8番出口のレビュー・感想・評価
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思ったより面白い
全然合わなかった
地下鉄の改札を出て、白いタイル壁の地下通路を、ひとりの男が静かに歩いていた。いつまで経っても出口にたどり着けず、何度もすれ違うワイシャツ姿の禿げた男に出会い、自分が同じ通路を繰り返し歩いている事に気づいた。
そして、壁に書いてあった、
・異変を見逃さないこと、
・異変を見つけたらすぐに引き返すこと、
・異変が見つからなかったら引き返さないこと、
・8番出口から外に出ること、
の4つを守ろうとした。
8番出口を求めて異変を探し・・・無事脱出出来るか、という話。
ほとんどが白タイル壁の地下通路を歩くだけで、多少状況は変わったが、退屈で全く合わなかった。
ボレロのBGMが鬱陶しかったし、地下鉄での赤ちゃんの鳴き声にキレる男が必要?また、ニノの喘息必要?
ストーリーと何か関係あったっけ?
おじさん役の人とニノって5歳くらいしか違わないのに、おじさん呼ばわりは失礼じゃない?
二宮和也の良さも発揮できてなかったし。
小松菜奈と花瀬琴音が観れたのだけ良かった。
不覚にもちょっと泣いた…思いのほか深い作品
ゲームはYouTubeの動画見たくらい、小説は未読。でも小学生の子どもが観たいと言うので、一緒に行ってきました。
こちらの
レビューの評価が低めだったので、あまり期待しないで観ようと思ってましたが…良かったよ。
これはゲームのコアなプレイヤー層であろう(多分だけど)独身男性より、子持ちの、親世代の方が刺さる内容だと思う。
だからレビュー分かれてるのかな。
映画館では結構広い年代の人が観に来てた印象。
水が押し寄せてきたシーンでの主人公の行動に、目頭が熱くなった。っていうか、泣いてた。
もう最近涙もろくていかん。
ラストの、皆が「見えてない」んじゃなく、あえて「見て見ぬふり」してる「異変」も、「見ないふり」するのやめようと、「向き合おう」とした主人公に胸が熱くなった。
喘息設定は緊迫感や不安感を高めるための必要な演出だったと思う。
あれ無かったら、元気な若者がバタバタ走り回る映画になって、全然違う雰囲気になってたんでは。
あと、ベタだけど
最初恋人に妊娠を告げられて、発作起こした時点で、彼は一度◯にかけて、あの世界に行っちゃったんじゃないかな。
だから階段を登っていったおじさんは「天国」に行って、階段を降りた主人公は「現世」に戻ってきた…みたいな。
違うかな?
男の子が1人光の方へ歩いていくシーンは「CUBE」を彷彿とさせた。
確かにあれで主人公と一緒に脱出しちゃったら、え、それでこの後、この子どーしよう…ってなっちゃうもんね。
とにかく準主役のおじさんの活躍にびっくりしたし、カメラワークや音楽やストーリーも私には結構刺さりましたよ。
川村元気さん、苦手意識あったんだけど、今作で印象変わりました。
90分短いと思ってたけど、満足感ある鑑賞体験でした。
エンドロールも、あそこでしんみり系にするの違うだろうし、ちょっとじんわりしちゃってた気持ちをアゲて、
よし!行くか!、って映画館をあとに出来た。
まだまだ暑いけど
秋のはじめに観れてよかった映画です。
刺さらなかった
どこかのYouTuberがゲーム実況していてみたことある程度で見た...
どこかのYouTuberがゲーム実況していてみたことある程度で見た通りすがりのただの二宮和也ファンです。
やっぱりこの人すごいなぁ、と素直に思いました。
物語が進むにつれて、目に光が宿ると言うか、シャンとすると言うか。
そしてこういう猫背の頼りない人を演じさせたらピカイチですね。
手がアップになるシーンがあったのですが、なぜだかそのシーンにグッと来ました。
物語自体には、おや?あれ?と思う場面はありますが、見終わった時に、それほど違和感残らず私自身は受け入れることができて最後まで飽きることなく見れました。
多くを語らずに大切なメッセージを伝えてくれる感じ。
日曜日の13時の回だったので、お子様連れもチラホラ。
一応位置付けはホラー映画。
子供達大丈夫??と思っていたら、やっぱり途中で泣き出す子や、怖いよーと叫ぶ子が。
私は割とどっぷりハマって見ていたので集中力が切れるのが残念でした。
展開が読めたので、眠くなってしまった
8番出口のゲーム経験ありの状態で鑑賞。
ゲーム経験ありの私からするとゲームの内容に対して、
若干のストーリー性が追加された形で
あまり新鮮味もなく飽きてしまった。
元々ゲームを映画化ということ自体に興味もあり、
ある程度期待値をあげて鑑賞したせいでもあるかなと思います。
斬新といえば斬新だが、私には刺さらずでした。
とはいえ、ゲームを知らない人は
ハラハラドキドキ楽しめるのではないかなと思います!
普通
原作のゲームは攻略済み
いったいどうやって映画化するのか気になった
なるほど、シンプルなルールだからこそスムーズにゲーム要素を理解させたね
このゲーム、とにかく集中するから疲れるんですが映画も同じように感情移入してしまうので疲れました笑
初めはなんだこいつ?って全然同情できない二宮くんがどんどん変化していくのは見事でそれがうまくラストシーンのいい余韻になってる
二宮だけでは単調になるところを、あの名物、おじさん
一体なぜグルグル往復してるのかもさらっと理由が明らかになるのは面白かった
あれは不気味だけどちゃんと脱出しようと頑張ってたころは人間らしくてよかった
まあそうだとしても、同じシーンの連絡なのでちょっと飽きちゃう部分もあった
原作通りの部分とオリジナル要素が混ざった時、どう感じるか
原作は、なんの前触れもなく通路に立っていて、疑心暗鬼になりながら脱出を図るシンプルなゲーム。そこにストーリーはおろか人物の詳細なんて描かれていない。
そういう意味で、これにストーリー加えるとどうなるのか期待と不安はあった。
結果的にすごく面白い!って言うわけでもなく、つまらないわけでもなく。
オムニバス形式のロードムービーのような、それでいて原作以上のホラー味があっていろいろ混ざっている作品な印象。
ループする閉鎖的で無機質な通路は、原作ならただの道に過ぎないのに、映画では自分自身を見つめ直す啓発的な存在に仕上がっている。
ある種"過去"に囚われた男2人が、それぞれ出口に進もうとする時に"今"を見るしか出来ないのか、"未来"を見ようとする描写が対比されているのは良い。
どちらも共通で子供と共にするが、子供に対する対応が異なっているのも対比として描かれていている。
ところで、迷う男の喘息持ちの設定が途中でどっかいった?
ワンシチュエーション物の佳作
レビューの星がさほど上がらないのが気にはなりましたが、クチコミの傾向からすると、「他の人が面白く無いという部分が、私にとっては面白いポイント」という、私の映画鑑賞には良くあるパターンだなと判定して、見に行きました。
で、バッチリ面白かったです。
大傑作とまではいかないかもしれませんが、良くできたワンシチュエーション物と言って良いレベルだと思います。あの単純な間違い探しゲームに、良くこれだけの人の心の綾を乗せてきたなと感心しましたね。ただのホラーではなく、人生の岐路に立つ人の悩ましい心象風景を描く映画になってる。
「すれ違う人」として、結果としてループに組み込まれた人々にも、何か悩ましい背景があったのだろうな、と想像させられます。
私としてはワリとスッキリした結論は出ている気がしているのですが、スッキリはっきり分かりやすい映画が好きな方には向かないタイプの映画であることは確かで、まあレビューの星は上がらないだろうと思うものの、ワンシチュエーションがお好きな方は見に行って損は無いと思いますよ。
(ボレロがテーマソング的に使われていたのには、クスッときましたね。アレ、クラシックの楽団の人には「どこ演奏しているのか分からなくなるループ曲」として有名なので。主旋律部分の人は良いでしょうけど、ベースライン部分の人達がね。お気持ち良く分かります、です。)
取って付けたストーリーが酷い
観る価値なし
ここ何年かで、ここまでつまらないと感じた映画は無かった。
考えさせられたり、感動したりも、ドキドキもなく、前半は同じ地下の場面が延々と続くだけ。
何回も喘息発作を起こす主人公が喘息の発作を抑える吸入器をリュックごと置きざりにしてどうなるんだろうと思ってたら、そのあとは1回も発作をが起こらず、この設定はなんの意味があるの?
真っ暗になった場面では、耳や鼻や口が体についているネズミが出てきてホラー感出してたけどこれはどういう意味?
地下に大量の泥水が押し寄せてくる場面では、泥水が来る前に異様な音がして明らかに異常なのにすぐ戻らずにその場にとどまるのはなぜ?
イライラしながら観てました。
一緒に行った妻は途中で寝たと言ってたし、私は途中で帰ろうかと思うくらいの内容でした。
ニノのファンや原作のファンには申し訳ないが、とにかくつまらない映画でした。
完成度高い!!深い!!
賛否両極端のレビューを観て疑心暗鬼になりながら観に行ったのだが、いやぁ!驚くほど面白かった!!!
8の字型のループする地下空間と、徹底的に削ぎ落とされた台詞、舞台を観ているようなカメラワークが芸術的で美しい。音楽もオシャレ。
主人公はどこにでもいる頼りない若造なのだが、異変を見つける度に少しずつ成長していくのがとてもいい。喘息発作が不安感のバロメーターになっている点も面白い。(家族に喘息持ちがいるのだが、かなりストレスに左右される病気なのでリアル。)
地下空間が複数人の精神世界で成り立っている上に時系列が前後するので、いろいろ解釈が分かれそう。
観る年代や立場でも解釈が分かれそう。
ついつい感想をググったり、考察サイトを読んでしまう。
はっきり言葉で結末を説明して欲しい人や、異変を主体的に探そうとしない人(異変が起きるのを受動的に待っている人)には退屈な映画かもしれない。
自分はジブリの考察サイトとかを読むのが好きな人間なので、かなり楽しめた。
というかこの映画、どことなくジブリっぽい。
オススメ。
異変を見逃さないこと。
歩く男は最後子供と一緒に考えなかった。
迷う男は最後子供を助けた。
地獄、煉獄の中で決意を固め、前を向き、生まれ変わると8番出口は現れるのかもしれませんね。
もう既に8番出口に迷い込んでいるのかもしれない...
本作は、地下鉄の出口を探し求めるのが本題ではなく、迷宮入りした人生からの出口を暗示させる作品だったのです。
本作はKOTAKE CREATE(コタケクリエイト)が開発し、世界的に大ヒットしたゲームソフト『8番出口』を実写映画化したものです。手がけたのは川村元気監督。プロデューサー、小説家として活躍し、映画「百花」で監督としても評価された才人が、今回も手腕を発揮しています。
原作にはストーリーが存在しませんが、映画版では、主人公の「迷う男」が駅構内のような無限ループの地下通路に迷い込み、異変を見つけたら引き返す、見つからなければ引き返さないというルールの下で、出口となる「8番出口」への到達を目指すお話です。
●ストーリー
蛍光灯が灯る無機質な白い地下通路を、ひとりの男(二宮和也)が静かに歩いていきます。でも、いつまで経っても出口にたどり着くことができず、何度もすれ違うスーツ姿の男に違和感を覚え、自分が同じ通路を繰り返し歩いていることに気づくのです。そして男は、壁に掲示された奇妙な「ご案内」を見つけます。「異変を見逃さないこと」「異変を見つけたら、すぐに引き返すこと」「異変が見つからなかったら、引き返さないこと」「8番出口から、外に出ること」。男は突如として迷い込んだ無限回廊から抜け出すべく、8番出口を求めて異変を探します。
●解説
画面は主人公の一人称視点(FPV)を多用して、迷う男の主観に同化する形で、脱出できない焦燥を観客と共有させる映像となっています。真っ白な地下鉄の通路に掲示板の黄色が目立ちます。無機質な左右対称の空間が、主人公と一緒に観客を作品の世界に没入させるのです。
それは、日常的な都市空間の一画に異界の迷宮が組み込まれている怖さをひしひしと感じさせるものでした。
地下鉄の構内を模した無限に続く地下通路に閉じ込められた状況の中、0番をスタート地点として「8番出口」を目指して進んでいきます。
通路の壁にはゲームの規則を記した“ご案内”に並んで、剔し絵で人気の画家工ッシャーの展覧会ポスターが貼られていたり、また世界で最も有名なループ音楽と呼ぺるラヴェルのボレロが流れたりと、象徴的なアイテムが映画を彩ります。
やがて、CGで作ったかのような歩く男(河内大和)と何度もすれ違い、壁に貼られた数枚のポスターが目に入ってきます。迷う男はそれらにも目を向け、異変を探そうとするのです。
さらっと通り過ぎているだけでは、小さな異変に気づかないという設定は、スマホの画面を指をすべらせて飛ばし読みするのと似ているかもしれません。
川村監督の狙いは、ホラーを狙ったものというのでなく、何でも倍速で見飛ばしてしまう現代の世相に対する批判であり、人間的なものを回復しようとする意思に鮮やかに反転してみせるのです。
それは本作の裏のテーマが、これから生まれてくるかもしれないわが子への愛に気がつくことだったからです。
冒頭に迷う男は別れた彼女(小松菜奈)から電話を受けて、妊娠を告げられます。しかし彼女は今後のことをどうすべきか結論が出せず、元彼である迷う男に丸投げしてきたのです。とっさの話で迷う男も結論がいえず、とりあえず病院に向かうと答えるだけでした。別れたばかりの彼女の妊娠という重大事に、答えが出せず、悩む迷う男の内面が、そのまま可視化したような「8番出口」への無限ループでした。
おまけに彼女の入院先の向かう途中の電車の中で、泣き叫ぶ赤ちゃんをうるさいとなじる通勤客の罵倒に対して、傍観するだけで母親に対して何もできなかったことが、深い罪悪感を抱いてしまうのです。これは、妊娠して動揺する元カノを、結論を伝えずそのまま見殺しにするのかという迷う男の心理状況の伏線になっていました。
ところで「8番出口」への無限ループに陥るなかで、迷う男はいつの間にか、謎の少年と出会い、一種に出口を探し出します。その後地下通路に大洪水が起こり、迷う男が気がつくとそこはあたり一面夏の浜辺で、元カノとともにあの少年が海で遊ぶ姿を眺めていたのです。このときの幸福感を迷う男は噛みしめていました…。
本作は、地下鉄の出口を探し求めるのが本題ではなく、迷宮入りした人生からの出口を暗示させる作品だったのです。
●感想
率直に言って、本作の不条理な世界にははまれませんでした。特に0番をスタート地点とする脱出に向けた展開では、せっかく6番出口まて゜到達していながら、また0番に戻ってしまう原因がわかりにくく、もっとわかりやすく本作のポイントとなっている『異変』について描いてほしかったです。もちろん川村監督はリスペクトしていますが、本作も私小説的な色合いの強かった“文芸作”の「百花」に近くて、自身の作家性が表現を変えて強く出ているのではないでしょうか。
あまりにも安上がり
元ネタを知らない状態で鑑賞。
最初は、脱出ゲームのような、主人公目線のカメラアングルが新鮮に感じたが、長い。目線が常に揺れていて気持ち悪くなる。
ゲームのクリア条件を知らなかったので、飲み込みの早い主人公に驚くばかり。
それにしても投げ捨てたリュックや吸入器?はなくても大丈夫?喘息の設定は必要???
ずっと同じシーンでの撮影のため、さすがに飽きる…もう少し場面を変えるなどアレンジできなかったものか…
おじさんのターンの後、さすがにちょっと寝そうになった。おじさんのターンは、おじさんが人間だった頃という驚きの展開で良かった。あの女子高生不気味だったな…(褒めてる)
小松菜奈の彼氏にニノは年上すぎやしないかなあ。もう少し歳の近い俳優(女優)にしたらいいのに…小松菜奈が派遣の年上のニノの元カノっていう設定無茶過ぎる…
1時間半の映画でこんなに長いと感じるとは思わなかったな…
少年役の子は可愛かった。
苦手かも。
漫才で何度も同じ展開をするネタありますよね。
アレ、苦手なんです。
イライラして。
今回の映画も「ゲーム原作」くらいの知識がなく鑑賞したので、とにかくおじさんのパートがくるまで苦痛で苦痛で、前の席にずっとしゃべってる子供がいたせいもあり、退席したくて仕方なくなりました。
こんなこと初めてです。
気になったことをいくつか。
妊娠したなんて重大なこと、電話で、さらにこれから出勤する人に話すか?
かなり重い喘息みたいだけど、なぜポケットに入れないでリュックに入れるのか。せめて、リュックのポケットにいれようよ。スマホはすぐにでるのに。
吸入薬が途中でなくなって、「早くここから出ないと危険だ!」って思ってあせる展開があるかと思ったけど、なかった……。
証明写真機の横に毛布があって、くるまってる誰かがいるのかと思ったら関係なかった……。
ゲームを知らないだけにこの世界がなんなのかはわからなかったけど、冒頭のスマホ操作で人の耳がついたネズミの画像とか出てきたから、それとかの印象や妊娠に対する迷いなどで頭の中がこんがらがった主人公の思考の中で生み出された妄想?かなぁとか思ったけど、連れいわく「それだとおじさん視点が説明つかないじゃない?」とのこと。
たしかに。
まぁ、そこのとこは深く考える必要ないのですかね。
あの冒頭のスマホ画像はヒントっぽいので、もう一回ゆっくりみたいけど、映画をもう一回見るほどじゃないかなぁ。
ボレロの音楽が世界観を盛り上げていて、そこはすごくよかったです。
ゲームをやってたらもっと楽しかったのかな。
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