劇場公開日 2025年5月23日

岸辺露伴は動かない 懺悔室のレビュー・感想・評価

全324件中、281~300件目を表示

5.0もうそこにいるだけで絵になるんだから

2025年5月24日
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鑑賞方法:映画館

2025年劇場鑑賞151本目。
エンドロール後映像無し。
本編後舞台挨拶中継付き。この映画の情報に関連して初めて高橋一生と飯豊まりえが結婚していたのを今更ながらに知ってめちょくちゃ驚いたのですが、舞台挨拶では全くそこに触れられずでした。もうちょっといちゃついてもいいのよ。舞台挨拶は爆笑でいい舞台挨拶でしたが、これ本編前の舞台挨拶は役の紹介どうするんだろう。

原作読んでいましたが最初の1話目ということもあって全く記憶になし。
前作は露伴に原作にない設定が付けられて逆に邪魔だな、と思いましたが、今作は狂言回しに徹していて2時間弱長すぎないか?と事前に思っていたのを覆す良作になっていました。まぁタイトルと違って動きまくるのですが。

露伴役の高橋一生はドラマ版も含めて本当に良く、原作のテイストも大事にしながら完全に高橋一生の持ち味も出していて、ベネツィアに立っているだけでもうかっこいいんですよね。後、追い詰められる演技に定評がある大東駿介が相変わらずいい演技をしていまして、ポップコーンチャレンジのあの漫画みたいな顔は本当に素晴らしいと思いました。井浦新がジョジョ節でセリフを言うシーンも最高でしたね。
ストーリー自体は自分が思っていた通りに気持ち悪いくらい進んでいってサプライズもなにもなかったのですが、それはそれで気持ちいいんですよね。自分は前作より今作の方が好きです。ベネツィアロケもどこをとってもベネツィアで、ここは日本でも撮れたんじゃない?と思うシーンがなかったのがベネツィアの力のようなものを感じましたが、荒木先生が露伴の舞台を外国にする度に海外ロケさせられるかと思うと制作陣は「日本を舞台で描いてくれ・・・!」と祈ってるんでしょうか(笑)

ヘブンズ・ドアー使いすぎじゃね?という意見も散見しますが、逆にデメリットがない以上使わない方が不自然だと自分は思いますし、露伴の性格を考えれば人の人生を覗くのになんの良心の呵責も感じていないので使えるものは使うでしょう。

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ガゾーサ

2.5悪くはない

2025年5月24日
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鑑賞方法:映画館

単純

世にも奇妙な物語を長編にしたような感じ。
ジョジョ、岸辺露伴というには、ちょっと雰囲気がなぁ…ってところは相変わらず。
ただ荒木先生がOKみたいだから文句は無いけど、
低予算感はもう少し何とかしてほしかった。

Netflixとかアマプラで観る分にはちょうど良い感じの小咄かな。

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B級

3.0一つのエピソードでは弱いかな

2025年5月24日
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鑑賞方法:映画館

難しい

驚く

斬新

定番のジョジョからの岸辺露伴
NHKのドラマの映画版という事ですかね
岸辺露伴の話で
映画で2時間となると、一つの話では長すぎるかな
途中で説明が長いと感じ、眠気が襲ってきました
恨まれるエピソードも弱く、ちょっと残念な
感想でした

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しんちゃん映画

3.5構成○ 演技△

2025年5月24日
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鑑賞方法:映画館

前作の映画と比べて非常に楽しめました。
原作にオリジナル要素が足され、うまく構成されています。

ただし映画として少しチープに感じたところも。ドラマが凄かったのか。。

原作がありきなため、必死さや大袈裟なコミカル感を出した演技が合うのですが
主要人物の1名の演技がイマイチで残念でした。絶望感が微塵も感じられない感情が抜かれた演技をしているのか?と思うレベル。

とはいえ、オリジナル要素と
原作要素の実写ならではの表現は非常に素晴らしいものでした。

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みやもん

3.0宗教二世を思わせるような娘の人生。

2025年5月24日
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怖い

知的

なんとなく宗教二世を彷彿とさせる娘の人生。
幸せになるな、持ち過ぎたら誰かに分けろ、譲れ、壊せ、一番を選ぶな、恐れろなどある宗教の教えに当てはまりそうな思想が強かったように思う。
思い込みなのか、呪いなのか、その人自身次第というのは本当にそうだなと。「幸せが襲ってくる」という恐怖はすごく不気味で可怪しく、その発想の転換は面白かったです。露伴先生の漫画家としてのプライドも流石!と尊敬にも値する。
ただ、前半の呪われるまでが長すぎて、不快なシーンが続く怖いというよりキモチワルイ感じで、何度も見たい作品ではないかなぁと。
元は短編だし物語上難しかったのかもしれないけれど、もっと露伴先生と泉さんの掛け合いが見たかったなぁ。

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ふたり映画

4.0がっつりベネチアの岸部露伴

2025年5月24日
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鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

知的

前作の「ルーブル」が日本パート(過去パート)ばかりが長くて少しがっかりしたのだけど
今作「懺悔室」は最初から最後までがっつりベネチア
それも裏路地とかおおよそ観光的なイメージではない景色が続くので
「黒い歴史」というテーマにぴったりな映像が続くのがとてもうれしい

TV放送の時からかわらず今回の映画も
「漫画やアニメ原作はドラマの演出との親和性が低い」という
難しさを感じさせつつも、
見事に原作の雰囲気を忠実に保ちつつ
ドラマの絵作りとしてグイグイ引き込むパワーのある作品になっている

個人的に残念だったのは
浮浪者も呪いをかけられる男もバックパッカーの日本人に設定変更されてるところだ
(まあさすがに全編字幕にするわけにもいかないからだろうなこれは)

うっかり呪いの影響を受けてしまったり
自分の誇りを汚されブチ切れたり
露伴先生があいからわず露伴先生でとても楽しい

編集の泉京花かんぜんに無敵キャラだよなあ(笑)
うざいキャラだったはずなのに完全に癒し枠になってる

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破雲泥

5.0襲いかかってくる

2025年5月23日
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楽しい

興奮

幸せ

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はるけっと

3.5鳩が

2025年5月23日
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ささゆ

3.0彼等なりの絶望と幸福の在り方

2025年5月23日
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怖い

知的

ドキドキ

大衆向けにする為に区分Gだったのは勿体なかった気がする、血みどろ生臭いシーンでそこは想像にお任せしますといったところか。
短編を映画にしたことで前半のモノローグが長くテンポが鈍る。私は露伴と泉京香の凸凹コンビが好きなので前作の方が好みでした。

それでもホラーや怪奇な要素は悍ましく哲学的世界観の個性は変わらず、特に全編ベネチアロケということもありスクリーン映えのある絵力に圧倒されました。
特に高橋一生さんと飯豊まりえさんの日本人離れした佇まいだけでも見応えがあった。

絶望(呪い)が先に待っている幸福は最早悲運でしかないし、私は幸せの順位を1番2番と見定める人生は考えられない。
やはり露伴先生と泉くんのブレないスタイルが作品の色合いを良くしている。

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月子

4.0原点の短編を映画として

2025年5月23日
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怖い

驚く

斬新

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ザクザク

5.0面白過ぎてうっとりした。露伴先生一生ついてく。

2025年5月23日
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いやあうっとりした、あまりの面白さに。素晴らしい110分を過ごしたと言っても過言じゃない。キャラクターが強いから何したって面白いんだけど、ストーリーが…もうやばい…哲学的なの好きだけど、それをいやらしい上から目線で突きつけてくるんじゃなくて、心の底をえぐってくる、否応なく刺さってくるんだよ哲学がぁ。哲学的ぃ(太田風)なお話。自分が犯してしまった罪により幸せが頂点に達すると絶望が降りかかる呪いがかかってしまった男が、家族や周囲を巻き込みあの手この手で幸せの絶頂を回避する。なのに幸せが次から次へと襲ってくる。仕事でイタリアのベネチアに来てた岸辺露伴や編集の泉も巻き込まれていくストーリー。超簡単に言うと。
あの、私ドラマが映画化されるにあたり過半数がそうなりがちな「海外ロケ」や「でかスケール」が本当自身の好みから外れていて…それ聞いただけでまじで観る気無くすポイントのひとつ…だったんだよ、だったんだけど…!!「岸辺露伴懺悔室」は…オールベネチアロケ&制作費を1ミリも無駄にしない、それを踏み台として更なる最高傑作に仕上げられてて…鑑賞中何回、ベネチアロケ最高と心で叫んだことか。誰かも感想に書いてたけどまず露伴先生の人間像がベネチアに合い過ぎ、ベネチアの事映画祭ぐらいしか知らんけど。違和感0。露伴先生以外のキャラクターも、一人ひとりの役作りが脚本・キャラクターに合ってて、見応えたっぷり。いつもの泉くん役の飯豊まりえも最高だけど、井浦新や玉城ティナ、戸次さんなども目が離せない、なんか熱かった終始自分の胸が。大東駿介は賞獲るべき。大東駿介なんて元々演技めちゃくちゃ良いのに、もっともっと評価されるべきだろうが!がこの映画で惜しげもなく出てた。誰1人別のキャストじゃあ駄目だ。観る前は完璧と思わなかったのに、観た後は完璧なキャスティングだった。この神がかったストーリーを素晴らしい熱量の大傑作に仕上げるために揃った役者、製作陣にほんと大拍手&大感謝です…。
相変わらず露伴先生と泉くんの関係性ややり取りもめっちゃくちゃ良く萌えましたちゃんと笑。
恋人・夫婦・両想いという設定以外で、異性の友達同士や仕事の関係者という設定でアツい関係値って、めちゃ萌えるんだよなァ…それをうまい具合に描く能力たるや…!
こういう映画を作る為に、映画作りってお金を使うべきなんだなあと思った。今年の代表作ベスト5には確実に入るね。3分に一回「あ〜面白いわ」って拳をぎゅっと握る映画でした◎
冒頭の泥棒に対して放った露伴先生の一言は、漫画家に究極なリスペクトを向けてる私にとっては永遠に心に刻まれる名言だったので、泣いた。
露伴先生一生ついて行きます◎

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まつこ

3.0成功実感を持たない不労者についてだろうか…

2025年5月23日
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単純

岸辺露伴は動かない 懺悔室

怪しいほど美しいヴェネツィアを不必要なカメラワークで目が回った。

それに今回はヘブンズ・ドアーを多用し過ぎてズルくて呆れてしまう。

まったく、ミステリアスさが欠如して、
「高橋夫妻の熱々新婚旅行」となったようだ。

おめでとうございます。

(^_^)

岸辺露伴は動かない 懺悔室

荒木飛呂彦の人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズのスピンオフ「岸辺露伴は動かない」を高橋一生主演で実写化したテレビドラマの映画版第2作。

原作漫画「岸辺露伴は動かない」シリーズの最初の作品「懺悔室」を基に、映画オリジナルエピソードを加えながら、邦画初となる全編ベネチアロケで映画化した。

人気漫画家の岸辺露伴はベネチアの教会で、仮面をかぶった男の恐ろしい懺悔を聞く。
それは、かつて誤って浮浪者を殺した男がかけられた「幸せの絶頂を迎えた時に“絶望”を味わう」という呪いについての告白だった。
男は幸福から必死に逃れようとしてきたが、ある日無邪気に遊ぶ娘を見て「心からの幸せ」を感じてしまう。
その瞬間、死んだはずの浮浪者が現れ、男はある試練に挑むことになる。

そんな男の奇妙な告白にのめりこむ露伴は、相手の心や記憶を本にして読む特殊能力「ヘブンズ・ドアー」を使用するが、やがて自身にも呪いが襲いかかっていることに気づく。

岸辺露伴役の高橋一生、担当編集者・泉京花役の飯豊まりえらレギュラー陣に加え、井浦新、玉城ティナ、戸次重幸、大東駿介が新たに参加。

岸辺露伴は動かない 懺悔室
2025/日本

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カール@山口三

5.0マスカレード

2025年5月23日
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岸辺露伴シリーズ最高の出来映え。なるほどなるほどと唸るシーンが満載。全編美しきイタリア、ヴェネツィア、オールロケが活きている。幸せの絶頂と絶望のドン底が交錯する人間の強欲さが、巧みに画かれている。

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DnaH

3.0オリジナル要素いっぱい

2025年5月23日
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怖い

前回の映画と同様、面白かったけど、1時間強の内容を無理やり2時間まで延びた感がある。

派手なCGや演出がないのはこのシリーズの特徴であり評価されるところですが、ポップコーン食べるだけで30分もかかるとは、やりすぎたと感じた。地味なシーンこそ、役者さんの必死さを痛々しく見える。素晴らしい演技でしたが。

せっかく外国まで撮影に行ったから、色々内容を追加したい気持ち分からなくもないが、本来登場しない編集担当者さんに見せ場を作るために、どうしてもシーンを追加したようにも見える。
最愛な娘さんが亡くなったらそのまますぐ死体を放棄して去っていくかな…?触れることもせず、救助も試みず、生死の確認すらせずに...?そして家族だから、演技だけで実際は生きてるって普通あとでバレなくない?そもそもなぜ露伴まで呪いにかけられたかよく分からなかった、、、

一つのショートを一本の映画にする挑戦は簡単ではないと思うが、逆にいくつかのショートを一本の映画にまとめる挑戦もやってみてほしい。

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とうき

4.0さすがの脚本 小林靖子

2025年5月23日
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ブロンソン

5.0幸せになりたい病・幸せ至上主義の現代人に。

2025年5月23日
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知的

幸せの反対は不幸? 幸せ過ぎれば、不幸も大きくなる。 幸せになり過ぎない様にする。 いろいろ 哲学的に考えせられる。
勧善懲悪の予定調和・起承転結の 単純なアホ ストーリーでなくて 好感。
ジョジョの 世界観も。
ハリウッド的な 単純な 悪を倒すヒーロー物が好きな人には、不満だろう。
複雑な、腹に落ちない、不条理性を 容認できる人には 良い映画。

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東條ひでき

4.0主役は

2025年5月23日
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怖い

興奮

知的

本作の主役は何と言ってもベネチアの街。
建物や自然、芸術、文化などが重厚な音楽と共に
堪能できる作りになっている。

前作はルーブル美術館の撮影シーンが
物足りない印象だったが
今回はその点は満足。

ひとつ難を云えば「呪い」の描写が
少々チープだったかも。

マリアは幼少期も大人もかわいい。

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E25

4.5ヴェネツィア・ロケと世界観

2025年5月23日
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鑑賞方法:映画館

岸辺露伴の世界観はとても良くできていると思った。
ただ全編ヴェネツィア・ロケといってもあまりヴェネツィア感を感じなかったし、ダークなトーンが続くので…。それが岸辺露伴の世界観です、といわれればそうなんですが。
映画館で2時間見続けているわけだし。

芸術だと言われるの嫌い、部数が増えても喜ばない、自身の立ち位置を見失わない岸辺露伴。
オペラ「リゴレット」のくだりを持ってくるセンスも脱帽。

観た直後で映画のトーンで減点しているが、多分後日良さをじわじわと感じる事になると思う。

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imaxmax

3.0幸せの尺度

2025年5月23日
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単純

興奮

知的

企画と取材の為にヴェネツィアを訪れた岸辺露伴が呪われた男と出会う話。

絡んできたスリが持っていたヴェネツィアンマスクが切っ掛けで出会ったマスク職人の女性の話しと、取材で立ち寄った教会の告解室で聞かされた浮浪者の呪いの話しをみせて行く。

「懺悔室」は既知で、話し自体の面白さはそのままだけれど、少々テンポが…と思っていたら、なるほどそこから転がしますか…。

上手く話しを繋げてはいるし面白かったけれど、やはりこのエピソードだけでこの尺は少々長かったかな。

そしてなぜか日本語とイタリア語とで会話が成り立つの?…お思ったけれど、そこはそういうネタってことで…w

ところで、なんだか「ヘブンズ・ドアー」って言えば発動みたいに見えてしまうのはちょっと気になった。

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Bacchus

4.0奇天烈なのが大前提

2025年5月23日
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ベネチアの教会で、
誰もいないのをいいことに懺悔室を覗いてて、
我知らず神父用のスペースに入ってしまった岸辺露伴が、
告解を聞く羽目になる、

というところから本筋の話は始まる。
岸辺露伴を主人公とする原作最初のエピソードを膨らませた、呪いの物語。
「幸福が襲ってくる」という感覚が面白い。

ただし、生真面目なサスペンスだと思っていると、その奇天烈さに口あんぐり、となるかもしれない。
――奇妙奇天烈なのは、大前提。

(とはいえ映画オリジナルである後半は、とくに奇天烈でもないけど)

オール・ベネチア・ロケで画面が美しいから、
劇場のスクリーンで観る価値あり。

高橋さんのカッコよさは言うまでもなく、
玉城さん素敵だった。

そして飯豊さんは、相変わらず楽しく可愛い。
とくに最後の台詞。ああやっぱりそうだったんだ、と笑って納得。
脚本が上手いわ。

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島田庵