「幸せを噛み締めることができない不幸」岸辺露伴は動かない 懺悔室 bionさんの映画レビュー(感想・評価)
幸せを噛み締めることができない不幸
このシリーズが始まってから、原作を読み返すたびに高橋一生の声で脳内再現してしまう。それくらい完璧な岸辺露伴。
ヘブンズドアを発動する時の仕草がまたいい。相手の隙をベストタイミングで決める。
「幸せの絶頂で絶望を味合わせる」ことが、最高の復讐であることは間違いないが、先に宣告されてしまうと、おちおち幸せを噛み締めることすらできなくなってしまう。
人間の性を探求し続ける荒木飛呂彦のペンが冴えに冴えた物語だけあって、呪いのかかった人間には容赦がない。
とうとう夫婦で出演となってしまったが、バカ編集者は、飯豊まりえ以外に考えられない。
もっともっと続いて欲しいシリーズでございます。
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ゆり。さんのコメント
2025年5月26日
共感ありがとうございました。結婚したから2人の空気感が微妙に変わってしまうかも、と思ったんですが、全然そんな事は無くて以前と同じ、俳優は凄いなあと改めて感じました。これからも続いて欲しいです。