8番出口のレビュー・感想・評価
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映画を見終わった後も色々考えさせられる
映画館で見た予告編がすごく印象的でずっと気になっていたので鑑賞。
ゲーム要素が強いのかと思っていたが、いい意味で期待を裏切られました。
サイコサスペンスが好きな方はハマると思う。
主人公目線で地下通路に閉じ込められている感覚を疑似体験できるので、映画館を出た後の疲労感がすごかった。
ストーリーが「型」を想起させる構成になっていて、見終わってからもあれこれ考えさせられる。
何度もループする構成で最後まで飽きさせないことに脱帽。
リアリティを追求した役者陣渾身の演技は必見です。
世にも奇妙な物語の1エピソードを映画化した感じかな
ヒカキンが出ているとは・・。どこでしょう。
ホラーでくくれないおもしろさ!
やや人を選びそうだが、不愉快にさせるところは少ないか
今年183本目(合計1,724本目/今月(2025年9月度)2本目)。
このゲーム自体はものすごく有名で、それこそAppleストアでもGoogleストア(だったっけ?)でも、偽物?が出たりと色々ありましたが、ゲームの内容はそのまま踏襲しつつ、映画としてストーリーを足したところになります。
ただ、足されたストーリーというのは結局「自己との向き合い方」といった、やや哲学的な分野になっていて、そこが、この元のゲームである「怪しいところを探して、戻ったり進んだり」という部分が薄くなっている(あることはあるのだが、なぜハズレルートなのかの説明がないなど)ところが人を選ぶかなぁ、といったところです。
ただ、元の作品自体は参照していますし、プレー経験があるか同趣旨のゲームをやったことがあれば(いわゆる一人でやるミステリーもの、脱出もののアプリは多数あります)、見やすいところはあります。
採点に関しては以下まで考慮しています。
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(減点0.3/司法書士が何の仕事をする人か大半の人は理解できない)
この「何度も訪れる通路」にはいくつかポスターがありますが、そこに司法書士のポスターがあります(これは原作にもあります)。ただ、「司法書士のポスターがちゃんとある」と言われても、大半の方は司法書士が何をするかをご存じではないと思うので(かつ、法律ネタには一切飛ばない)、もう少し配慮が良かったのではないかなぁ、と思います(なお、理不尽度が高くなるので、司法書士を行政書士に書き換えるというトリックはありません。さすがにこのトリックが入っていると、「どういう人が見たらよいかわからない」という指摘になるので、ある程度減点対象が大きくなります。
※ 要は最初から「何とか弁護士法律事務所」にしておけばよかったのでは、というところです。
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(減点なし/参考/司法書士って何をするお仕事?)
不動産を売買しても、その不動産の所有権を主張するには登記を必要とします(民法177条、不動産登記法)。この「売買、贈与などで発生する不動産の所有権の登記の新規申請、変更等」を行うのがこのお仕事です。行政書士と似た部分もありますが(共管部分も多々あり)、行政書士はこれは行えない代わりに、逆に売買後に喫茶店を開きます、といったようなときの許認可の代行は(自分で行うのでなければ)行政書士でしか行えません(対保健所)。
日本以外ではそもそも「弁護士」しか法律職がないところが多く(その後、日本でいう色々な分野に特化することが想定されているので、(日本の司法試験に比べると)難易度低めの代わりに2次試験等の論文試験(開業後の分野を選択することになるのが普通)で、日本でいうところの行政書士や司法書士、社労士等のことを問うてくることになります(論文であるかとかマーク式であるかとかという部分は違います)。
日本は弁護士を頂点として、司法書士や行政書士等の隣接職が多いため(なお、このことは、日本の影響を受けた韓国や台湾などごく少数にとどまる)、日本では「何でも弁護士に頼んでいればよい」のは法律的には確かですが(あらゆる業務ができるため)、このように分岐した事情から、不動産登記なら司法書士、外国人の入管関係は行政書士というように「実質的に」分かれているのが実際のところです(特に後者は英語以外のマイナーな言語の外国人の方だと、対応できる方が限られるため)。
※ また、海事代理士等、弁護士であれば何でもできるといっても、実際には資格を持っていてかつ会員として色々会報を読むなどしないと「そもそも何も行動すらできない」というような隣接職もあります(ほか、土地家屋調査士も、か。社労士はギリギリ?)。
つかみどころの無い退屈な映画
複数人で見たらIMAXも悪くなかった(と思う)
映画ならではの深さ
ゲームもせず小説も読まずに、単純に映画好き人間として観ました。かなり良かったです。
ハラハラした脱出ゲームだけを期待した人には、期待はずれだったかも知れないですが、ゲームを映画にするの?という難しさに、繊細な人間ドラマを混ぜ込んだ、巧みなアイデア、数々のメタファー、そして何より、未だに頭の中でラベルのボレロが鳴り続けている…残った感動、重さ、考えさせられる深さで、カンヌで喝采を浴びたことに納得です。エンタメ性の強いアメリカ映画より、ヨーロッパ映画に近い。ゲームを頭から取り去って、純粋に映画として入ってほしい、素晴らしく斬新な作品だと思いました。
二宮さんの特別なファンではないですが、彼の演技は素晴らしかった。音楽も秀逸。
純粋に映画好きな人には絶対に観てほしい。
クソつまらん映画だった
予告編を観て面白そうだったし最低でも変な家的な楽しみ方は出来るかなとかなりワクワクしながら鑑賞しに行ったのだが期待外れ退屈でつまらない映画だった
上映時間2時間未満なのに、かなり長く感じた
そもそも、主人公が無能でひ弱すぎでしょ
その割に途中から急に元気になるし序盤は何だったんよ
もっとマッチョで有能な人間でも解けない脱出ゲームにしてくれ
序盤からイライラしたわ
ホラーやミステリーならそこにフォーカスして欲しいのに肝心の謎解きも弱くてホラーも中途半端、バイオレンスもほぼなし
脱出もののキューブ的な面白さにできなかったんだろうか
そのかわりに謎のお涙頂戴人間ドラマストーリーがメインになっててそれも余計すぎ、説教臭すぎ、原作ゲームの脱出の楽しさを台無しにしてる
ゲームの設定は面白いからもっともっと面白くなったはずなのに勿体なさすぎる
俳優陣の皆さんの演技は良かったがそもそもそーゆーの求める原作設定じゃないよなあと思うとこもありそこも勿体なかった
てかよくこんな映画、映画祭に持ってけたな
ゲームでいいかな
なんと言ったらよいのかね〜😌
廉価版サイレント・ヒル
まさかあの男性にそんな過去があったとは…
最初見終わった時に感じたのは、「予算がなくて地下鉄で撮影されたサイレント・ヒル」でしょうか。
原作のゲームはプレイ済みです。ゲーム自体は単純で、神経衰弱に間違い探しを組み合わせたようなシステムです。主人公は映画と同じく、突然迷い込んだ無限ループする地下鉄連絡通路から脱出しようとします。
原作のゲームにはストーリーらしきものは存在しません。単に突然迷い込んだキャラを操作するプレイヤーがいるだけです。そこに登場人物に肉付けし、さらに様々な隠喩を加えたものが、映画オリジナルの部分でしょう。そこが、やもすれば単調になりがちな場面を、画面を目を凝らしてみてしまうような仕掛けとして機能しています。
惜しむらくは間違いがわかりやすく、観客に志村うしろー!の状態を作りやすいことでしょうか。また、観客も一緒に間違い探しを始めるわけですが、あっさりと音を上げる主人公にあまり感情移入できなくなる感を受けました。
やや粗が目立つものの、全体としてみれば良作の部類に含まれる作品だと思いました。
万民受けはしないでしょうが、コアな人気を得られそうな作品でしょう。
ただただ単調
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