「泉クン!」岸辺露伴は動かない 懺悔室 H・Hさんの映画レビュー(感想・評価)
泉クン!
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前作「ルーブルへ行く」よりは良かった。
本作では前半のポップコーンのエピソードは映像・演技すばらしかった。しかし、後半の呪い・幸福についての論議はぐだぐだ理屈っぽく、退屈な話になったと思う。そして、露伴にやたらとラッキーがおとずれる意味がわからない。それで露伴に不幸がきたわけでもない。ラストの死んだふりもおチャラけ。
NHKでの1時間ドラマは構成的に締まっていたのに、劇場版2作はむりやり2時間ものにした感じがする。
本作では露伴はたいして活躍してないし、一番残念だったのは飯豊まりえさんの出番が少なかった点。TVドラマ版で、教養0で、いつも露伴から冷たくあしらわれて、それでも全然平気な泉編集者の存在はミステリードラマの中の、三枚目の存在がとても重要だということがわかります。
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