっと長いよねえ

2025年5月20日
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単純

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Dr.Hawk

4.0愛の犠牲が悪を滅ぼす

2025年5月19日
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悲しい

怖い

興奮

『F・W・ムルナウ』の〔吸血鬼ノスフェラトゥ(1922年)〕のリメイク。

同作には『ヴェルナー・ヘルツォーク』による1979年のリメイク版があり、
自分はこれを「東京ドイツ文化センター」で1983年に観ている。

「ヴェルナー・ヘルツォーク回顧展」だが、
主演の『クラウス・キンスキー』のあまりのはまり役に加え、
ヒロインは撮影当時24歳の『イザベル・アジャーニ』。
息を飲むほどの美しさを観たい故だろう、
同イベントでは、他作品よりも真っ先にチケットが売り切れていた記憶。

直近の
やたら血しぶきが飛び散る{スプラッター}や
ありえない場所からモンスターや殺人鬼が出て来る
鬼面人を驚かす{ホラー}とは
かなり毛色の異なる{ゴシックホラー}。

原典のストーリーや雰囲気を忠実になぞることで、
懐かしくも恐ろしい気配に満ちた一本に仕上げている。

とりわけ影を使った演出が秀逸。

カーテンに「ノスフェラトゥ」の影は映っても、
風で翻った場所に実体はいない。

精神的にちりちりとした恐怖に
身が縮む感覚。

とは言え、そもそもの設定に新しさが無いことへの不満はある。
合理的な考え方で神秘を認めようとしない
『フリードリヒ(アーロン・テイラー=ジョンソン)』の存在くらいか。

〔ドラキュラ(1979年)〕での伯爵は、
陽が当たらない場所なら昼間でも平気で行動し、
信心を持たぬ者が持つ十字架など、
反対に燃やしてしまう強靭さが新機軸。

どうやって対峙するのだろうとの期待が
今までにないサスペンスを生んだ。

翻って本作での魔物は
オールドスタイルの「ノスフェラトゥ」。
退治の方法は分かり易い。

なので、カテゴリーらしい、
美醜やロマンスと怪奇をどのように盛り込むかがミソ。

チェコでロケされたと聞く、寒々しく陰鬱な景色。
1800年代半ばのドイツの街の猥雑な喧噪。
伯爵が住む、荘厳ではあるものの
廃墟のような城の佇まい。

モノクロに近い色味ながら
何れも美しい。

聖女の献身を見せる『エレン』。
最後は欲に溺れ、自分を見失ってしまう『オルロック伯爵』。
共に孤独な故に結び付いた関係性は
忌まわしくも悲しい。

とりわけ、後者で尊大さや孤高の中に、
寂寥を感じさせた『ビル・スカルスガルド』の演技は特筆もの。

前者の『リリー=ローズ・デップ』も
白眼を剥き、四肢を震わせ麻痺をする力演は遜色なし。

が、ヒロインの美しさの面では
どうしても先作の『イザベル・アジャーニ』と引き比べてしまう。

勿論、記憶が美化をしているかもだが。

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ジュン一

3.0映像の美しさしか良い所が...

2025年5月19日
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驚く

パンフレットより抜粋↓
「ロバート・エガース監督は、当時の建物や衣装など細部まで“本物”にこだわり抜き、そのリアルさは第97回アカデミー賞®で撮影賞、美術賞、衣装デザイン賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞の4部門にノミネートされた。」

上記触れ込み通り、衣装や調度品、建築などのアイテムが本当に素敵で、
映像の迫力と美しさが際立っていた。

ただ、自分が見いだせた良い所はそれくらいだった。。

まず、ジャンプスケアって言うのかな?
怖い顔とともに爆音「ドーン!!」でびっくりさせるシーンが結構多くてうんざり。
鑑賞することにエネルギーを使わされた割には、
ストーリーの盛り上がりどころが分かりづらく、
ヒステリックなヒロイン(ノスフェラトゥ憑依時ではなく素の状態込みで)にも共感しづらいので、
鑑賞後に得るものがスカスカという印象。

アイテムと映像の美しさで大きく加点して、☆3という感じ。

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Omi

1.0あの方が来る

2025年5月19日
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怖い

単純

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Bacchus

3.0雰囲気は抜群にいいのに…

2025年5月19日
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怖い

難しい

ホラーは苦手なのですが、予告の雰囲気に惹かれ、ゴシックホラーなら多少マイルドな描写なのではないかと思い、公開初日に鑑賞してきました。

ストーリーは、不動産業者トーマス・ハッターが、老朽化した城の売却をしたいという大口契約のため、遠方に暮らすオルロック伯爵のもとに商談に向かい、そこで恐ろしい目に遭う一方、残された妻エレンは不安から夫の友人宅で過ごしていたが、彼女もまた悪夢にうなされるようになるというもの。

ホラーではありますが、とりあえず思ったほど怖くなくてホッとしました。冒頭のジャンプスケアがいちばん怖かったかもしれません。ゴシックホラーとしても、雰囲気たっぷりの演出やエレンの妖しく美しい魅力が花を添えています。中でも、影の演出が印象的で、カーテンに映る実体のない影、街を飲み込むように伸びていく影など、登場人物や観客の心のざわつきを情景描写で巧みに演出しています。

こんな感じで雰囲気は抜群にいいのに、残念ながらストーリーにはいまひとつ惹きつけられません。終始絵面が暗いのは物語の性質上しかたないのですが、誰が何をしているのかがよくわからず、夢と幻覚と現実の境界線も曖昧で、少々わかりにくかったです。加えて、抽象的で説明的なセリフの多さに撃沈してしまいました。

仕事帰りに「ガール・ウィズ・ニードル」に続けてのハシゴ鑑賞であったため、集中力が持続しなかったせいもありますが、イマイチ乗れなかったのは残念です。機会があれば、きちんと覚醒しているときに改めて観たいと思います。

キャストは、ビル・スカルスガルド、ニコラス・ホルト、リリー=ローズ・デップ、アーロン・テイラー=ジョンソン、エマ・コリン、ウィレム・デフォーら。

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おじゃる

2.0原作通りなのか?

2025年5月19日
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ムーラン

3.0古典のリメイクとしては上出来だが、オカルトホラーとしては物足りない

2025年5月18日
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tomato

4.0邪悪な吸血鬼が淫靡な世界に誘う・・・

2025年5月18日
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怖い

ドキドキ

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ratien

2.0重厚。だが全っ然面白くない。

2025年5月18日
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丁寧で重厚感あり切実。
だが全っ然面白くない。
邦人だからか、
私は西洋人の言う神への冒涜の罪を
実感出来ない、を改めて確認。

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きねまっきい

2.0物語に盛り上がりも盛り下がりも無い

2025年5月18日
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えーじ
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