劇場公開日 2025年6月13日

「動機は何でもあり、人間としての大事さを心に刻めれば。だね」おばあちゃんと僕の約束 ニコラスさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0 動機は何でもあり、人間としての大事さを心に刻めれば。だね

2025年6月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

一言で表せば、「心に染みた」でした。
人間関係が希薄になるのは日本だけのことではないのですね。
それなのに、お金が絡むと親族内に目の色が変わるものが現れたり、諍いが起こったりするのも万国共通のようですね。
おばあちゃんの、一本筋が通った生きざまが素敵だった、でも、ダメな息子が可愛いと甘やかしてしまうのも憎めなかった。
紆余曲折ありながらも、ラストはこうあって欲しいなと願う方向に収まって、柔らかな気持ちになれました。
ワタシ的には、主人公エムが「4:11」のアラームと共にシャキッと目覚められるようになったシーンが一番のお気に入りです(お粥は作らなかったけどね)。
今月、年老いた母の顔を見に帰省したばかりで、その時に兄が母とのツーショットを撮ってくれたのですが、その時に「もう握れないかもしれないから」なんて呟きながら包み込んでくれた母の掌の温もりをちょっと思い出したりもしました。

ニコラス
Yumさんのコメント
2025年6月30日

共感ありがとうございます✩︎⡱色々あれど家族の愛が伝わるとても良い作品でしたね。私はエムが違うお店で魚の揚げ物を買った事がおばあちゃんにバレるシーンが好きでした笑。そして、ニコラスさんのエピソードに…目頭熱くなっております🥲

Yum