ノスフェラトゥのレビュー・感想・評価
全76件中、21~40件目を表示
お前こそ我が苦悩
こないだ鑑賞してきました🎬
これはまさに吸血鬼ホラーですね😳
エレンを演じるのはリリー・ローズ・デップ🙂
なぜか悪魔に気に入られる役ですが、憑かれている時の白目をひん剥いた表情は特筆もの。
ものすごいリアルさで、彼女の新境地といっても過言ではないでしょう🤔
エレンの夫トーマスにはニコラス・ホルト🙂
オルロック伯爵の屋敷に着いてからの一連の表情は、彼の心理をよく表してました。
この体験は彼のその後の行動に影響を与えましたね🤔
オルロック伯爵にはビル・スカルスガルド🙂
おどろおどろしい口調に、異様な雰囲気を漂わせる男。
長く伸びた爪に、フードから覗く目は…。
違和感なく役に寄せてましたね😀
アーロン・テイラー・ジョンソンは、トーマスの友人フリードリヒを演じます🙂
色々起こっても悪魔やらを信じない男。
しかし彼も家族も、今回の件に巻き込まれていくさまは、もどかしさを感じます。
フランツ医師を演じるのはウィレム・デフォー🙂
作中で変人扱いされてる彼ですが、デフォーはこういう役が似合ってますね😀
(褒め言葉です)
独特の口調でまくし立てるシーンは、持ち味が出てました👍
全体に陰鬱な雰囲気が漂う作風ですが、
リリー・ローズ・デップのトランス状態の演技は魂の叫びを感じられて、一見の価値ありです🫡
吸血鬼ホラーファンならば、見逃せない1本でしょう🖐️
大人の夜のディズニー
ノスフェラトゥの声に既聴感。
……ジャバ・ザ・ハット……?
40年くらい前から擦られた異形。擦られた変態オヤジ。
なんかもうディズニーリゾートのアトラクション程度の恐怖テンプレ。
こうなると英語ってのも一種のハンディキャップである。
ノスフェラトゥだけは東欧テイストにしておきたかったんだろうけれど、どうもアトラクションぽさが抜けない。浦安にありそう。
衣装とセットとロケは頑張ってる。
が、その鳩はなんだったんだろう。
急にギャグ。台無し感がハンパない(笑ったけど)。
この映画だけではないが、例えばリングの松嶋菜々子が夜の別荘で一人でビデオ見てたり、なんでここであなた一人になっちゃうの?なんで一人にされちゃうの?って映画(などのドラマ)は多い。なんで?
なんかね、ご都合主義を超えた都合を感じずにはいられないのである。
学者先生(中川家兄)から夫氏からみんなしてつるんで奥さん置いてっちゃう。
やっちゃってくださいと言わんばかりなんだが。
まぁ、冒頭から「この映画はセックスですよ」と大人にはわかるように注釈を置いといてくれてるだけ親切か。
タイトルなし(ネタバレ)
19世紀、北部ドイツのウィスブルク。
少女エレン(リリー=ローズ・デップ)はかつて、死してなお不滅の存在(ビル・スカルスガルド)と終生の愛の契りを交わしていた。
年を経て、エレンは不動産会社に勤めるトーマス・ハッター(ニコラス・ホルト)と結婚。
新婚早々トーマスは、カルパチア山脈に暮らすオルロック伯爵のもとを訪れなければならなくなった。
伯爵が、新たにウィスブルクに居を構えたい、と申し出、その契約のためだった・・・
といったところからはじまる物語で、あらすじ的にはF.W.ムルナウ監督版を踏襲している。
ただし、冒頭にエレンの物語が描かれていることもあり、物語の焦点はかなり異なる。
ホラー映画としての側面よりも、恋愛映画としてのそれである。
エレンを挟んでの三角関係。
終生の愛の契約を結んだエレンとノスフェラトゥに、人間トーマスが割って入った格好。
それゆえか、伯爵の造形は口髭などでやや人間味を残している。
(ムルナウ版、ヘルツォーク版をよしとする観客には不興を買うでしょうが)
陰の濃い画面、悠揚とした語り。
それでも、伯爵城への行程やデメテル号のエピソードなどは端折った感がするのは、三角関係に直接関係がないからか。
恋愛としても、好き嫌いだけではないあたりが興味深い。
エレンはノスフェラトゥへ終生の愛を誓っており(誓いは契約のもっとも簡素な形)、トーマスはエレンを伯爵に差し出す契約書にサインしている(騙されたといえども)。
関係性が「契約」に基づいており、旧・新約聖書との対比とみると、興味深い。
興味深い点は多々あるが、ハラハラドキドキ、ビックリキャァァを期待したひとには拍子抜け確実でしょう。
個人的には、悶絶レベルのおもしろさでしたが。
ホラーよりのロマンス映画
三大モンスター(知らんけどw)のゴシックホラー「吸血鬼」
エクソシストも追加されていて、キャストも豪華
とても期待していたものの、評価がどうも低めのようで
期待せずに鑑賞したら、あれ?好きだけど?ってなった🧛♂️
全体的に暗いから(ホラーだから仕方なし)
せっかくの豪華な衣装や建築物もよく見えなくて残念
エレン(リリー=ドーズ・デップ)に呼び起こされた
オルロック伯爵(ビル・スカルスガルド)の悲恋のように
見えて、なんだか切なくてラストのアレは可哀想になってきた。
マニアックに拘り過ぎ
本作はカラーながら、意図的にモノトーンのシーンが多く挿入されていました。
特にベタ黒=漆黒の使い方や、カメラワークが印象的で。
これは、吸血鬼=人間に疫病と死をもたらす不死の悪魔であり、オルロック・ノスフェラトゥを闇の支配者として描くためだと思いました。
そして、1838年(おそらくリメイク元の『吸血鬼ノスフェラトゥ』合わせの設定かな?)当時の美術、衣装、建築様式などに拘りまくっていて、相当にマニアック。
全体に映画というよりアートっぽくて、一般の映画ファンには今の時代にどうなのかというくらい画面作りさえ古臭さを感じる部分もありました。
面白いというよりは、めちゃくちゃこだわってて、金がかかってる、というのを茫然と見てたみたいな133分でした(つまらなくはない)。
映像を堪能出来る
25-064
雨天順延
少し『エクソシスト』
長い…
オリジナルなサイレント版は未見、ヘルツォーク版はフジテレビのミッドナイトアートシアターで。
エガース版は他の作品もだけどかなりブルータルな仕上がり。
シンプルなストーリーなのにいろいろ枝葉を付けすぎて怖さ半減で冗長に。
奥さんがエクソシストみたいになるし、基本的にドラキュラ伯爵とノスフェラトゥは違う❓
半人半獣みたいな野蛮過ぎて知性が無くなったと言うか長い命の為にもうこれで死んでも構わないなら、あのラストもわかるけどあまりに頭が悪過ぎる…。
猫ちゃんは可愛い♥️
重厚で、リアルな吸血鬼映画だった。
重厚で、リアルな吸血鬼映画だった。でもなんか面白くない。
映画好き、「ノスフェラトゥ」好きの監督が頑張って作ったけど、凡庸で、結局「映画の神様」は降りてこなかった的な映画でした。期待していただけに残念。
まるで見せ物小屋のように、どでかい音や急なアップの映像で脅かすけれど、話が転がっていかない。
脚本が悪いのか?サイレント映画から映画を勉強すべきでは??
シーン、シーンの凝りようはわかるけど、いまいちセンスを感じない。途中で出ようかとも思った。後半の吸血鬼退治になってからは、ちょっと面白くなった。が、ペストの流行と重ね合わせての作りも怖さというか迫ってくるものがない。吸血鬼はただの鬼のような代物だし…。
センスなく、話は盛り上がらずに終わってしまう。特にラストの朝日が昇るシーンは重要なのに全然ハラハラしない。なぜ? で、ヒロインの献身的な姿も感動させてくれない。
一応ホラーだけど、ハラハラ感はなし。脅かしと、グロだけだね。絵が止まっているような映画だった。
コッポラの「ドラキュラ」(1992年)を見直して、映画作劇を勉強してから出直してこいと言いたい。
おれは絵だけで白飯三杯いける。
楽しみにしてたエガースのノスフェラ。
リメイクだし、エガースだし、話は期待してない。
なるほど杭じゃなくてそれかい、、女怖いわ。
出演者は皆んなノリノリで頑張っている。
リリーローズデップもネズミに乗った黒い伯爵様とリアル恋人の間で狂気と恍惚を演じ切ったと思う。衣装も今回素晴らしかった、とくに青いやつ。
ビルスカルスガルドはイケメン悪役もクリーチャーも実に良い。ただ黒い伯爵様としては少し喋り過ぎではないかと思った、まあ脚本の問題ではある。
伯爵のデザインはなかなか地理的、歴史的にしっくりくるもので、今回はコウモリ依存ではなく鼠(ペスト、黒死病)で推してきたのも新鮮だった。
エガースが愛してる世界はクラシックな世界の美術なので、HMIもLEDもないデイライトと蝋燭の灯りである。美しい物も、醜い物も全ての物がフィルム上で溶け合ってしまう暗さが美しい。
良すぎゴシックホラー
美しい、あまりに美しすぎる
めちゃくちゃ良いゴシックホラー。
影の使い方がすごく良いし、ノスフェラトゥが映るシーンはモノクロに近く彩度を落としてるのもよい。
衣装もすんごくお洒落で素敵なものばかりだし、全編通して芸術点が高すぎる。最高。
個人的にはホラー映画としては大して怖くはないけど時折ジャンプスケアが挟まるのがうーんてなるのとノスフェラトゥがもう少しかっこよかったらもっと良かったかもしれない…いや、美女と異形みたいな感じでそれはそれでめちゃくちゃ良いんですけどね。
あとはリリーローズデップの演技が凄かった。本当に取り憑かれてるのではと思わせるような表情でゾッとしてしまった。
ウィレム・デフォーも最高でした。ちっちゃくて非常に可愛かった。
全76件中、21~40件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。