8番出口のレビュー・感想・評価
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おじさんがブキミでちょっと怖いけど笑える、毎回、角を曲がって現れるとナゼかホッとする。
僕はこのゲームをやったことがないが、阿佐ヶ谷姉妹がこのゲームをやるテレビ番組を見たことがある。姉妹のどちらかは既にこのゲームをやったことがあったので、実際にやったのは姉妹のどちらかとMCの2人。
映画は少しホラーの雰囲気があったが、ゲームのほうは ただのマチガイ探しだった。
この単純なゲームにストーリーを持たせて映画にしちゃうなんて、クリエーターって人種にはホントいつも舌を巻くヨ。
やり直すたびに角を曲がって現れるオジサンが笑える。
「もしオジサンが現れなかったらどうしよう」なんて毎回ちょっとドキドキしながら見てたが、オジサンは必ず角を曲がって現れてくれて、僕をホッとさせてくれた。
オジサンはやることはキッチリやる律儀なナイスガイである。
このオジサン、ただ通り過ぎるだけなのかと思ってたら中盤にけっこう活躍する場面があって、おお、そう来たかと思って面白かった。
オジサンのその後のゆくえが気になるが、劇場版PART2以降でその詳細は明らかになるであろう( ̄◇ ̄)。 そのときは何番出口まである? さすがにPART2はないか (^^)。
小松菜奈さんの出番が思ったより少なくてちょっとガッカリー。
映画ならではの心境をもっと描いて欲しい
まず、最初のあの異様な状況に陥ったことをすんなり受け入れられる人間がこの世にいるのだろうか?
その時点で少し引いて見てしまった。
異変がなければ進む、、、実際に異変がないと判断するのはかなり勇気がいること。あっさり異変がないと判断する心情が理解できない。
個人的には、おじさんが子どもを置いていったダミー8番出口をニノにも仕掛けて欲しかった
最後の尻すぼみ感は否めない
全体的に客層が若く、会話しながら観ているグループに腹が立ったのが残念…これは映画が悪いわけではないが。
河内大和のおじさんはいいですね。
ホラーの方向性がちょっと……
突然の大きな音や不快感の強い音声によるおどかしが多くて疲れてしまいました。ジャンプスケアはいいのですが、とにかく大きな音や赤ちゃんの泣き声がしんどかったです。
良くない映画とは言いませんが、苦手な人は気をつけてください、という気持ちです。
おじさんパートは良いなぁと思って見ていたのに、男の子を見捨てて行ったりして評価下げてきたので、ちょっとやだなぁと思いました。
ミニマルなシチュエーションドラマの復興
原作のゲームを映画化するにあたってホラー要素や恋愛を過度に足したりせず原作がウケた要素を割とそのまま出していたのが良かったです。子供が通路の真ん中に立つイメージや通路に濁流はキューブリックのシャイニング。そんな映画をホラーというジャンルに落とし込まなかったことも良かったです。こういうゲーム実況系の映画が増えてくる兆しと思われるかもしれませんが本来は映画は奇跡や恐怖を大人数で共感する箱でありYouTubeはそれがスマホに落とし込まれたもの。映画の最後、KOTAKE CREATEの「8番のりば」への続編を匂わせる電車内での終わり方も良かったです。是非続編が観たい。
ずっと地下を彷徨っている
主観映像や真っ暗闇の演出、突然の叫び声…
無理に怖がらせてる感があってワザとらしさを感じたが、十分に怖かった。
喘息の咳、赤ちゃんの泣き声…
日常的なイライラの元となり得る要素があり、見る側をも試しているのか、『あなたも同じなのでは…⁈』と言われているような気がした。
途中で出会った小さな子供と同行することで、
大きな心を持って父親になる覚悟を育んでいく男の姿に感動していくのが不思議。
笑って泣いて考えさせられた
12歳娘15歳息子と観てきました。
子ども達も行きたいと言うので連れて行きましたが内心「めちゃくちゃ怖くて途中で出たいってなったらどうしよう」と不安でしたが、2人とも「楽しかった!!」とニコニコしていたのでほっとしました。
娘はおじさんが出てくる度に笑っていて、箸が転がっても笑うじゃなくておじさんが出てきたら(声に出さず)笑う状態でした。そんなにツボったのか。
初っ端から「別れる寸前の彼女が妊娠」というなかなか際どい話から始まりましたし、私がひとり親で子ども達に父親がいない状態なので子ども達の心に大丈夫かなと思ったりもしましたが、内容の考察の方に気持ちがいったようでその辺について気にしてなくて良かったです。
注意喚起されていた波や嘔吐表現も心構えしていたほどではなくて拍子抜けしました。(ここは個人差がかなりあると思いますが)
考察は他の方が言い尽くしたので私が改めて書かなくていいと思いますが、
娘が「おじさんは産まれてくる息子から逃げたニノが歳をとった姿なのかな」と言ったのが印象的でした。
(小説を読んだ方によるとその解釈は違っていそうですが)
終盤はちょっと涙ぐむシーンが多くてハンカチを目に当ててました。
日常にある異変に立ち向かえるような心を持つのは大変ですね。
私もずっと子ども達が小さくて私一人で連れてる時は変な人に絡まれたり叩かれたりしました。
助けてくれる人はいませんでした。
私は助けられる人になれるか自信はありません。
今は自分と子ども達を守るので精一杯なので。
子ども達が巣立った後なら助ける余裕ができるのかな。
話題性のみ
好きな方はごめんなさい。。。
私は、全く面白くなかった。
まず主人公の気管支炎か喘息か分からないけど、その設定いる?
しかも序盤は散々吸入してたのに、中盤からほぼ無症状で、たまに思い出したかのように咳込むという適当さ。
中盤の時点で実は死んでたと言うわけでもなく、最後普通に現世に戻る。何のための病気設定…序盤の咳込みがうるさいだけでした。
次に少年(息子)、演出のせいで時間軸意味不明だし、なんでおじさんのとき一言も声を発しなかったんだ?君が一言ドアノブと言えばおじさんは壊れなかったよ?終始無口ならまだしも後半はそこそこ自己主張するし。短時間で性格変わりすぎ。
おじさんパートの女子高生もなんの脈絡もなく、発展性もなく、その後登場もしない。出てきた意味よ。
全体的に音圧で押し切ろうと言う感が拭えなかったし、映画だからしょうがないけど、主人公が異変を感じてからピンチになるまで、待っているだけなのが見ている側としては醒めた。
散々書いたけど、おじさんは良かった。
おじさんに免じて、星は2つ。
マルチプレイでしたね
ゲームの実写化作品の中ではかなり良作だった思う
世にも奇妙な物語が好きな人はたぶんハマる
ストーリー性がテンポを崩すこともなく、開始早々例の場所に迷い込むので原作を知るものはとても観やすい
こういう系映画でありがちな「脱出できたかどうかは観る人の解釈次第」みたいな終わり方じゃなかったのが良かった
ただし、またあそこに迷い込むのではないかという不安もきっちり残っていていいバランスだったと思う
今後、インディーズゲームの実写化が流行ってクソ映画を乱発しないかが心配です
最小限の味付けの勝利
ボレロをメインテーマにした予告編を見た時から、センスあるなーと思っていた。
ボレロという曲はご存知のように、同じメロディが繰り返されるクラシックの名曲。
原作のゲームもこの映画も、地下鉄構内の通路を繰り返し巡り、異変の有無を判断して脱出を目指すという内容。
「8番出口」にピッタリな曲だと思った。
ゲーム「8番出口」にストーリーは無く、文字通り閉鎖空間(=地下鉄の通路)脱出の為に異変を探す(または回避する)というのが目的になっている。
これをどのように映画に落とし込んでいくのかが最大の興味であり、見どころと思っていた。
実際の所、ストーリーは最小限でほぼゲームのまま。なんなら、映画を観ながら異変を探すゲーム体験までできるようになっていた。
(通路のビジュアルもゲームのまんま。CGではなくセットだそうでかなり手間がかかっている。)
大袈裟なストーリーの付与ではなく最小限のストーリーにしたことが「8番出口」の映像化の成功に最大限に寄与していると感じた。
さらにイイなと思ったのは、「おじさん」のストーリー追加。
実はおじさんもこの通路に迷い込み、脱出を目指していた人物なのだが、フェイクの出口に足を踏み入れたことでこの世界に囚われてしまったことが判明した。
ゲームとしては、フェイクの出口から脱出してしまうのはゲームオーバーシチュエーション。
これにより映画世界ではゲームオーバーになると通路に囚われてしまうことが確定した。
そうだとすると、最後のギミックもゲームオーバーシチュエーション。子供はかんばんに避難出来て無事だった為、異変を引き返すことが出来た。
流されたニノはどうだったのだろうか。通路に取り込まれていないので、証明写真かロッカーに引っかかっていたに違いない。
ゲームオーバーなら、おじさんの代わりに通路を歩き続けることになるからだ。
ラストは劇中の伏線で行きの電車内の後悔に言及していた為、母親の擁護か続編ゲーム「8番のりば」の世界に巻き込まれるかどちらかだろうと予測した。
結局、観客の想像に任せる終わり方だったが、余韻が残って良かったと思う。
個人的には、因果律から外れたニノは「8番のりば」に巻き込まれることは無いだろうと思う。
(ひょっとして、車両を移った瞬間に「8番のりば」の世界に迷い込むかも。)
本作で惜しいと思うのは、主役はニノではなくもっと没個性な役者が良かったと思うこと。
ゲームはPOV視点なので、主人公が誰かはわからない(プレーヤーと同一であるとも言える。)。ゲーム同様誰か分からない役者の方がもっと世界観に映えたと思う。
(制作委員会のクレジットに「オフィスにの」が入っていたり、脚本協力にニノが入っているので、ニノありきの映画であることは理解出来る。それでも敢えてそう思う。)
同じように小松菜奈も無名女優で良かった。こちらは客寄せにしか見えなかった。
まとめとしては、ストーリー要素の無いゲームの映画化のお手本のような出来で素晴らしかった。
8番のりばも期待したい。
1回目よりも2回目の方がささりました
自他共に認めるにの担な私ですが、実は初回見た時はあまり響かなかったんです。
不透明な部分があって、この感情で正解?って迷ってしまいストレートに感情が湧かなかった感じ。
2回目はIMAXで見ました。その効果もあり初回以上に集中して見れ、より主人公に感情移入できました。
印象深かったのは、途中でゼロに戻ってしまい泣きじゃくり、吐くほど絶望したのに「大丈夫、大丈夫」と自分を励ましながら再び進み出すシーン。見ている私まで励まされているようで安心感をもらえました。
正直まだ不可解な部分があります。私なりの解釈をしていい映画だと思うので全編自分なりの解釈ができて納得できるまで何度も見たいと思います。
最後のニノの目力の変化は何度見ても価値があると思っています。
とにかく不快
原作は知りませんが、暇があったので観てみました。
まずストーリーやキャスト云々よりも、とにかく音が不快でうんざりでした。
演者の息づかいを伝えるにしても、喘息の設定は要りますかね。無駄にヒーハーヒーハー耳障り。
怪奇なシーンで視聴者をドキドキさせる狙いであろう音も、いつも何か違う。怖いというより不調和で気持ち悪い。
そして、単調な行動の繰り返しばかりなのは予想通りというか、もともとそういう題材なのでしょうからいいとしても、"異変"は視聴者側が探すような感じではなくあからさまなので謎解き的な楽しみは無い。
一応ストーリーと言うか登場人物の背景的なシナリオはありますが、感情移入するような要素も無いのでそこの面白味もありません。
総じて、どこが見所なのかよく分からないまま不快な時間が90分続く映画でした。
脚本協力 二宮和也
脚本協力 二宮和也
とクレジットされてましたが、ゲーマーとして有名なニノの助言があったようですね。
最後のところで、出口下の方かよ?振り返ったら来た方が出口って表示されてるし、改札通ってまた地下鉄乗って、おっと無限ループかよと思いましたが、そうはなりませんでしたね。
それよかこの映画comアプリのレビューのループをどうにかしてよw
(Android版だけ?)
不気味さは上手く表現されている
ゲームの内容は知っていたが未プレイでの映画鑑賞です。展開や細かな詰めの甘さは否めないが、なかなか楽しめました。ゲームの異様な世界観はよく再現されていたんじゃないでしょうか。二宮和也の演技も良かったし、歩く男の河内大和の怪演も光っていました。ボレロも映画にマッチした選曲だったと思いました。
映画館で気になったのが、小さな子が見に来ていて、上映中『怖いよ…怖いよ』と声を出して半泣きになっている子が何人もいた事です(途中退場の子がいたり、ちょっと周りに迷惑)親御さんは、何を勘違いされて小さな子供を連れて来ているのか、理由はよくわかりませんが、ホラー要素や大きな音、ストーリー?…決して小さな子供向けではありませんし、ほぼ楽しめる要素はないと思います。個人的には小学校、高学年以上に推奨だと思いました。
小さな子はマリオザムービーみたいな映画を見に行きましょう。
最後はゲーム『8番乗り場』への続編を狙ったオチだったんじゃないでしょか?
「異変を見かけたら引き返せ」というテーマの矛盾
まず、ぶっちゃけてしまうと、出演者が好きな人なら観て良いと思います。ですがそれらを考えずに映画として批評するなら、観ることをお勧めしないレベルの作品と捉えています。
正直、全般を通して息苦しさが酷いです
不安を煽るような赤ちゃんの泣き声
奇形の生物
照明の点滅や不快な爆音
人によっては津波の描写も気になるところでしょう
それらマイナスファクターを取り除けるほどの内容かと言われたら、決してそうではありません
------ここから先は人によっては推しや作品やジェンダー感を強く否定する言葉に見えてしまうかもしれません。感情が昂ったり怒りが湧いてきたと思ったら、申し訳ないですが、一度引き返してください-----
映画に含まれたメッセージはわかります
でも、そのメッセージだからこそ、この作品に使ってはいけないと感じました
人生の迷いを乗り越えていくメタファーとして繰り返される地下通路を進んでいく物語ですが、
その基準が「異変を感じなかったら進む」「異変を感じたら戻る」です
この時の異変とは、自分自身に危害が及ぶものでは無い、普段とほんの少しだけ違う事も「異変」になります
人生の中でイベントは付きものです
それは良いものも悪いものも、どちらか判断がつかないものもあります
今回の件でいえば、繰り返される日常の中で発生した、
「元パートナーの妊娠」はとてつもないレベルの「異変」なんです
(繰り返しますが、この作品における「異変」は良いや悪いという概念ではありません、日常と違う出来事が発生したら、それはすべからく「異変」です。
「元パートナーの妊娠」を望まれない事や不幸のようなマイナスファクターであると伝えたいわけでは無い事はご理解下さい。)
この地下道のルールを当てはめるなら、立ち向かうや受け入れるでは無くなります
「引き返す」
これが答えになってしまうんです
でもそれはメッセージとして伝えたい内容では無い
そうなると、【伝えたいテーマと世界のルールが合ってない】
という事になってしまい、結果としてメッセージ性が希薄になる
というか、この映画の設計自体が基盤から間違えてるとすら言えてしまう
これが自分がこの作品を評価しない最も大きなポイントです
役者さんは本当に良い演技をされてますし、
舞台も非常にしっかりと作り込まれている
その点は間違いなく星4から5はあります
でもやはり、その世界観とメッセージ性のミスマッチによって起きる消化不良が納得しきる事が出来ず、
星2とさせて頂きました
(ミスマッチで作品としては星1、役者さんと舞台のクオリティでプラス1させて頂いての星2です)
理解力の乏しい私には難しい
赤ちゃんが泣くのを怒鳴りつける男を注意したら迷わずに済んだだろうか、とか考えます
ただ分からないのがあの男、途中で脱出して居なくなってないとおかしいのになぜまた戻ってきたのか……
あの子供は、お腹にいる赤ちゃんの成長した姿で良いのだろうか、とか解釈が難しい
ニノも一応脱出したけどまた電車に乗ったから赤ちゃんを怒鳴りつける男を注意しなかったことによりまた迷ったのではないか、とか色々考えます
低予算なのかな?
駅しか出てこない。
途中の津波みたいな水の演出は必要ないと思った
単調ながらも味わい深い
序盤とラストを除けば、単調なシーンが延々と繰り返されるだけで、特に衝撃的なオチが用意されているわけでもありません。そのため、観る人によっては非常に退屈に感じるかもしれません。
しかし私には、主人公が別れを決意した恋人との間にできてしまった子どもを、「産むべきか否か」と悩み、葛藤する心の内を描いた作品のように思えました。
また、見方によっては人生の縮図のようにも思えました。人生にはさまざまな選択肢が訪れますが、どれが正しい道だったのかは分からず、どこまで進んでも「ゴール」など存在しないのかもしれません。
という訳で、本作は単調ながらもよく練られた、味わい深い作品だと思います。
追記
・主人公が喘息持ちである必要性が全く感じられませんでした。観客としては見苦しいだけで無い方が良かったと思います。二宮さんのアイデアらしいですが、何でそんなアイデアを採用したのか理解に苦しみます。
思っていた以上の内容
前半は思っていた内容に近いものの迷路のようではなく角2回の短いシュチュエーションで、90分持つかな?と思っていたが、後半から展開がある。とてもわかりやすい内容、でも主人公さながらに異変を探す自分。そして引き込まれていく。観る前になぜこの映画で、IMAX?と思ってたらなんと…エンドロールも凝ってて好きですね
怖さというより不快感を狙った描写が多い
ゲーム原作の作品だけど、原作を知っていれば物語が補完されてゲームがより深く感じられるし、知らなければギミックそのものを初見で楽しめる。どちらの立場でも楽しみ方があるのがいいなと思った。
映画は「異変に気づいたら引き返す、なければ進む」というシンプルなルールを、そのまま繰り返すだけじゃなくて、前後にストーリーを肉付けして自然にドラマ仕立てに落とし込んでいる。二宮さんが思考を巡らせながら出口を探すだけじゃなく、反対側から歩いてくるおじさんや別のキャラにスポットを当てて、単調さを避けていたのも良かった。ストーリーがあることで「なぜループしているのか」という部分に、直接ではないけれど意味付けがされているように感じられた。
主人公が咳き込むシーンはすごくリアルで、観ているこっちまで息苦しくなるくらい。キャラクターの説得力にはつながっていたけど、描写が多めでしんどさもあった。ここは人によって受け止め方が変わると思う。
映像の作りは、いわゆる「ワーッ」と驚かせるホラーではなくて、嫌な感じを積み重ねていくタイプ。赤ちゃんの泣き声やドンドンという音、不気味なネズミのような存在、そしてリアルな津波のシーン。怖さというより不快感を狙った描写が多くて、ここは好みが分かれそうだなと思った。
ルール自体はシンプルだけど、映画ならではの意味付けが加わることで、ただのループ体験では終わらず「この空間はなぜ存在しているのか」を考えさせられる。
過去の映像作品と比べて使い古されたギミックだと言う人もいるかもしれないけど、新鮮に受け止められる人もいるだろうし、その意味では十分に価値があると感じた。
観終わったあとには「なるほど、こういう理由でループしていたのかもな」と思えて、ゲームの世界観がさらに広がった気がした。
津波や喘息の描写はきつく感じる人もいるだろうけど、最終的には観る人それぞれの感じ方に委ねられる作品。
個人的には楽しめたし、ゲームが好きな人なら「あのシーンだ!」と嬉しくなる場面も多いんじゃないかと思う。
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