8番出口のレビュー・感想・評価
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面白かったけど、物足りなさもある
ゲームプレイで全異変コンプリートの者です
あのゲームにどーやってストーリー性を持たせるのかと思いましたが
なるほどそう来るかと感心しました
ストーリーの内容はツッコミ所はあるものの「実写版なんてそんなもんだろ」(悪い意味では無い)のスタンスで観ていたので特に悪くはなかったです
まさかの人物の背景が観れたのが映画アレンジの面白いところでした
広告ポスターや主人公が気付けなかった異変「そうそう、そこ見逃しちゃうんだよね」等ゲームを知ってる方からしたらゲームと一緒の部分を見付ける楽しさがありましたし、ゲームと違う部分も「ここは原作と違うなーなるほどねー」と間違いさがし的な楽しみ方もできました
ゲームでは異変は全部で31個あり、ゲームと同じ異変をもっと観たかったところではありますが、そもそもゲームの異変が映画「シャイニング」をオマージュしてる部分もあるので、そこら辺が再現的に厳しいのかなと思いました
代わりに映画では映画アレンジの異変も見られたのですが、せっかくアレンジするなら、もう少しホラー要素強めにしても良かったんじゃないのかなと思います
主演を務めた二宮さんが特別好きと言う訳ではないですが
長年演技をされているので、演技の方は安心してみられました
他の演者さんの演技も良かったです
劇場には、実況プレイ動画の影響か小さなお子様も居たのですが
小さなお子様には怖いのかもしれないですね
ゲームプレイヤー、ゲーム実況を観ていた方は細かいところで楽しめる要素は十分あると思います
ゲームを全く知らない方からしたらチンプンカンプンな部分も多い気がするので評価は2.5
8番出口はゲームとしてはとても面白いゲームなので
映画を通じてゲームの良さをもっと伝えて欲しかったです
以下の文は評価とは関係ないですが注意点です
一部、津波とも捉えられる表現がありますので
津波で心を痛めた方には、視聴をオススメしません
自分は津波経験者ではないのにも関わらず
この表現はグロいなと思いましたので注意喚起です
あと、吐瀉物が苦手な方、一部シーンで吐瀉物が写ります
結構リアルかなと思うので注意です
凄く個人的な事なので笑い話で聞いて欲しいので書きます
演者さん情報を全く知らずに観に行ったのですが
「ポスターの主人公、二宮さんに似てるなー」と思ってたらご本人で
映画観てる時に「今HIKAKINさんに激似の人いたなー」と思ってたらご本人だったのですね笑
場所ループが視覚的に信じられる!
面白かった!わずかな導入部の後、すぐに場所ループへ。ここから何回あの通路を見たことか。それでも毎回何かしら違いや進展があり、ダレることなく見続けられる。二宮くん以外の人物たちの視点が始まったり、脚本がよく出来ていて90分ちょっとがずっとサスペンス。
何より場所ループが視覚的に信じられて凄い。長回しの1人称カメラだったり、切り返しのない人物後追いカメラだったり、あの通路のセットはいくつまで作ったんだろう?1つしかなかったと言われたら、ほんと驚きモモノキである。
結局あの世界は何だったのか?観客が自由に解釈して良いのだろう。二宮くんの罪の意識だったり、子供の件で不安と動揺が生んだ世界だったり。場所ループから今度は時間ループになったら面白いかな。でもそれじゃあ映画が終わらないね。巻き戻ってもう一度出くわすあの出来事。ラストカットも良かった。二宮くんの表情演技が活かされたエンド。
カルト映画として長く愛される映画になる予感。
分かったこと
一度は観るべき!無限ループの心理ゲーム『8番出口』
それなりには楽しめました
ゲーム感覚で映画を楽しんだような─。知らず知らずのうちに一生懸命画面を凝視していて、なかなか巧妙な作品でしたが、筋が決まった映像作品なので、一度見たらもう・・・と、どうしても思ってしまいます。内容も嫌な感じとイライラする感じが強調されていて、しかも閉塞感が強いため、─まぁそれはこの作品のコンセプトみたいなものなので受け入れながら見なくてはならないとは思うのですけど─メインの物語が始まるまでちょっとした忍耐が要りました。
現代の瑣末な負の面を誇張しすぎている印象もして、楽しめても、何となく受け入れがたい作品でした。確かに、画面の中で展開されるマイナス面は理解できるし身につまされますが、同時に嫌だと思いつつも周りのみんなでなんとかそれら嫌な事柄を、解決しなくともうまい具合に対処や処理していると思うのですけど、誰かが、オレが、何かを決意する、みたいな強い作風がちょっと苦手だなぁなんて思っちゃいました。
とはいえ、ひと味違うエンドロールなど何気に全部見ちゃったし、この映像作品を終始凝視させてやろうという意志は伝わってくるような作品でした。しっかり見入ったし、楽しめたのですが、面白くは・・・なかったかなぁ・・・
「スケールが大きい」
なかなか良く出来た不条理スリラー
プレイしたことはないが、もともとは同様のコンセプトのゲームが原作。時間やシチュエーションがループして、閉じられた時空間から出られなくなる。
この手のアイデアは国内外を問わず、すでにいくつもの作品で描かれている。
ということで、さてどうやって料理しているかな?と思いつつ、「東京の地下鉄の出口」という設定に興味を唆られ公開初日に観る。
結論から言って、なかなかおもしろい。
ちなみに私の星3.5は「チケット代に充分値するおもしろさ」です。
二宮和也の演技力の高さは『ラーゲリより愛を込めて』でわかっていたけれど、この作品で改めて揺るぎない存在感を見せてくれた。
OPでSTORY Inc.のプロダクション・ロゴが出たので「おや?」と少々驚き、エンドロールでさらに川村元気が監督(かつ脚本を共同執筆)だったことを知った。新境地でヒットを打てたことを喜びたい。
川村元気は東宝の社員時代に新海誠『君の名は。』の大ヒットの立役者となり、その後独立してSTORYを設立してからも新海の続編とも言うべき『天気の子』『すずめの戸締まり』でも成功した。
しかしその後恋愛小説『四月になれば彼女は』を書き、2024年には映画化もしたが、残念ながら個人的には星1〜1.5程度しか評価できなかった。ストーリーもほとんど思い出せない。
世の中には「その人自身が天才クリエータータイプ」の人と、「天才クリエーターの能力を最大限に引き出すプロデューサータイプ」の人が居る。
また、それぞれの能力が、違う領域やジャンルで発揮されることが多い。
僭越ながら川村元気は、物語創りにおいては後者であって、特にラブストーリーをオリジナルに創造するよりも違うジャンルで良いクリエーターや良い素材を深く耕して豊穣な世界をリビルドすることに傑出していると思う。
この『8番出口』も、ゲームという異なるジャンルの素材から、映画の時間経過のコントロールやプロットへと変換し、その時空間に役者の二宮和也を置いて違和感のない演出を付けているわけで、これは見事だと言う他ない。
川村元気には、今後もぜひホラーや巧みなスリラーで彼らしい新境地を開拓して行って欲しい。
スタートは良かったんだけど…
小松菜奈さん、出番少なすぎ!
まさか自分が二宮和也さんの主演映画を心待ちにする日が来るとは。
(長生きすると色々新鮮な驚きに遭遇する。
まあ二宮和也さんを観たかったのではなく、不条理スリラー系の映画がダイスキだから。
『キューブ』とか。
小松菜奈さんのファンだから、彼女の出演が救い。)
睡魔に襲われ気を失いかけた時、異様なクリーチャーが出てきて目が覚めた。
観客が飽きだすタイミングを知ったかのようなショック描写。
そう、コレくらいないと、オモシロクない話に興味は持続しない。
罪悪感の迷宮。
真面目な人間をくすぐる、謎の行方。
自分を救うのは血の流れ、なのかもしれない。
二宮和也さんをガマンして見ていたら、終盤、
なんだか谷原章介さんをコンパクトにした人に見えてきて、
谷原章介さんはスキなので自分の感覚が麻痺してきた。
歩く人(おじさん)
非常に面白い
2回目の方が楽しめた
先行上映で拝見して、終始どうゆうこと?どうなってる?と混乱して、自分も喘息持ちなので息苦しく(飲み物を持ってなかった)ゾワゾワしました。変わった映画だという印象。
1人で考察して、誰かと喋りたくなる。
そして、本日2度目(ちゃんと早めに行って飲み物を買った)。考察した上で、余裕を持って登場人物達の気持ちや背景を感じながら観れました。
そういうことかー!と納得しました。
おもしろかったです!
1度目も2度目も、ラスト、彼に拍手したくなりました
無限ループからの脱出
おじさんが良かった
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