8番出口のレビュー・感想・評価
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あのゲームが映画に。
人気ゲーム「8番出口」が映画化。主人公にストーリーがついてきた。
正直なところ、時間の引き伸ばし感のあるストーリーをつけるくらいなら、原作通りストーリー皆無の方が良かった。
途中から薬も水も飲まなくなったけど、喘息である意味あった?
流石にその違和感は見逃さないでしょ。
お母さんがおっさんに怒鳴られるところを注意できなかったから、自分って父親になれるかな?という思考になる?ましてや満員電車で距離あるところやったのに。
みたいなリアルにしたが故に、ちょっとした違和感が気になってしまった。
もっともっと理不尽とシュールを欲していたんだよ。急に何故か迷い込んでしまった的な。
ただPOV視点から始まるところや、暗転からのホラー演出、津波はとても好みだった。映像は色んな見せ方をしてくれて面白かったです。
おじさんの存在感!
以前に予告をみて絶対面白そう~と思い、見ると決めてた映画。
ゲーム等の基礎知識も全くないまま鑑賞です。
最初から実写というよりは感覚的な雰囲気で進んでいく物語。おじさんが登場し、いよいよこの映画の真骨頂!なんだけど、こうもループが続くと、えー、ホントにこの繰り返し?と耐えきれない人が途中退出も。
なんだか思ってたのと違った感。不条理映画というか、なんというか…この手法に意味を見出だせれば
面白いかもせれないけど、私には無理でした。
ニノじゃなければここまでヒットしなかったんじゃないかな。そう思うとキャスト選びってほんと大事!おじさんはそのビジュアル含めてかなりこの映画の象徴のようで不気味だったんだけど、映画の中ではしっかりとひとりの人間として描かれていてそこもびっくりでした。
好みではない
わかりやすさはピカイチ。
誰が観ても絶対にわからせるという強い意志を感じる。
映画の途中から先の展開が薄ら予測でき
ほぼ、その通りに進んだ。
個人的にはここまで簡単でわかりやすくなると苦手である。
観ている側の余地がない感覚とでも言うか、
押し付けられている感覚がとても苦手だ。
人生における迷いと選択がテーマであろう。
女性との会話で出る
「正しい道かどうかは重要ではない」
というセリフがコアになるのではないか。
つまり、選択そのものの重要性を説いているのだろう。
それらを表現するために、子どもという要素が必要であり
歩くおじさんも主人公との対比として登場している。
「やっと息子に会える日だっていうのに」的なセリフ
制限された関係性の暗示、生まれる事の暗示かもしれない。
進む過程でも、自己中心的にすすみ、子どもの違和感にも気がつかない様、
それによって、子どもそのものに向き合わない、大切にするという行為に酔っている男(夫)のシンボルとなっている。
そして安易な出口(答え)に進む際の
「俺は悪くない」というセリフと共に、子どもを置いて行く。
子どもと向き合わず、選択を他責にする者は、
前に進むことができない(8番出口から出れない)
一方、対比として描かれるのが主人公である。
話を聞き、子どもを一人の人間として対応する様、
困惑しながらも親になるということを自分で選択し、向き合うことの表現として写されているのだろう。
だからこそそれによって、子どもが人として確立していき会話するようになる。
そして、水によって流されることから子どもを救う事により
主人公の喘息を引き継ぎ「主人公の子供」として確定し、出口へ向かって行く。
続けて、選択と向き合った主人公も前に進む(8番出口から出る)
このような感じだろうか。
久々に眠たくなった映画だった。
しかしながら、面白いと評価する人がいるのも理解はできる。
わかりやすいし、だからこそ面白さを見つけやすい。
演技が上手いと話題になっているなんて風の噂を聞いたが、
何が該当しているのか、どのシーンなのか全くわからなかった…
個人的総評としては、わざわざ観なくていい でした。
途中のとある展開が素晴らしかった!
大ヒットゲームの映画化。期待せずに映画館に見に行ったらめちゃくちゃ面白かったです。
多くの人がゲームを知っているので、だいたいゲームと同じような展開で進むのだろうな…と思っていたら途中でまさかのおじさんの視点で物語が進みビックリしました。
もうこの展開が見られただけで大満足です。
あの毎回すれ違うおじさんにはあんな悲しい展開があったなんて…
また終わり方も大好きです。
一見ループしたように見えて主人公は「異変」を見つけて行動したんですね。
主人公にはあのあと「1」という数字が付くでしょう
ゲームの独特な特性と主人公の人間性を上手くマッチさせた作品
映画のクオリティ、ストーリー、配役どれも素晴らしかったと思いました。個人的に求めていた、ミステリアスさや不気味さもたっぷりあってエンドロール一つをとっても大変楽しめました。あえて一つ疑問点を持ったポイントを言うと、主人公が喘息の設定(より恐怖やパニック感を伝えるためだと思う)なのですが、結構頻度が高く使用するにもかかわらず、何故かいちいち使う度にその吸引機をバックの取りにくい奥にしまっていてその度にずっと探しているところと、途中その生命線である吸引機を簡単にほったらかしで進んでしまうところ、そして何故か後半に克服してしまっているところです。出口を進める🟰自身も成長をするというのは分かるのですが、細かいと言われたらそれまでですが、少しリアルさが欠けていて、ん?と思ってしまいました。そもそも喘息の設定ではなく、過呼吸で良かったのでは?
ゲームにはない展開が良かった
原作(ゲーム)に人間模様を盛り込んでテーマを持たせるのは、いかにも邦画って感じだけど、珍しく追加要素が作品を良くしていた。
主人公が脱出のカラクリを試行錯誤して推察するのが見どころかなと思ったけど、原作(ゲーム)を知っていると物足りなかったと思う。そこに人間模様やオリジナル罠が追加されていて、最後まで楽しく鑑賞できました。
あれ?ヒカキンいた!
8番出口が映画に?どう脚色しても面白くなるわけないだろ
という先入観を完全に払拭してくれたいい映画だった
ゲームにはない登場人物とその関連性も秀逸
ラストの主人公のあの視線で映画が終わるのは想定通りだが
それでもいろいろと溜飲がさがるGOODなエンディングだった
二宮和也というアイドル(という先入観)には何の期待もしていなかったが
映画が始まってからずっと、「こいつ嫌な奴だ」という生理的な嫌悪感を
強烈に感じさせられて、この主人公で最後までこんな気持ちで見続けるのは
しんどいぞと思わされた自分にハッとした。
それだけ彼の演技は上手いのだ。これだけ不快感を感じさせられる役者なんだと
ラストシーンに向けてそのギャップの大きさに爽快感を盛れる役者なんだと感心した
ゲームの印象から鑑賞を躊躇する人がいるなら、もったいないから見て頂戴とおすすめする
これはホラー映画に非ず
※個人的な解釈を多々含みます
ホラー映画を観たくて映画館に来た人、ゲームの実写化が観たくて来た人、申し訳ない。期待外れのものを見せられて低評価を付ける気持ち、分からなくもない。
ただ、私には刺さった。どうしようもなく刺さった。
閉じられた空間、限られた情報から推測するしかない、この作品。その上で自分の解釈は、「父親になる覚悟を問う話」だった。
8番出口そのものが「異変という試練を与え、対象に問いかける存在」となり、「何かから逃げようとする者」を招き入れる。逃げ場のない空間で、登場人物たちが何を見て、何を感じ、どうしたか。明言されないそれらを読み解くのがこの映画の狙いであり、そういう点ではひどく内面的な映画だとも言える。「何が起きたか」に重点を置く人には、退屈なのも仕方ないだろう。
異変を「人物の内的なものが反映された」と見做すのは8番出口の元ネタのP.T.にも繋がる解釈だが、自分はこの目線で話を読み、上記の結論に至った。
おそらく答えはない、ただ何を感じそこから何を引き出すのか、各々の観客に委ねられているのだろう。
緊張感ある心理劇や緻密な演出
絶妙に痒いところに手が届かない作品
ゲームの8番出口、大好きです。
今回映画化と聞いて楽しみに鑑賞しに行きました。
あのストーリー皆無のゲームをよくここまでストーリーつけて映画化したなとは思います。
が、せっかくストーリーつけるなら色々納得できるものにして欲しかったなと。
・登場人物の数名はただのモブ→全員に何らかの関係があって、ここに迷い込んでしまったなどの関連性が欲しかった(せっかく最初の赤ちゃん泣いてるシーンがあるのだから、その列車に乗っていて素知らぬふりをして後悔した人たち、とか、現実世界で子供関係で何らかの憂鬱なことがあって帰りたくない気持ちがある人たち、とか。)
・結局あの子供はなんだったのか。主人公の子供ということまではわかるが、それならば主人公を助けにきた未来から来た?→主人公が8番出口の世界から出られなかった世界線の子供で、未来から主人公を助けに来た?(主人公の彼女の言葉から想像)
・主人公は死んだ?→途中で転んで薬を落としたまま進んでいる。それまで喘息がひどかったのにそれ以降その描写が全くなくなっている。
・おじさんは偽物の出口から出てどうなったのか。8番出口の世界に取り込まれた?だとしたら女子高生も同じこと??
8番出口の世界に「赤ちゃん」というストーリー系を盛り込むならそこを掘り下げても良かったと思うし、全体的にストーリーはちょっとおざなりかな。
8番出口に急に迷いこまされた理由が最初の電車のシーンなら、他の人たちは関係ないし…と考えると色々痒いところに手が届かない映画だったなという感想です。
原作要素を取り込みつつ、オリジナル要素が随所に盛り込まれており、二...
効果音や恐怖BGMがうるさ過ぎる!!
正直これは映画館の音響設定の問題だったかもしれないけど恐怖演出の効果音やBGMが音量的な意味でうるさ過ぎる!
ただでさえ恐怖演出の為の甲高い音がホントに耳をつんざくような、耳が痛くなるような音量で襲ってきて映画の内容に集中出来なかった。
一緒に観に行った人や周りの人も度々耳を押さえてた。
自分はつまらない映画でも最後まで観てきたけど、映画の内容では無く音がうるさ過ぎて途中で出て行こうか何度も悩んだ、映画のお金が勿体無いから頑張って最後まで観たけど音の不快さばかりが思い出に残って内容が薄くしか頭に入ってなかった。
これが監督の意図した音量だったとすると不快さと恐怖感を履き違えてると言わざるを得ない。
恐怖に身構えるよりも次の不快な大音量に身構える映画だった。
今年観て一番よかった作品 インディーゲームを題材にしながらよくある...
常に二択
人に勧められて観たものの、やはり俺には合わなかった。
そもそものゲームのコンセプトが分からないってとこはあるのだけれど、あの内容をよくぞ膨らませたって感じではある。が…正直寝た。
異変があったら引き返せ
無ければ進め
慎重に周囲を見渡して、気にかかる事がなかったら進む。石橋を叩いて渡るの諺通りではあるが、それでも見落しはある。その些細なチェックミスで、また初めから。
そんな堂々巡りに放り込まれる。
進むか戻るか。
細心の注意を払った挙句、常にその選択にぶち当たる。
やり直し可能な事柄ならばチャンスにもなるのだろうが、こと人生において、それは無い。
常に一方通行で、選択しなかった方の可能性は瞬間的に閉ざされていくものだ。
その先に分岐したであろう未来も含めて全て。
だから何回もトライして成功を手に入れるような筋書きなどはなく、常に一発勝負なわけだ。
選んだ道を勝ち筋にしていかなくちゃならない。
だからこそ、正解がどれなのかを悩む必要なんてない。どれも正解でどれも不正解だ。
…なんか話が逸れたような気がする。
あのゲームを人生や未来に紐付けるってのはアリな展開だとは思うけど、強引な感じはしなくはない。
ホラーとしてもサイコスリラーとしても中途半端かなぁとは思う。ヒューマンドラマとしても。
ただ冒頭の迷路に迷い込む主観のシークエンスは秀逸だったなぁ…。
いつの間にか取り込まれてる。
そして、決断だけを迫られる。
無
題材を利用しただけ
良いところ
ワンシチュエーションの単純なゲームを映画にしている
おじさんの笑顔
?なところ
脚本のためのキャラクター
監督のやりたいコンセプトのためにゲームを利用
演技、演出がクドい
結局のところ8番出口というゲームである理由がほとんどない。なんでもよかった、けど話題のゲームだから企画が通りやすいというだけかな。子供も赤ちゃんも単独で成立してて、ゲームのコンセプトに必要ない。
んなもんで、キャラクターの行動がいちいちわざとらしい。無音に耐えられないから呼吸音入れるためだけに喘息持ちにして、話を長引かせるためだけに子供を喋らせない。明らかに異変なのにいちいち立ち止まって危なくなるまで待ってる。ホラーにおいて、最善を取らないキャラクターに対しては何とも思わないが、毎度最悪な選択肢を選ぶのは作為的かつ安易で白ける。それが随所に現れててストレスかかる作品だった。
喘息持ちが吸入器投げ捨てるとかありえん。死ぬとかじゃなく死ねないままひたすら苦しいだけの時間が続くんで自暴自棄になったと言う表現にはならんのだよな。ほんとそこら辺も含めて登場人物が人の形した何かにしか見えなかった。
アニメ、声優好きとして敢えて言うけど、この作品の演出は全部が全部アニメみたいな演技で、結局のところ実写な演技とやらで表現できない作品。と言うか役者の問題か?やたらと呼吸音とか感情の音入れたり必要のないBGM。無音に耐えられない監督なんかね。
タイトルなし(ネタバレ)
面白かったよ、にの。
元ゲーム観だけじゃないとこが映画にした理由なのかな。いろんな人間恐いな、と思いながら、自分に消化していく繰り返し。
子供はやっぱり生まれてくる子の事なのかな…
歩く人はエゴに走った罰で永久に歩くのかな…
とか、不思議がそのまま残される。これも今どきなのかな。
あの男の子が無事で、あの海にいてほしい。(こんな事を思うゲームではないんでしょうが)
ファンタジー苦手だから、やっぱりうまく理解できないや、ごめんニノ。
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