8番出口のレビュー・感想・評価
全1062件中、961~980件目を表示
「スケールが大きい」
歩きながら、うたた寝したら、うなされたみたい‼️❓
ゲームの世界を使いつつ、まるで無意味な内容、オチも無く、よくカンヌに出たな厚顔無恥とゆうところだろうか、だが、空虚だからこそ、自分なりに深い意味を感じるのも良いだろう。妻と子供は自分の将来を暗示するのは良いとして、おじさんと女子高生に何の意味がある、ただ、女子高生がエロすぎる、彼の妄想の一つだから深層心理にあるのだろうか。地下鉄で赤ん坊の鳴き声に怒り怒鳴る男は駅員に引き渡してください、あの異常な起こり方だと注意すると刺されるかもしれん。父親になる覚悟だ、なんて大袈裟だな。ところで騒音よりも、臭いが地下鉄環境では重要です。なんかあるだろ、どうなるんだろ、なんか、AmazonプライムのCMの長いバージョン見せられた感じ、暇ならどうぞ。
愛と悲しみのボレロ
興味深いエンドロールクレジット
不気味でリアルに感じる地下道のセット
喘息
歯医者
エッシャー展
美容クリニック
高収入アルバイト
地下鉄マナー
コインロッカー
証明写真
おじさん
少年
なかなか良く出来た不条理スリラー
プレイしたことはないが、もともとは同様のコンセプトのゲームが原作。時間やシチュエーションがループして、閉じられた時空間から出られなくなる。
この手のアイデアは国内外を問わず、すでにいくつもの作品で描かれている。
ということで、さてどうやって料理しているかな?と思いつつ、「東京の地下鉄の出口」という設定に興味を唆られ公開初日に観る。
結論から言って、なかなかおもしろい。
ちなみに私の星3.5は「チケット代に充分値するおもしろさ」です。
二宮和也の演技力の高さは『ラーゲリより愛を込めて』でわかっていたけれど、この作品で改めて揺るぎない存在感を見せてくれた。
OPでSTORY Inc.のプロダクション・ロゴが出たので「おや?」と少々驚き、エンドロールでさらに川村元気が監督(かつ脚本を共同執筆)だったことを知った。新境地でヒットを打てたことを喜びたい。
川村元気は東宝の社員時代に新海誠『君の名は。』の大ヒットの立役者となり、その後独立してSTORYを設立してからも新海の続編とも言うべき『天気の子』『すずめの戸締まり』でも成功した。
しかしその後恋愛小説『四月になれば彼女は』を書き、2024年には映画化もしたが、残念ながら個人的には星1〜1.5程度しか評価できなかった。ストーリーもほとんど思い出せない。
世の中には「その人自身が天才クリエータータイプ」の人と、「天才クリエーターの能力を最大限に引き出すプロデューサータイプ」の人が居る。
また、それぞれの能力が、違う領域やジャンルで発揮されることが多い。
僭越ながら川村元気は、物語創りにおいては後者であって、特にラブストーリーをオリジナルに創造するよりも違うジャンルで良いクリエーターや良い素材を深く耕して豊穣な世界をリビルドすることに傑出していると思う。
この『8番出口』も、ゲームという異なるジャンルの素材から、映画の時間経過のコントロールやプロットへと変換し、その時空間に役者の二宮和也を置いて違和感のない演出を付けているわけで、これは見事だと言う他ない。
川村元気には、今後もぜひホラーや巧みなスリラーで彼らしい新境地を開拓して行って欲しい。
スタートは良かったんだけど…
戸惑う心模様。
地下鉄の満員電車を降り派遣先の仕事へと「地下通路」を歩き向かうが…、同じ地下ルートを周り同じ人間とすれ違い、違う世界へと迷い込んでしまった男の話。
何度も同じ道を歩いて気づいた案内板、「異変を見逃さない」「異変を見つけたら引き返す」「異変がなければ引き返さない」「8番出口から外に出る」のルール内で地下通路からの脱出を試みるが…。
とりあえず冒頭で見せる泣きわめく赤ん坊を抱くママ、それを怒鳴り散らす男、電車を降り喘息症状が出ながらもスマホで会話しながら歩く主人公目線で不快(笑)
あのゼーゼーで観てるこっちも何か息苦しい(笑)観る前は上映時間95分短くて余裕だな~何て思ったけれど長いなぁ~、延々と同じルートを回ってればネタも尽きるよね!尽きて何か異変テイストが変わっていった様な。
途中から現れた無口な少年、観てるこっちは救世主じゃんなんて思うけど…まだ見ぬ自分の子供!?彼女から詰められた「子供どうする?!」の心情が、無限ルートへ迷い込ませてしまった様にも見え↑のタイトル。
正直観終わった後に面白かった~みたいのはなかった、でも主演のニノの画力で観れた感じ、やっぱ小松菜奈さん好き!
小松菜奈さん、出番少なすぎ!
まさか自分が二宮和也さんの主演映画を心待ちにする日が来るとは。
(長生きすると色々新鮮な驚きに遭遇する。
まあ二宮和也さんを観たかったのではなく、不条理スリラー系の映画がダイスキだから。
『キューブ』とか。
小松菜奈さんのファンだから、彼女の出演が救い。)
睡魔に襲われ気を失いかけた時、異様なクリーチャーが出てきて目が覚めた。
観客が飽きだすタイミングを知ったかのようなショック描写。
そう、コレくらいないと、オモシロクない話に興味は持続しない。
罪悪感の迷宮。
真面目な人間をくすぐる、謎の行方。
自分を救うのは血の流れ、なのかもしれない。
二宮和也さんをガマンして見ていたら、終盤、
なんだか谷原章介さんをコンパクトにした人に見えてきて、
谷原章介さんはスキなので自分の感覚が麻痺してきた。
8番出口の意味、そして最大の異変は
ボレロの3拍子は聴いていて飽きないけれど、この映画は飽きる。95分しかないのに。
それもそのはずで、地下鉄通路をグルグルまわって異変を楽しむだけの内容でその異変も別に怖くはない。
次にどんな異変が起こるのかをドキドキワクワクと楽しめるのも前半までだった。
ノベライズ版やゲーム原作がどうなっているかは知らないけれど、もっと変化をつけてほしかったかな…。
主人公には赤ちゃんが現れ、少年にはお母さんが見える。それはその人が最も気になっている存在が深層心理に作用して幻視する。
おじさんは女子高生に「外に出たくないの?」と言われ動揺した様子からロリコン犯罪者で、主人公のぜんそくが途中から自然治癒したのは彼自身がもう異変と化しているから…などなど。膨らませようと思えばもっとできたとは思う。
派遣社員で別れた彼女との間に子供かぁ。
産むかどうか決められない元カノに対して何も言えず喘息を起こすばかり。
でも、地下鉄迷路から見事にサバイヴした彼は、見て見ぬふりをしていた怒鳴る若者に行動を起こすようになり、きっと出産を望むことを元カノに伝えるだろう。
それが、末広がりの8番出口から出た彼自身に起きた最大の異変だった…。
あまりにも映画が退屈だったので、こんな妄想をつらつらと書いてしまう。
ちなみに、この映画を観たあとに家の近くにある大阪天満宮駅の地下通路を歩くとまるで映画の世界に飛び込んだ錯覚を覚えて楽しかったよ!!
歩く人(おじさん)
非常に面白い
2回目の方が楽しめた
先行上映で拝見して、終始どうゆうこと?どうなってる?と混乱して、自分も喘息持ちなので息苦しく(飲み物を持ってなかった)ゾワゾワしました。変わった映画だという印象。
1人で考察して、誰かと喋りたくなる。
そして、本日2度目(ちゃんと早めに行って飲み物を買った)。考察した上で、余裕を持って登場人物達の気持ちや背景を感じながら観れました。
そういうことかー!と納得しました。
おもしろかったです!
1度目も2度目も、ラスト、彼に拍手したくなりました
無限ループからの脱出
おじさんが良かった
もっといくらでも面白くできた話
ゲーム作品の映画化だそうだが、このゲームをプレイしたことはない。ノベライズ本とコミック化本も出ているが、未読である。このサイトでの評価が高かったので興味を持ったのだが、5.0 を付けている人の多くがこの1作のみのレビュアーで、組織的なヤラセを感じさせられた。映画の出来としては決して高くない。同じセットを使い回して撮られているので、コストは格安だったのではと思えたが、閉所恐怖症の人にはお勧めできない。
無限ループする地下道で、異変を見つけたら引き返し、異変がなければそのまま進むというルールに従えば地下から出られるという単純なルールで、ルールに従えば1つずつ出口を示す数字が増えるが、間違うと0に戻る。8番出口から出ればゲーム終了であるという。明らかに異変と言えるものもあれば、何が異変だったのか分からない場合もあった。突然見慣れない人物が登場したら異変だろうに、異変でないという場合もあって、イマイチ明確さに欠けている。そもそも、無限ループを抜けて出口が見えたら、それも異変ということになるのではないのか?
満員電車で大泣きする赤ん坊に腹を立てて怒鳴り散らす男がいたら、それを制止できる人がどれだけいるだろう?下手をしたら攻撃先が自分に向かってきてしまう場合があり、相手がナイフなどを隠し持っている場合も考えられる。自分の安全のためには見て見ぬ振りも仕方がないのかも知れない。しかし、これは社会の劣化に他ならない。赤ん坊は泣くのが仕事であり、親は発病などの異常事態がないかどうかを常に気にかける必要がある。まさに異変がないかどうかである。自分で赤ん坊を育てた経験があれば、そういうものだと経験済みなので、まあまあ、となだめることもできるだろうが、この手の激昂した未熟者を相手にするのは気が萎える。
別れを決めた相手から突然予想もしなかった事態を告げられ、すぐに返答できなかった主人公は、やはり未熟な若者の一人であり、人生の目的などを考える余裕もなく、毎日を手探りで送っている大多数の一人である。無限ループのような毎日というのは、多くの人が送っている毎日に他ならない。
恋人からの電話に即答できなかった主人公は、非常に冷酷なことを彼女に伝える場合も選択肢の一つにあったことを物語っている。生命の尊さを赤ん坊や胎児に感じるのが困難な者もいるようだが、ある程度成長した子供が生命の危機に見舞われれば、他人の子供であっても必死で救おうとするのがマトモな人間というものであろう。この無限ループは、主人公の人間としての成長を助けてくれるような存在で、「2001 年宇宙の旅」のモノリスのようにも思えて来る。
解せなかったのは、主人公が持っていたバッグを自ら放棄するところである。喘息薬など、自分の生存を補助してくれる品々を大切にしない理由が明白でなく、その後喘息発作が影を潜めたところは非常に違和感があった。ビックリするようなシーンがいくつかあるが、ホラーではない。むしろもっとホラーテイストにした方がのめり込めるのではないかと思った。コインロッカーや証明写真など、もっと活用できそうなものなのに、あまりにアッサリしていて肩透かしを食らった。
小澤征爾指揮のボストン響によるラヴェルのボレロが冒頭から流れて、エンディングにも使われているのは、壮大な繰り返しで全曲を構成しているという共通点が映画とマッチしたからだろう。その印象が強くて、映画オリジナルの音楽がやや霞んでしまったのは残念だった。CG の出来がイマイチだったのも気になった。終わりまで見てもカタルシスが得られないというのも脱力だった。カンヌに出品するほどの映画ではない。
(映像3+脚本3+役者3+音楽3+演出3)×4= 60 点。
全1062件中、961~980件目を表示










