劇場公開日 2025年8月29日

8番出口のレビュー・感想・評価

全687件中、441~460件目を表示

3.0 本作は、地下鉄の出口を探し求めるのが本題ではなく、迷宮入りした人生からの出口を暗示させる作品だったのです。

2025年8月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

難しい

 本作はKOTAKE CREATE(コタケクリエイト)が開発し、世界的に大ヒットしたゲームソフト『8番出口』を実写映画化したものです。手がけたのは川村元気監督。プロデューサー、小説家として活躍し、映画「百花」で監督としても評価された才人が、今回も手腕を発揮しています。
 原作にはストーリーが存在しませんが、映画版では、主人公の「迷う男」が駅構内のような無限ループの地下通路に迷い込み、異変を見つけたら引き返す、見つからなければ引き返さないというルールの下で、出口となる「8番出口」への到達を目指すお話です。

●ストーリー
 蛍光灯が灯る無機質な白い地下通路を、ひとりの男(二宮和也)が静かに歩いていきます。でも、いつまで経っても出口にたどり着くことができず、何度もすれ違うスーツ姿の男に違和感を覚え、自分が同じ通路を繰り返し歩いていることに気づくのです。そして男は、壁に掲示された奇妙な「ご案内」を見つけます。「異変を見逃さないこと」「異変を見つけたら、すぐに引き返すこと」「異変が見つからなかったら、引き返さないこと」「8番出口から、外に出ること」。男は突如として迷い込んだ無限回廊から抜け出すべく、8番出口を求めて異変を探します。

●解説
 画面は主人公の一人称視点(FPV)を多用して、迷う男の主観に同化する形で、脱出できない焦燥を観客と共有させる映像となっています。真っ白な地下鉄の通路に掲示板の黄色が目立ちます。無機質な左右対称の空間が、主人公と一緒に観客を作品の世界に没入させるのです。
 それは、日常的な都市空間の一画に異界の迷宮が組み込まれている怖さをひしひしと感じさせるものでした。
 地下鉄の構内を模した無限に続く地下通路に閉じ込められた状況の中、0番をスタート地点として「8番出口」を目指して進んでいきます。
 通路の壁にはゲームの規則を記した“ご案内”に並んで、剔し絵で人気の画家工ッシャーの展覧会ポスターが貼られていたり、また世界で最も有名なループ音楽と呼ぺるラヴェルのボレロが流れたりと、象徴的なアイテムが映画を彩ります。
 やがて、CGで作ったかのような歩く男(河内大和)と何度もすれ違い、壁に貼られた数枚のポスターが目に入ってきます。迷う男はそれらにも目を向け、異変を探そうとするのです。
 さらっと通り過ぎているだけでは、小さな異変に気づかないという設定は、スマホの画面を指をすべらせて飛ばし読みするのと似ているかもしれません。
 川村監督の狙いは、ホラーを狙ったものというのでなく、何でも倍速で見飛ばしてしまう現代の世相に対する批判であり、人間的なものを回復しようとする意思に鮮やかに反転してみせるのです。
 それは本作の裏のテーマが、これから生まれてくるかもしれないわが子への愛に気がつくことだったからです。
 冒頭に迷う男は別れた彼女(小松菜奈)から電話を受けて、妊娠を告げられます。しかし彼女は今後のことをどうすべきか結論が出せず、元彼である迷う男に丸投げしてきたのです。とっさの話で迷う男も結論がいえず、とりあえず病院に向かうと答えるだけでした。別れたばかりの彼女の妊娠という重大事に、答えが出せず、悩む迷う男の内面が、そのまま可視化したような「8番出口」への無限ループでした。
 おまけに彼女の入院先の向かう途中の電車の中で、泣き叫ぶ赤ちゃんをうるさいとなじる通勤客の罵倒に対して、傍観するだけで母親に対して何もできなかったことが、深い罪悪感を抱いてしまうのです。これは、妊娠して動揺する元カノを、結論を伝えずそのまま見殺しにするのかという迷う男の心理状況の伏線になっていました。
 ところで「8番出口」への無限ループに陥るなかで、迷う男はいつの間にか、謎の少年と出会い、一種に出口を探し出します。その後地下通路に大洪水が起こり、迷う男が気がつくとそこはあたり一面夏の浜辺で、元カノとともにあの少年が海で遊ぶ姿を眺めていたのです。このときの幸福感を迷う男は噛みしめていました…。

 本作は、地下鉄の出口を探し求めるのが本題ではなく、迷宮入りした人生からの出口を暗示させる作品だったのです。

●感想
 率直に言って、本作の不条理な世界にははまれませんでした。特に0番をスタート地点とする脱出に向けた展開では、せっかく6番出口まて゜到達していながら、また0番に戻ってしまう原因がわかりにくく、もっとわかりやすく本作のポイントとなっている『異変』について描いてほしかったです。もちろん川村監督はリスペクトしていますが、本作も私小説的な色合いの強かった“文芸作”の「百花」に近くて、自身の作家性が表現を変えて強く出ているのではないでしょうか。

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流山の小地蔵

4.0思った以上に良くできた作品でした!

2025年8月31日
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ゲーム8番出口の映画化。
同じ景色がローテーションする地下通路で、異変を見つけてゴールを目指すという、ストーリー性など全く無いこのゲームをどう映画化するのかとても気になっていました。

地下通路の再現、原作でもお馴染みの異変の数々。そしておじさん・・・。
ゲームまんまじゃんとニヤニヤしながら観入るも、このままいったらマンネリした流れになりかねないと思う中で、上手いこと主人公の心の弱い部分を試すような演出などいい感じにアレンジしてきて、全く飽きさせない作りになっていました。
正直想像以上に面白くて、あのシンプルなゲームをよくぞここまで!と感激しました✨

静寂な地下通路をコツコツ歩いているだけで、緊張感が溢れてきますが、静と動の切り替えで結構ドキッとさせられます。ホラーとはちょっと違いますが、何かと驚かせてきます。
ちなみに自分の読みとしては、もっとスッキリしないラストを予測していたのですが、見事に外れました😅
(ニノがおじさんの立ち位置になる的な・・・w)

いずれにしても、子供から大人まで楽しめる作品だと思います。個人的には、世にも奇妙な物語的なイメージですかね。

ところで、エンドロールにヒカキンとあり、何処に出てた!?って感じでした😁

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ゴウ

4.0ゲームやりまくった翌日がベスト

2025年8月31日
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鑑賞方法:映画館

初めてゲームをやってみた
家族でワーキャー言いながら
おもきし楽しんだ ハマった
次の日映画を観に行った
最高に楽しめた

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色羽空パパ

3.51シチュエーションの限界

2025年8月31日
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鑑賞方法:映画館

二宮和也の演技は素晴らしいが、やはり1シュチュエーションの苦しさは拭えない。
映画を見る前からどういう内容かは想像がつき、そしてその想像を超えられない。
工夫や努力は買うが、観客は「世にも奇妙な物語」を劇場で長尺で見せられてもという不満を抱くだろう。

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ドラゴンミズホ

5.0没入感ありの面白い映画だけではない‼︎

2025年8月31日
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鑑賞方法:映画館

怖い

知的

斬新

異変を見逃さない!異変を見つけたら引き返す!
最初は迷う男目線で自分も異変を探してしまう… 没入感ありの面白い映画です!

オープニングからボレロの曲で始まるループミュージック!
このループする映画にあってる!
迷う男が電車の中でスクロールして見てる映像で猫、キメラネズミ🐀赤ちゃんの鳴き声…全て見ない聞かない。
元カノの妊娠も同様しつつも悩み面倒だと思ってる感じてる?
この8番出口のループはそんな迷う男の心を現してるのか?と思った。

無事に8番出口から出られ、最後に迷う男の涙を見た時、この映画は、ただ単にゲームを実写化をしてるのではなく世の中の異変を見て見ぬふりをするなと言う戒めだと思いました

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ふーたん

3.5まあまあなのでは

2025年8月31日
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鑑賞方法:映画館

ゲーム未体験かつ旧ジャニーズファンではない立場からの感想です。
特殊な世界観でのお話でそれが初めてだったので面白いと思いました。
ただ、延々と通路をさすらう場面が続くので実際の時間以上に長く感じられた。
最後の最後の主人公の改心を暗示する意味深なシーンはもっとはっきり描いたほうがいいのでは(理解できてない若い人が帰路大きな声でしゃべっていた)

ほかにも分からないところが多々ありますが、それを確認しに再見するかと聞かれればそこまでじゃない。でも全体的な評価としては、まあまあ、といったところです。
ゲーム体験者ならきっと別の感じ方もあるのでしょうね。

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お抹茶

3.0リュックとか鞄とか

2025年8月31日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

元のゲームはプレイしたことはないのですが

死亡シーン集的な動画はいくつか見たことがありました🤣

日本のホラー映画は基本的に
全く期待せずに観に行くようにしていまして、

しかしてこの作品はシンプルに面白かったです。
シチュエーションホラーってことにはなりますわね。

なんだか優柔不断な青年がなぜにあんな聡明な女性と交際していたのかは
甚だ疑問でしたが、

ストーリーに芯を持たせるにはいいアイデアだと踏んだのでしょう。
まあそういう背景は好きにしてくれたらいいのですが、

気になったのはですね、

やけになってリュックとか鞄とか叩きつけて中身を何も持たずに
先に進むのがどうしても解せないんですね。

喘息のための吸引器とか逐一リュックに出し入れしてて
それもスゲエ気になりました。
上着のポケットのがいろいろ早いでしょうに。

ともあれ、元のゲームの方が気になってきたので
軽く術中にハマった気分ではあります。

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Sue Cat Boy

3.5ゲームをこう映画にしたのか!と感嘆しました。

2025年8月31日
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鑑賞方法:映画館

YouTubeゲーム実況で8番出口の存在を知っていましたが映画になると聞き、あのゲームを映画ってどうやったの!と興味が湧き観に行きました。

ゲームを知っているとおじさん役の河内大和さんの再現度の高さが浮き彫りになるためより楽しめます。まったくゲームを知らない人でも図らずとも「迷う男」と一緒にルールを理解することになるため、充分に楽しむことができます。

二宮さんの演じる「迷う男」は地下鉄下車からぬるりと奇妙な空間に入り込んでしまい抜け出せられないというストーリー。普段の代わり映えのない生活のすぐ隣にまだ見ぬ異空間があるのかもと想像を膨らませる面白さがありました。
途中驚くシーンや音がありますので全年齢向けではありますが、怖いものがニガテな子はびっくりしてしまうかもしれません。目を瞑るなり対策を。

エンディングは音楽にぴったりのクレジットが表示されます。デザイン性も優れていてわたしは好きでした。お時間に余裕のある方はぜひ席を立たず最後まで楽しむことをオススメします。

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ぽん

4.0見事なエンターテイメント作品

2025年8月31日
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鑑賞方法:映画館

怖い

ドキドキ

邦画ではこういうテイストの作品珍しいかもしれない。洋画では時々ある、日常から何の前触れもなく不可解な世界へ迷い込むホラー。ゲーム原作を知らずに鑑賞。確かにRPG的要素あるが、物理的に迷い焦る中で自分の脳内での迷いとリンクして可視化されたものなのか、悪夢なのか。お仕置きなのかやり直しの機会を与えられているのか。脚本に力があるから単なる不気味ホラーテイストにならず、観客に様々想像させながら成り行きはうねって盛り上がって行く。
大作ではないが新たな邦画のエンターテイメントテイストを楽しめる、役者二宮和也の良さが存分に発揮されている作品。

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まっちゃまる

4.5あの原作をよくぞ

nさん
2025年8月31日
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あのシンプルな原作ゲームを土台に、ちゃんと世界観を守りつつよくストーリー性を持たせて展開できたな…!と上から目線で感服してしまいました。
絶対にクソ映画になるだろうな…と決めつけていた作品公開前の自分をビンタしたいです。
良い意味で期待を裏切ってくれた。
ぜひネタバレを踏まないうちに観てほしい良作です。

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n

1.0演技は良かった

2025年8月31日
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鑑賞方法:映画館

単純

知的

ドキドキ

いまいち 面白くなかった 同じことの繰り返し 近畿地方の方がリアルに怖かった まあゲームみたいですからね 仕方ない 後あのおじさん 高校生が何を言いたいかもわからない ネタバレしますから 話しませんが 怖くはない 多分からだ探しのほうが怖いかも

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アサガオ

3.5展開が読めなかった

2025年8月31日
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鑑賞方法:映画館

ゲームはやったことはない。まったく前情報はない。そして、全く考えていたストーリーと違った。
ホラー?ミステリー?というよりファンタジーだったと思う。まったく先が読めなかった。
心温まる。素敵です。

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Kunihiro.Tanaka

5.0誰もが「出口」を求めて生きている。

2025年8月31日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

斬新

それは誰かにとって「死」であったり、 「子孫を残すこと」「母」 「勇気」 であったりする。

過ちを犯さないよう、
「異変を見落とさない」様もがいても 後悔を繰り返す。看過する。
ときには天災に押し流される...

あらゆる要素が抽象化された、
自分の人生の「出口」を探し続けていく 勇気を貰える、哲学的で普遍的な作品でした。

(世間の評価イマイチだけど、同じ様に刺さった方、誰かいませんかー!)

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VECTOR

3.5⭐︎3.7 / 5.0

2025年8月31日
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鑑賞方法:映画館

8月31日(日) @映画館
8番出口
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観る側によって感じ方が変わる脚本が秀逸😳期待と不安が入り交じった心情は「地下鉄出口」に辿り着こうとする心境と重なる
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#映画好き
#映画好きと繋がりたい
#映画好きな人と繋がりたい

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まー。

3.5過去のトラウマとかちゃんと描かないと

2025年8月31日
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鑑賞方法:映画館

怖い

こーゆー作品は、過去のトラウマがあって、それでこれを経験して、助けられて、乗り越えられて、成長した、みたいにしないとね。冒頭のあれじゃ、だめんなんだよ。アメリカのワンパターンな構成だけど、エンタメ映画なら有効なんだよね。ほんの少し帰るだけで良くなるのにもったいない。

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屋根裏のねこ

1.0何だこりゃ?

2025年8月31日
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鑑賞方法:映画館

そもそもめちゃくちゃな企画である事は観る前から何となくわかってましたが、
ここまで酷いとは思わんかったよ
ストーリーがどうとか、二宮がどうとか、そう言うレベルですらない
シチュエーションホラー?なのかジャンル分けさえ憚られる内容
とにかく、進まない、変わらない、つまらない
で進む
キャラクターの設定も雑すぎる、喘息の設定は?
電話は通じるの?時系列は?子どもは結局?
何もかもがふんわり適当な印象で最終的にオチもない
そして、スタッフロールが壊滅的にセンスがない
監督が悪いのか脚本が悪いのか演出が悪いのか

一つだけ良かったのは「おじさん」役の河内大和さんは素晴らしかった。

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柚子太郎

1.5ゲームとは似て非なる作品

2025年8月31日
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鑑賞方法:映画館

驚く

最近ゲームはクリアしたのでどんな物かと鑑賞。
感想から言うとタイトル通り半分以上は別の作品だった。
クリアしていれば気付けるであろう異変や
あのオジサンのストーリー、扉の向こう側など関係する部分もあったが
そういった設定以外はストーリー性を持たせる為かオリジナリティが強い。
前中後で挟まるストーリー部分は正直退屈で目を休めていた。(隣からも寝息が)
確かにゲーム内容で90分は難しいと思うが何故題材をソコにしたのか
そして何を伝えたかったのかがイマイチ刺さらなかった。
また終わり方も意味不明であり理解できなかった。(多少違ければ良いのに全く同じは、、)
ホラー要素も少しあったが8番出口だからという事もなく
古典的だったり謎の生物(伏線あり)だったりで
原作の異変の方が怖さを出せたんじゃないだろうか。
小説版は未履修なのでそちら寄りだったら申し訳ないが
ゲームから気になるって方は肩透かしになるかと思うので注意してほしい。

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ニクス

2.5発想力の豊かさを試されてる感じ

2025年8月31日
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難しい

斬新

ドキドキ

8番出口のゲームは知ってる、映画のあらすじは知らないという状態で挑んだ。

世界に広まるほどわかりやすいゲームをどう映画化するんだろう?難易度高そうなので期待半分で見に行ってみたが、結論感想は難しい...

ここまで単純なゲームに奥行きを出すのは難しいので、このくらいでまずまずだったかもしれない。
あくまでゲームの世界観メインなので、登場人物に深みを出しすぎても3〜4時間映画になりそうですし、そうなると目的を見失う気がする(観客も求めていない)ので結果的にこれでよかったのかもしれない。
ただ喘息?の設定は必要だったのかだけが最後までずっと気になったかな。途中全て荷物捨てちゃってましたしね。

なんで早く戻らないの!扉開けなくていいじゃん!みたいなイライラするハラハラ感はほどよく刺激されて良かったかもしれない。

単純なゲームの中にパラレルワールドが織り込まれて、観た者に解釈を託されているなと感じた。
ですが私には全く発想の豊かさがなく、2度目を見ても新たな解釈は生まれなさそうなので、これきりで大丈夫そうです。
斜め上の発想を持ってる人の意見を聞いてみたいところです。

最後のエンドロールが斬新かつオシャレで見ちゃうけど、完成体の表示時間が短く、気になる情報が結局目で追えなかった。
あれでいいのだろうか笑

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ゆゆ

4.0映画としては悪くなかった

2025年8月31日
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鑑賞方法:映画館

怖い

驚く

斬新

ゲームの方は実況などで見ました。
映画化するというのを見た時には、バズりに乗っかった大喜利映画か?と思いました。

しかし実際に見てみるとしっかり作り込まれていて、ゲームファンにもしっかり配慮した上でさらに色々な要素も付け加えられてるような形で、この手の映画のそう言った「配慮」の部分はかなり良かったように思います。

他、演出の部分もぶっちゃけかなり素晴らしく、見ていて「これは映画分かってる人じゃないと作れないな」みたいな映画のみに許された演出みたいなのをふんだんに使っていて技巧も凝っていたように思います。

ストーリーに関しても、ぶっちゃけアイドル俳優起用してさらにバズりの元を使っているならもうある程度の客は入るだろうから大体テキトーになるようなものをしっかりと作品として練って作ってきたなと感じました。(恐らくそれが逆に気に食わないという方もいるかと思いますが、映画ファンの自分としては良かったです)

ただまぁ、あとはストーリーの好みの問題なんですが、ちょっと登場人物の個人的な話に寄り過ぎたり、元のゲームとは関係ない社会的なテーマ性に寄り過ぎちゃったかなぁ?とは感じました。

私が途中まで感じていたor期待していた展開はある種キューブのようなもので、世界観や展開的にもそっちに持って行ってくれるのかなぁと思いましたが、あまりSF的な要素には踏み込まず登場人物達の絡みも最小限で、終始主人公の個人的問題とそこから連想される社会的問題に焦点を当てていた印象。

どうせなら「ループしているそれぞれの人物達がどうにかして情報を交換しあったりして、協力し合う」だとか、まぁ何かもっとそういうキューブ的な擬似SF要素みたいなのが欲しかった。(軽めに時間前後の要素は入れてきてる訳だし…)

まぁそこは個人の好みの問題だと思います。
映画としては普通に面白かったです。勧める程ではなかったけれども、私の記憶の中には確かに残ると思えるような作品でした。

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うんぴ