8番出口のレビュー・感想・評価
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面白くなりそうなのに一向に面白くならない
元ネタのゲームをやったこともなく知識もないので、そもそもターゲットじゃないのかもです。そのくらい、序盤から置いてけぼりというか、ずっと何これ…というテンションのままでした。
地下鉄から出ようとするも無限ループに陥り異変を見つけて出口を探す。面白そうなプロットなのに、リアル間違い探しをただ眺めているだけという感じ…それが1時間半続くのでキツい…。
おかしな状況を秒で受け入れて対応していく主人公に全く共感出来ないし、ちょこちょこ発生するホラーイベントにも繋がりは特になく。
実は伏線がたくさんあって、そのあたりをしっかり汲み取れると面白いのでしょうか…?
私にはサッパリでした…。予告は面白そうだったのにな〜。
静と動
何と斬新な映画だろうと思い、こんな映画今まで見たことない!!といったような、とにかく新しい映画の世界に入り込んだような感覚になり、とても面白かったです。クレジットで、川村元気さんのお名前を見た時に、やっぱり流石だなぁと納得しました。
最近のヒット映画は、とにかく動いているイメージがあったのに対して、この映画は全く同じ場所から動かないで、観ている側をその世界に引き込ませるという静なのに、ハラハラドキドキが止まりませんでした。
東京メトロを利用された方は、わかると思いますが、日々の日常でもしかしたらこんなことあるのかもしれないという錯覚に陥りそうなリアルな描写は素晴らしかった。
映画館の年齢層も幅広かったので、次にヒットしそうな予感がする…。私は、今年公開された映画では、No.2です。
ゲームと映画の境界線があいまいな物語
先ず、ニノの一人芝居は観る人を釘付けにする。映画を観ているのに、自分もゲームプレイヤーになったかのようだった。
原作のゲームをしていないので、一緒に異変を探し、ニノが気づかない異変にはよく見て!と声を掛けてあげたくなった。
その上で、ニノの迷える部分が浮き彫りになり、しっかりと腑に落ちる展開になっていたのは見事だった。
また、「歩く男」の河内大和さんの存在が、ものすごくズッシリきた。ネタバレしたくないので書かないが、色々な意味でゾッとさせられた。
観客には小学校低学年くらいの子供もチラホラいたけど、子どもが理解するには難しいかな。
結論から言うと、とても面白かった。あまり邦画は見ないが、よく似たス...
8番シアターで観た。
IMAXでなくて大丈夫です
音響について言えば、いわゆるサラウンドなシネマであればこの映画の音響効果は充分です。映像にレーザー品質は要りません。どうぞ普通の劇場でご鑑賞下さい。
さて、と。
8番出口は昨年の流行語大賞の候補に上がっていて、何だ?これはと興味が湧き、なるほど面白そうなゲームだなと認識しておりました。それがニノ主演で映画になると言うのでちょいと期待して観に行きました。
案外すぐに、例の無限ループに入っていきます。どんな撮影テクニックを使っているのやら、確かに無限ループになっています。
ルールは簡単ですが、そこに心の中の罪悪感が絡んでくるところがこの映画の面白いところ。な筈なんですが、正直そこまで面白くはありませんでした。
あのおっさんとお姉さんが果たす役割もあまり良くわからんかった。スマホで見ていたネズミも、ニノとの関わりが良く分からんかった。
まぁそこそこ面白いので、流行に乗っかっておきたい方は時間潰し程度にどうぞ。
追伸:私の考察力不足で真の面白さに気づけていないだけかもしれません。何か伏線回収の面白さがあるかもしれないので、この後YouTubeで答え合わせしたいと思います
意外と深い、感想は観た後で
無理して劇場版にしなくて良かったかな
好き嫌いが分かれるが邦画としてはそれなりに見応えはあった
全く期待していなかったし普段映画観に行かないくせにこういう時だけ大量に押し寄せてくるどっかのファンの人達のせいでチケット取るまでかなり苦労したが!何とか無事チケットを取れて観に行った。今作は原作やゲームがあるらしいのだが小説はあまり読まないしゲームも遊ばないので物語に入り込めるかは最初の10分が勝負かなと思った。蓋を開けてみれば意外と見応えのある作品で最後まで集中して見る楽しみがあった。間違い探しの為に集中するのは多少疲れるし同じ通路での行き帰りが映画の主な舞台なのでかなり見る人を選ぶ作品だが逆に1時間半同じ通路で引っ張ったのは結構変態。肝心の内容だが一回だけでは確認できなかったところが幾つかあったので再度鑑賞しようと思うが大体の流れは映画を長く観てる映画ファンなら一発でわかるだろう。ただ何となく謎がいくつか残ったので再度鑑賞して確かめてみたいと思う。「もしかしたら」が沢山詰め込まれているように少なくとも思わせるあたりはなかなか上手いこと作ってあるがパンチが効いた作品かと言われたら違うのでこの作品を楽しめるかは忍耐力があるか無いかでかなり変わりそうだ。日本の「かわいい」髪型は自分には合わないなぁと感じてしまう。
なんかもうそろそろボブの時代は良いよ。。。
二宮くんは演技が上手い。彼はなにか安心して見てられるよね。有名ジャニーズの中では香取慎吾くんと並んで演技が上手いと思う。
注意:この作品は3.11を経験した人は少し身構えしてみた方が良いかもしれない。
面白かったけど、物足りなさもある
ゲームプレイで全異変コンプリートの者です
あのゲームにどーやってストーリー性を持たせるのかと思いましたが
なるほどそう来るかと感心しました
ストーリーの内容はツッコミ所はあるものの「実写版なんてそんなもんだろ」(悪い意味では無い)のスタンスで観ていたので特に悪くはなかったです
まさかの人物の背景が観れたのが映画アレンジの面白いところでした
広告ポスターや主人公が気付けなかった異変「そうそう、そこ見逃しちゃうんだよね」等ゲームを知ってる方からしたらゲームと一緒の部分を見付ける楽しさがありましたし、ゲームと違う部分も「ここは原作と違うなーなるほどねー」と間違いさがし的な楽しみ方もできました
ゲームでは異変は全部で31個あり、ゲームと同じ異変をもっと観たかったところではありますが、そもそもゲームの異変が映画「シャイニング」をオマージュしてる部分もあるので、そこら辺が再現的に厳しいのかなと思いました
代わりに映画では映画アレンジの異変も見られたのですが、せっかくアレンジするなら、もう少しホラー要素強めにしても良かったんじゃないのかなと思います
主演を務めた二宮さんが特別好きと言う訳ではないですが
長年演技をされているので、演技の方は安心してみられました
他の演者さんの演技も良かったです
劇場には、実況プレイ動画の影響か小さなお子様も居たのですが
小さなお子様には怖いのかもしれないですね
ゲームプレイヤー、ゲーム実況を観ていた方は細かいところで楽しめる要素は十分あると思います
ゲームを全く知らない方からしたらチンプンカンプンな部分も多い気がするので評価は2.5
8番出口はゲームとしてはとても面白いゲームなので
映画を通じてゲームの良さをもっと伝えて欲しかったです
以下の文は評価とは関係ないですが注意点です
一部、津波とも捉えられる表現がありますので
津波で心を痛めた方には、視聴をオススメしません
自分は津波経験者ではないのにも関わらず
この表現はグロいなと思いましたので注意喚起です
あと、吐瀉物が苦手な方、一部シーンで吐瀉物が写ります
結構リアルかなと思うので注意です
凄く個人的な事なので笑い話で聞いて欲しいので書きます
演者さん情報を全く知らずに観に行ったのですが
「ポスターの主人公、二宮さんに似てるなー」と思ってたらご本人で
映画観てる時に「今HIKAKINさんに激似の人いたなー」と思ってたらご本人だったのですね笑
場所ループが視覚的に信じられる!
面白かった!わずかな導入部の後、すぐに場所ループへ。ここから何回あの通路を見たことか。それでも毎回何かしら違いや進展があり、ダレることなく見続けられる。二宮くん以外の人物たちの視点が始まったり、脚本がよく出来ていて90分ちょっとがずっとサスペンス。
何より場所ループが視覚的に信じられて凄い。長回しの1人称カメラだったり、切り返しのない人物後追いカメラだったり、あの通路のセットはいくつまで作ったんだろう?1つしかなかったと言われたら、ほんと驚きモモノキである。
結局あの世界は何だったのか?観客が自由に解釈して良いのだろう。二宮くんの罪の意識だったり、子供の件で不安と動揺が生んだ世界だったり。場所ループから今度は時間ループになったら面白いかな。でもそれじゃあ映画が終わらないね。巻き戻ってもう一度出くわすあの出来事。ラストカットも良かった。二宮くんの表情演技が活かされたエンド。
カルト映画として長く愛される映画になる予感。
分かったこと
一度は観るべき!無限ループの心理ゲーム『8番出口』
それなりには楽しめました
ゲーム感覚で映画を楽しんだような─。知らず知らずのうちに一生懸命画面を凝視していて、なかなか巧妙な作品でしたが、筋が決まった映像作品なので、一度見たらもう・・・と、どうしても思ってしまいます。内容も嫌な感じとイライラする感じが強調されていて、しかも閉塞感が強いため、─まぁそれはこの作品のコンセプトみたいなものなので受け入れながら見なくてはならないとは思うのですけど─メインの物語が始まるまでちょっとした忍耐が要りました。
現代の瑣末な負の面を誇張しすぎている印象もして、楽しめても、何となく受け入れがたい作品でした。確かに、画面の中で展開されるマイナス面は理解できるし身につまされますが、同時に嫌だと思いつつも周りのみんなでなんとかそれら嫌な事柄を、解決しなくともうまい具合に対処や処理していると思うのですけど、誰かが、オレが、何かを決意する、みたいな強い作風がちょっと苦手だなぁなんて思っちゃいました。
とはいえ、ひと味違うエンドロールなど何気に全部見ちゃったし、この映像作品を終始凝視させてやろうという意志は伝わってくるような作品でした。しっかり見入ったし、楽しめたのですが、面白くは・・・なかったかなぁ・・・
「スケールが大きい」
なかなか良く出来た不条理スリラー
プレイしたことはないが、もともとは同様のコンセプトのゲームが原作。時間やシチュエーションがループして、閉じられた時空間から出られなくなる。
この手のアイデアは国内外を問わず、すでにいくつもの作品で描かれている。
ということで、さてどうやって料理しているかな?と思いつつ、「東京の地下鉄の出口」という設定に興味を唆られ公開初日に観る。
結論から言って、なかなかおもしろい。
ちなみに私の星3.5は「チケット代に充分値するおもしろさ」です。
二宮和也の演技力の高さは『ラーゲリより愛を込めて』でわかっていたけれど、この作品で改めて揺るぎない存在感を見せてくれた。
OPでSTORY Inc.のプロダクション・ロゴが出たので「おや?」と少々驚き、エンドロールでさらに川村元気が監督(かつ脚本を共同執筆)だったことを知った。新境地でヒットを打てたことを喜びたい。
川村元気は東宝の社員時代に新海誠『君の名は。』の大ヒットの立役者となり、その後独立してSTORYを設立してからも新海の続編とも言うべき『天気の子』『すずめの戸締まり』でも成功した。
しかしその後恋愛小説『四月になれば彼女は』を書き、2024年には映画化もしたが、残念ながら個人的には星1〜1.5程度しか評価できなかった。ストーリーもほとんど思い出せない。
世の中には「その人自身が天才クリエータータイプ」の人と、「天才クリエーターの能力を最大限に引き出すプロデューサータイプ」の人が居る。
また、それぞれの能力が、違う領域やジャンルで発揮されることが多い。
僭越ながら川村元気は、物語創りにおいては後者であって、特にラブストーリーをオリジナルに創造するよりも違うジャンルで良いクリエーターや良い素材を深く耕して豊穣な世界をリビルドすることに傑出していると思う。
この『8番出口』も、ゲームという異なるジャンルの素材から、映画の時間経過のコントロールやプロットへと変換し、その時空間に役者の二宮和也を置いて違和感のない演出を付けているわけで、これは見事だと言う他ない。
川村元気には、今後もぜひホラーや巧みなスリラーで彼らしい新境地を開拓して行って欲しい。
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