8番出口のレビュー・感想・評価
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まずまず
いちおうゲームはプレイ済み。
途中に少々ドラマを挟んで、単調な展開にメリハリをつけており、映画オリジナルの異変の部分もホラーチックなスパイスをまぶしてある。
飽きさせないために入れたドラマパートがややゲーム展開のスピード感を殺しているようにも思う。
他のキャラにもスポットを当てていたのも興味深い。
ただ、唐突に始まるので、この異界が何によってもたらされたのかという理由は欲しかった。
異変も簡単なものばかりだったのでちょいダレた。
……ぜんそく設定いらなくないか?
(解説には二宮案とある。主人公に足枷をつけたい意向)
→途中からクスリ使わなくなったし。
(サバイバルしていくごとに強くなっていく意趣のようだ)
続編「8番のりば」に続く?(笑)
ホラーで怖がりたい人にはおすすめできない
開始20分ぐらいまでは面白かった。
が、何度もループで同じ描写なので中弛みがひどい。
これはテーマの性質上仕方ないのかもしれないが退屈すぎて眠くなる。
ゲームも小説原作も知らないで予告だけ見てホラーだと思って臨んだから肩透かしをくらったというのもあったかも。
歩く男の演技は不気味でとてもよかった。
上手く再現していると思う。
子ども達と鑑賞。公開最初の土曜日とあって席は満席に近かった。そういう作戦だったのか、鬼滅と公開をずらしたのは良かったのではないだろうか。
原作はインディーズとはいえよくできたゲームで、我が家でもしばらくみんなでプレイしていた。どういう感じであの雰囲気を出すのかなと興味があったが、上手く映像に落とし込めていると思った。
途中、何度か驚かせてくれるシーンもあってマイルドなホラー映画って感じ。
ゲーム未プレイで映画を観ている方は少ないと思うので、とりあえずみんな異変を探してみたはずだ。その見せ方もなかなか上手かったと思う。
映画という特性上、登場人物やちょっとしたストーリーはあるが、それほど作り込まれてはおらずゲームの再現という意味では良かったと思う。
あの迷路や異変に何か意味を求めたい人には合わない。特に何も考えずあのゲームの映画だと思ってみるとなかなか良質。
あと、席が前の方だったこともあるが私は少々画面酔いしたので酔い体質の方は注意⚠️
結末とエンドロールの音楽もあって、鑑賞後感はなかなか良かった。
日常に潜む『異変』を見逃すな!
■ 作品情報
監督は川村元気、脚本は平瀬謙太朗と川村元気、原作はKOTAKE CREATEのゲーム『8番出口』。主演は二宮和也、共演に河内大和、浅沼成、花瀬琴音、小松菜奈。
■ ストーリー
蛍光灯が淡く照らす無機質な地下通路に、一人の男が迷い込む。いくら歩いても出口に辿り着けず、何度も同じスーツ姿の男とすれ違ううちに、自身が無限にループする回廊に閉じ込められていることに気づく。男は壁に貼られた奇妙な「ご案内」を見つける。「異変を見逃さないこと。異変を見つけたら、すぐに引き返すこと。異変が見つからなかったら、引き返さないこと。8番出口から、外に出ること。」この指示に従い、男は出口である8番を目指し、通路に潜む異変を探し始める。異変を正しく認識すれば出口の番号に近づき、見逃せば0番に戻されるというルールの中、男は自身の人生の岐路に向き合うことになる。
■ 感想
予告編を観たときからずっと気になっていた本作を、公開初日に鑑賞してきました。ゲーム原作とは聞いていましたが、未プレイの私でもその世界観に引き込まれる、なかなか力強い作品でした。
ほぼ全編が地下鉄通路内というワンシチュエーションで物語が展開されるため、一歩間違えれば単調になりかねない構成です。しかし、この無謀とも思える挑戦を、見事にひとつのドラマとして成立させていることに心から拍手を送りたいと思います。主演の二宮和也さんをはじめ、登場人物が最低限に絞られている点も、閉じ込められた空間での焦燥感を煽り、物語のテーマをより深く掘り下げていると感じます。
本作は、私たち現代人に静かに、しかし強く訴えかけてくるメッセージを持っているような気がします。普段、私たちは厄介ごとに巻き込まれたくなくて、無意識のうちに多くの『異変』を見て見ぬふりをして過ごしていないでしょうか。あるいは、もっと関心をもって自分自身の考えをもつべき事柄に対して、無関心すぎではないでしょうか。映画冒頭で、大泣きする赤ちゃんに対してキレる男性、主人公が見ていたネットニュースの『人間の器官を移植された実験ネズミ』のように、私たちは、自分にとって不都合な、あるいは関心のない重要な事柄を日々スルーし続けているのかもしれません。
そして、その『異変』が自分自身に突きつけられたとき、初めてその異様さに驚く。本作は、もっと身の回りのことに関心をもち、自分の頭で考え、判断することの大切さを改めて教えてくれているように感じます。主人公もまた、別れるはずだった彼女の妊娠という報を受け、初めて事の重大さを自分事として捉え、向き合う決意をしたのでしょう。この出来事をきっかけに、主人公の男性はきっとよい父親になる事でしょう。そんな変容を感じさせるラストの余韻が心地よいです。
ゲーム▶︎映画
ただのループではなかった
蛍光灯が灯る無機質な白い地下通路を、ひとりの男が静かに歩いていく。
いつまで経っても出口にたどり着くことができず、
何度もすれ違うスーツ姿の男に違和感を覚え、
自分が同じ通路を繰り返し歩いていることに気づく。
そして男は、壁に掲示された奇妙な「ご案内」を見つける。
「異変を見逃さないこと」
「異変を見つけたら、すぐに引き返すこと」
「異変が見つからなかったら、引き返さないこと」
「8番出口から、外に出ること」
男は突如として迷い込んだ無限回廊から抜け出すべく、
8番出口を求めて異変を探すが……。
といったあらすじ。
何年か前にゲームで話題になったのは知っていましたが、
実写化されたので、どんなストーリーに仕上がっているのか
気になっての鑑賞。
全員名前がない、
迷う男、歩く男・・・
そして、単にループを繰り返すのではなく、恋人の妊娠から逃避した
ことから罪悪感を覚え、このような事態になった??
でも、歩く男が何だったのか、さらにはもう一人の女性もなんだか。。。
キャスト、みなさんの演技はさすがなんだけど、
よくもまあ、このストーリーで2時間近くにしたもんだ笑
迷う男の喘息も最初だけで、あとは・・・はて
観る予定ではなかったが
おじさん
ん〜…ゲームの方が面白かったかな。
『8番出口』鑑賞。
*主演*
二宮和也
*感想*
8番出口というゲームは、NintendoSwitchで遊んだ事があるので、映画楽しみにしてました!
「異変を見逃さないこと」
「異変を見つけたら、すぐに引き返すこと」「異変が見つからなかったら、引き返さないこと」
「8番出口から、外に出ること」
まず、再現度が素晴らしい。歩くおじさんが、VIVANTの俳優さん。凄くマッチしてるし、看板とか、異変が起きたら引き返す所とか、ホラー要素がゲームとほぼ同じで、とても素晴らしかったけど、あまり面白く感じなかったです。
喘息持ちの主人公とおじさん、その他登場人物達が出ていて、少し意外な展開があったし、無限ループ的な感じのストーリーでしたが、あまり盛り上がらないし、よく分からない所もあって、正直イマイチでした。
個人的には、ゲームの方が面白かったかも。。
ゲーム起点と思うとそれなりに面白い
ゲーム実況動画を一応見てから参戦。あれをどうふくらませるのかな、と思ったが実況見てる気分のままwhyが少し付け加えられた感じでうまくまとまっていたと思う。映画館が寒すぎて途中でお腹が痛くなり、ずっと残り時間を見ていたがそうでなければそれなりに最後まで楽しめたんではないかな。
VIVANTコンビがなんとなくシュールだし子役の子かわいー。しかしオドオドニノの元カノとして小松菜奈はかわいすぎんか。もっと素朴ガールで良かったような。。
一番違和感あったのは最初オドオド頼りないキャラだったのがいつの間にかいつもの斜に構えたニノに。こんなキャラ変するなら最初からどもらせなければいいのに。ニノの演技わりとすきだけど、VIVANTの時もキャラがブレるなあと思ってた、演出だろうけど、心情の変化というよりシーンごとに違うキャラに見える。。
あと吸入器なぜいちいちリュックに入れるのさ、とか(それすら後半捨て去ってた意味はよくわからなかったけど)異変感じてるのになんでそんなにゆっくりみてるのさ、というところだけはイラっとした。これは多分術中。
迷う男と少年の位置付けはいいとして歩く男の意味はなんだろう?少年と先に歩いてたのに、ただの別の被害者?それを言ったら女子高生も関係ない人だったのかな。。でも歩く男の正体、がわかったのは一番面白かった。
そしてエンドロールのボレロ、に合わせたカクカク名前表示、なんか見てて気持ちよかった!
Special Thanksに是枝監督や李監督の名前が、もう一人も大物だったけど思い出せん。。
鑑賞前にレビュー拝見したところ高評価と低評価の極端すぎるレビューに...
鑑賞前にレビュー拝見したところ高評価と低評価の極端すぎるレビューに果たして自分は⁇と変な気合いを入れて観に行きました。
冒頭は中々の面白い始まりでそこから中盤まではかなりのめり込みました。
ただこれ出口5ぐらいまで行ってまた0スタートになった時って飽きずにどう魅せてくれるんだろうと変な不安がつきまとう中やっぱり徐々に退屈になり集中が欠けてきてしまう、トイレに行く客やポップコーン食べる音が館内に響いてみんなも退屈してきたんだと妙に納得。
とりあえずニノの演技は素晴らしい!喘息の演技はホントに感動レベルだった。
おじさんもね、私的にはめっちゃ好き!おじさん視点もっと見たかったなぁ…表情がたまらなく良い!
ゲームの世界、しかもシュミレーターホラー的な内容を映画でかまそうという意気込みと熱意は凄く伝わります、もう20分ぐらい短くしてガッと詰め込んだ方が良いかなと思います!
インディーズ並みの低予算 8番出口はゴールじゃなかった!
人生の隘路
原作再現はされてる
ホラー映画ではない
観終わった後も重要な気がする
ループする通路、抜け出せない恐怖。
無機質な空間と安定感ある役者さんの演技、ずっと続くような長回しの映像が素晴らしかったです。
IMAXで観たので喘息や赤ちゃんの声なども迫ってきました。
人によってはすっと一本通ったストーリーで観て、つまらなかったで終わってしまう作品かも知れません。
それはちょっと勿体無いように思います。
なぜ喘息?
男の子は?
あの異変は?
あの結末は?
観る人に委ねている部分が多く、何をどう感じたかは人によって違うかも。
色々思い返してみたり、観たという人と考察をすると「!そうきたか…」と思える事も多そうです。
怖いシーンもありますがホラー映画ではないと思います。多分。
ゲームをするか実況を見てからの鑑賞がより楽しめるかも。
で、8番出口は…?
異変があったら引き返し、異変がなかったらそのまま進むことで次へと進める謎の地下通路に迷い込んだ男の話。
電車の中で一悶着を横目にしつつ、別れ話しをしている彼女と通話しつつ地下鉄の通路を外に向かって歩いていたら、圏外になり通話が切れて、角を4回曲がると元の場所に戻る不思議な通路に迷い込み巻き起こっていく。
「ご案内」の表示に気づき、指示に従い進んでいくけれど、それは異変?それとも変化?なんて思っていたらえっ?そこでパートチェンジ!?と思ったらコスプレにしかみえないJKが登場…ってそれこそ異変じゃないですかw
それに子供に喋らせないのも無理矢理過ぎて異変じゃね?
釈然としないご都合主義が続きつつもなかなか良かったのだけれど、終盤に向かっての展開がどうも理屈っぽいし説教じみていて狙い過ぎでイマイチ。
それなりには面白かったけれど、結局2人目は尺稼ぎみたいなもんだし、なんだか色々と「そういうものだから」で済まされてしまった感じ。
予期せぬ!
圧倒的に物足りない!
あのゲーム「8番出口」を映画化する。
あの世界観、ビジュアルである、素材としては最高だが、シンプルゆえにどう料理するかにかかってくる。
そのどう料理するかに期待しワクワクさせる絶妙な企画でもある。
期待するのは「そうくるか!」「上手い!」といったところ。
しかし「そうくるか!」と思わすところはことごとく外しているし、「上手い!」と思えるのはラストぐらいだ。
おじさんはただ歩いているから不気味であってエピソードなんていらないし、見せ方のアイデアが足りていない。
素材のシンプルさを大事にしているのだろうが、映画ならではの派手な仕掛けも、素材を殺さない範囲で必要ではなかったか。
ネズミと水では足りていないし、もっと不気味がらせて欲しいし、もっと怖がらせて欲しかった。
全596件中、441~460件目を表示
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