「大人の夜のディズニー」ノスフェラトゥ たちつてとんさんの映画レビュー(感想・評価)
大人の夜のディズニー
ノスフェラトゥの声に既聴感。
……ジャバ・ザ・ハット……?
40年くらい前から擦られた異形。擦られた変態オヤジ。
なんかもうディズニーリゾートのアトラクション程度の恐怖テンプレ。
こうなると英語ってのも一種のハンディキャップである。
ノスフェラトゥだけは東欧テイストにしておきたかったんだろうけれど、どうもアトラクションぽさが抜けない。浦安にありそう。
衣装とセットとロケは頑張ってる。
が、その鳩はなんだったんだろう。
急にギャグ。台無し感がハンパない(笑ったけど)。
この映画だけではないが、例えばリングの松嶋菜々子が夜の別荘で一人でビデオ見てたり、なんでここであなた一人になっちゃうの?なんで一人にされちゃうの?って映画(などのドラマ)は多い。なんで?
なんかね、ご都合主義を超えた都合を感じずにはいられないのである。
学者先生(中川家兄)から夫氏からみんなしてつるんで奥さん置いてっちゃう。
やっちゃってくださいと言わんばかりなんだが。
まぁ、冒頭から「この映画はセックスですよ」と大人にはわかるように注釈を置いといてくれてるだけ親切か。
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