8番出口のレビュー・感想・評価
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小松菜奈の無駄遣いは止めてくれ。
余りのつまらなさに寝てしまいそうだった。カフカか安部公房に触発されたのか、彼らの名作を読んだ中高生が書いた小説モドキのような内容で、メタファーがミエミエの陳腐さに目眩がしそうだった。おまけに旧ジャニタレの二宮和也ときたら芝居も陳腐で目も当てられない。少なくとも川村元気は原作やプロデュースに携わっても、監督だけは勘弁してくれ。邦画の至宝・小松菜奈の無駄遣いだ。
鑑賞後の帰り道から本当の恐怖がはじまる
人生の決断を迫るラビリンス
人気ゲーム『8番出口』の映画実写化。原作と映画、どちらを先にしようかと思いつつ、川村元気の原作を先に既読。ノベライズ本であり、川村元気が映画の脚本を務めているため、内容は同じで、結末も分かって鑑賞。しかし、主人公の男が地下通路のラビリンスに迷い込んでの切羽詰まった言動や、喘息を発症しての息苦しさ、ホラー感覚のドキッとする描写等、映像と効果音が加わることで、本では十分には伝わらなかった緊迫感が、より生み出されていた。
物語のストーリー性は殆ど無く、突然、迷い込んだ異空間の地下通路が舞台。そこは、よく見る大都会の地下通路。しかし、一度踏み込むと、閉鎖的な無限ループの世界に閉じ込めら、地下通路の0番出口から8番出口までの脱出ミッションが課せられる。そのミッションとは、地下通路に異変があれば引き返し、なければ進み、正解すれば8番出口に近づき、不正解なら0番出口に逆戻りというもの。
そんな不可思議な世界に迷い込んだのは、恋人から妊娠報告を聞き、生む事に同意するか迷っている派遣社員の男。無限ループの地下通路の中で、様々な異変や人物が現れて、男の脱出ミッションを阻んでいく。そして、男が苦悩や葛藤を感じる中で、ここでは、自分がこれまで犯してきた罪と向き合い、自身の生き方に対して問いかけていくことが求められているのだろう。それは、現代社会を生きていく上での、原罪に対して抗う力であり、生きる本能として身に着けた力を開放することに他ならないと感じた。
物語の殆どの舞台は、白いタイル壁のどこにでも見かける地下通路。そこに迷い込む主人公の男を中心にしたカメラ・アングルも、ワンカメで撮り続けているようで、同じ地下通路の映像が繰り返され、どこで切り替えているのか分からないほど。登場人物も、主人公の男、歩くオジサン、男の子、主人公の恋人、女子高生とたった5人という少人数で展開させ、映像にすることで、地下通路に迷い込んだ男と一緒になって、自分も『異変』探しに興じさせるように仕向けるあたりは、流石にメディア・クリエーター・川村元気ならではの演出であると感じた。
出演者は、主人公の男は二宮和也、その恋人役には、久しぶりにスクリーンでお目にかかる小松奈菜、歩くオジサンを、独特な人相の河内大和、女子高生を初見の花瀬琴音、男の子の子役には浅沼成が演じていた。
うまくまとまっているの?
通過儀礼としての選択A Rite of Passage Through Choice
ルールとしてはシンプルで
発明とも言えるゲームを一体どうやって
物語にするんだろう?
と思って、観ることにした。
観終わった感想は「凄い」。
実際にあの環境に
生身の人が放り込まれたら
というifが、これ以上なく描かれ
物語になっていた。
日常から、あの非日常へ
物語全体が入れ子構造になっていて、
ラストに主人公は、
別の選択をするというところに
唸ってしまった。
ゲームの中で
NPC(non player character)として
オジさんが出てくるんだが、
違うかも知れないけれど、
観終わってから
あの人、主人公の父親じゃないのか?
と思ってしまった。
設定はゲームなんだけれど、
物語としては、
生きることにおける
【選択】を比喩(メタファー)として
描いている。
その発想と物語として仕上げた
これに関わった人たちが凄いと思ってしまった。
新しくて
面白い作品です。
是非是非ご覧ください。
The rules are simple—so simple they could be called an invention. But then, how on earth could such a game be turned into a story? That was what made me decide to watch it.
My impression after watching it: “Amazing.”
The film perfectly depicts the “what if” scenario of throwing a real human being into that environment, and it becomes a story in itself.
From everyday life to that extraordinary space, the entire narrative is structured like a nesting doll. By the end, the protagonist makes a different choice, and I found myself deeply impressed.
In the game, there’s an NPC (non-player character), an older man who appears. Maybe I’m wrong, but after the film ended, I couldn’t help but wonder—wasn’t he actually the protagonist’s father?
Although the setting is based on a game, the story itself is a metaphor for choice in life. I was struck by the sheer creativity of turning that concept into a full-fledged narrative.
It’s a fresh and fascinating work.
I highly recommend watching it.
ゲームの映画化という難題への挑戦
8番出口でまさか泣けるとは?!
ゲームも小説にもまったく触れず、映画館での予告編の知識だけで鑑賞。
なノニ後半妄想 3人の親子シーン、そのあとの現実に戻ってのニノの涙と決意に不覚にも涙してしまいました。
普通に観れば途中の繰り返しは単調なのですが、異変探しに集中することでとても楽しめました。異変探索への情熱が少し足りなかった場合には低評価になるかも!
歩くおじさん(河内大和さん)の圧倒的な怪しさ、だいぶ薹の立った(大変失礼!)女子高生さん(花瀬琴音さん)の存在は重要だとは思いますが伏線回収は今ひとつかな?
携帯のアイコンばかりで、動く姿のシーンが少ないにも関わらずさすがの存在感だった小松菜奈さん。別れを回避でき幸せな方向への転換ができそうなエンディングにホッとします。ニノのアップの表情での演技は必見でしょう。
ただ派遣先の会社からは怒られるんだろうなぁ、なんて関係ないところも心配してしまいました。(以前その手の仕事で苦労したこと、思い出しました。)
それと制作費の大部分がニノのギャラだったのかも、なんてね!
やはり、映画化は難しかった
喘息の吸入薬、ポケットに入れとけばいいのに
全体的にスローテンポでダレる
原作ゲームプレイ済み。
よくもまあ、間違い探しがメインのゲームに後付けで、これだけのストーリーを付け加えられたなぁ〜って感じ(良い意味で)
しかしながら、ストーリーが『?』なところが多く、多分こういうことなんやろうなって想像出来るのだけど結局よくわからない部分もあって(歩くおじさんと歩く女子高生のくだり)全体的にイマイチに感じる。
もう少しテンポよく色々アクシデントが起これば良かったのかなー全体的にスローテンポで絵がわりもしないので途中ダレることもありました。
最後のオチもなんとなく読めてしまったので、アッと驚く何がもっとあれば、良作になってかもしれません。
期待度が高かったせいか自分の中では『普通』でした。
そんなに頭使わず観られる謎解き映画
喘息持ちにはつらい
あまりにニノの喘息の咳き込み方が上手くて
喘息持ち(風邪ひくと咳喘息)の私としては
最初から一緒に、苦しくなって、
シムビコート(薬)吸わしてくれー!!ってなった
まあそれだけニノの演技が上手いってことで。
あのゲームをどのように物語に広げたのだろう、
と思ってたので、
ほほー、そう来たか、という感じ。
ニノ目線の画角も面白いし、
全体にただよう閉塞感はよかった。
ただ、
わかりやすい激異変来たら即引き返せばいいのに、
なにちんたらしてるん?とゲームを知ってると思ってしまうけど、
まあそれじゃ、尺が足りなくなるか。
でもあのネズミのクリチャーはいらなかったなぁ。
姿見せなくても何かがいるかも、ってだけで充分だと思うけど。
てか、これ、ジャンルはホラー?
カテゴライズしにくいところは良き。
想像より楽しめました。
主人公の喘息設定のデバフが上手いなと思いました序盤の不快さが増した気がします、やや緩慢になる中盤~後半の判断が遅い所にもっと生かした方が良かったのでは?オチのこのくらいしか進めないと言う辺りもいいかと…中だるみが惜しいけど元はゲームなので仕方ないかと閉塞感は良く出てたと思います。
安易な人気アーティストによる雰囲気ソングとかじゃないのも評価出来ます
まずまず
いちおうゲームはプレイ済み。
途中に少々ドラマを挟んで、単調な展開にメリハリをつけており、映画オリジナルの異変の部分もホラーチックなスパイスをまぶしてある。
飽きさせないために入れたドラマパートがややゲーム展開のスピード感を殺しているようにも思う。
他のキャラにもスポットを当てていたのも興味深い。
ただ、唐突に始まるので、この異界が何によってもたらされたのかという理由は欲しかった。
異変も簡単なものばかりだったのでちょいダレた。
……ぜんそく設定いらなくないか?
(解説には二宮案とある。主人公に足枷をつけたい意向)
→途中からクスリ使わなくなったし。
(サバイバルしていくごとに強くなっていく意趣のようだ)
続編「8番のりば」に続く?(笑)
ホラーで怖がりたい人にはおすすめできない
開始20分ぐらいまでは面白かった。
が、何度もループで同じ描写なので中弛みがひどい。
これはテーマの性質上仕方ないのかもしれないが退屈すぎて眠くなる。
ゲームも小説原作も知らないで予告だけ見てホラーだと思って臨んだから肩透かしをくらったというのもあったかも。
歩く男の演技は不気味でとてもよかった。
上手く再現していると思う。
子ども達と鑑賞。公開最初の土曜日とあって席は満席に近かった。そういう作戦だったのか、鬼滅と公開をずらしたのは良かったのではないだろうか。
原作はインディーズとはいえよくできたゲームで、我が家でもしばらくみんなでプレイしていた。どういう感じであの雰囲気を出すのかなと興味があったが、上手く映像に落とし込めていると思った。
途中、何度か驚かせてくれるシーンもあってマイルドなホラー映画って感じ。
ゲーム未プレイで映画を観ている方は少ないと思うので、とりあえずみんな異変を探してみたはずだ。その見せ方もなかなか上手かったと思う。
映画という特性上、登場人物やちょっとしたストーリーはあるが、それほど作り込まれてはおらずゲームの再現という意味では良かったと思う。
あの迷路や異変に何か意味を求めたい人には合わない。特に何も考えずあのゲームの映画だと思ってみるとなかなか良質。
あと、席が前の方だったこともあるが私は少々画面酔いしたので酔い体質の方は注意⚠️
結末とエンドロールの音楽もあって、鑑賞後感はなかなか良かった。
日常に潜む『異変』を見逃すな!
■ 作品情報
監督は川村元気、脚本は平瀬謙太朗と川村元気、原作はKOTAKE CREATEのゲーム『8番出口』。主演は二宮和也、共演に河内大和、浅沼成、花瀬琴音、小松菜奈。
■ ストーリー
蛍光灯が淡く照らす無機質な地下通路に、一人の男が迷い込む。いくら歩いても出口に辿り着けず、何度も同じスーツ姿の男とすれ違ううちに、自身が無限にループする回廊に閉じ込められていることに気づく。男は壁に貼られた奇妙な「ご案内」を見つける。「異変を見逃さないこと。異変を見つけたら、すぐに引き返すこと。異変が見つからなかったら、引き返さないこと。8番出口から、外に出ること。」この指示に従い、男は出口である8番を目指し、通路に潜む異変を探し始める。異変を正しく認識すれば出口の番号に近づき、見逃せば0番に戻されるというルールの中、男は自身の人生の岐路に向き合うことになる。
■ 感想
予告編を観たときからずっと気になっていた本作を、公開初日に鑑賞してきました。ゲーム原作とは聞いていましたが、未プレイの私でもその世界観に引き込まれる、なかなか力強い作品でした。
ほぼ全編が地下鉄通路内というワンシチュエーションで物語が展開されるため、一歩間違えれば単調になりかねない構成です。しかし、この無謀とも思える挑戦を、見事にひとつのドラマとして成立させていることに心から拍手を送りたいと思います。主演の二宮和也さんをはじめ、登場人物が最低限に絞られている点も、閉じ込められた空間での焦燥感を煽り、物語のテーマをより深く掘り下げていると感じます。
本作は、私たち現代人に静かに、しかし強く訴えかけてくるメッセージを持っているような気がします。普段、私たちは厄介ごとに巻き込まれたくなくて、無意識のうちに多くの『異変』を見て見ぬふりをして過ごしていないでしょうか。あるいは、もっと関心をもって自分自身の考えをもつべき事柄に対して、無関心すぎではないでしょうか。映画冒頭で、大泣きする赤ちゃんに対してキレる男性、主人公が見ていたネットニュースの『人間の器官を移植された実験ネズミ』のように、私たちは、自分にとって不都合な、あるいは関心のない重要な事柄を日々スルーし続けているのかもしれません。
そして、その『異変』が自分自身に突きつけられたとき、初めてその異様さに驚く。本作は、もっと身の回りのことに関心をもち、自分の頭で考え、判断することの大切さを改めて教えてくれているように感じます。主人公もまた、別れるはずだった彼女の妊娠という報を受け、初めて事の重大さを自分事として捉え、向き合う決意をしたのでしょう。この出来事をきっかけに、主人公の男性はきっとよい父親になる事でしょう。そんな変容を感じさせるラストの余韻が心地よいです。
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