8番出口のレビュー・感想・評価
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もう少しギャグ寄りでも
ゲームはプレイ済み。
あのゲームをどう実写化するのか楽しみにしていましたが、ゲームから離れ過ぎずに映画としても成り立つラインで「上手く映画にしたな」という印象です。
特におじさんの背景が描かれたのは面白かったですね。
失敗するとあの世界に取り込まれてしまうんですね・・・。
でも、だとすると水に流された主人公も同じく取り込まれたはず。
と言うことは、最後に地上ではなく地下へ降りていき、オープニングと同じ場面に戻るところはバッドエンドなのか?
そして他の迷い人の前に「咳をするお兄さん」として繰り返し現れるのか・・・?
本人はそのことを気付いているのか・・・?
などと考えると、結構ホラーですね。
ただ「人生に迷った男が地下で迷う」というのはちょっと安直かな、と。
それに命の尊さ的なテーマを盛り込んだのも、なんだか無理やり説得力を持たせようとしているみたいで、蛇足っぽく思えてしまいました。
そのせいでシリアス寄りな内容になってしまい、ゲームで感じた「そりゃないよ笑」みたいなギャグっぽい雰囲気がまったくなかったのは残念。
タイル男とか、双子とか、出てほしかったな(HIKAKINの動画にはいたのに)。
いずれ配信されたらまた見るかもしれませんが、のんびり楽しく見たいときはゲーム実況を見るかな。
ちなみに、映画公開記念でゲームに異変が追加されてますよ!
典型的「シネコン映画」
昨今の大手映画会社配給の作品は封切りの週末ランキングで興行がどれだけ続くかの運命が決まる。ゆえに、配給元も宣伝会社も封切りの週末をめがけて巨額の宣伝費と時間を投じ、その週末3日間だけの動員を至上命題としている。
増して本作の監督・脚本の川村元気は東宝の社員である。上記の道理を誰よりも心得ている。中身なんかなくったっていい。面白くなくてもいい。ただ、客がチケットを購入してゲートをくぐってくれれば勝ち。…としか考えていない(絶対に)。
ゆえに、こちらも貯めていたシネコンのポイントを使用した。実質タダ同然。どうせその程度の映画だろうと予見していた。
ここから感想。
原作となったゲームは知らない。だからか、あのまんま主人公(ニノ)が最後まで一人であの空間で藻掻いていればたいした作品に出来上がったのではなかろうか。僕の星も1つ~1つ半は増えた。問題は河内大和演じる「歩く男」が普通のお芝居をするシークエンスがあることだ。いや彼本人がヘタとかそいういうことじゃない。むしろ歩く・止まる・笑う・セリフなしであそこまで作品世界の不気味さを描き出せるとは稀有の存在だと絶賛すらしたい。特に最初のニノが振り向くとニヤリのシーンでは会場中から声が上がったほどそら恐ろしかった。その河内の使い方を途中から完全に誤った。勿体ない。クリエイターを名乗る川村元気の限界を見た思いだ。
結局この2名以外の人物は不要なのである。変な安っぽい訴求を入れてしまったがゆえに凡作評価に落ちた。
一方で映像作りの巧みさは評価できる。特に最初のワンカットは実際はいくつかのカットをつなぎCGも駆使しているものと推察されるが、「1917」(2019年)や「バードマン」(2014年)に匹敵するほどの巧みさを見せつけた。洪水のシーンも水に飲まれる箇所以外はCGだろう。
総じて。ネタバレさせようとしなくても所詮は底が浅い薄っぺらい作品だ。カネを払って自分の時間を使って見た人は大損をしたと感じた人も少なくないだろう。公開初週で稼いでも今週末のランクでは爆発的に急降下するに違いない。しかしながら猛暑下で冷房が利いている映画館で過ごす時間は大変貴重でありがたい。僕もそうだった。ゆえに「2」を付けた。本来は「1」でよかった。
最後にこの作品に限った話ではないのだがこの際言っておきたい。
公開直後のレビューで星5つを付けている人、反対に0を付けている人。「映画.com」での極端な評価の人々の感想は全然まったくちっとも信用できるものではない。
いつまでも同じ所をぐるぐると
最後で台無し
完全ネタバレです
ストーリーは正直ありきたりかつ薄いのだが、原作ゲームに全く物語が存在しなかった事を考えれば原作の雰囲気を損なわず映画として成立させるにはこのくらいにするしかなかったのだろうと思えるのでまあ及第点
ゲームにおいて終始正体不明だったオジサンにゲーム中の演出を絡めてキャラクター性を与えたのは個人的には良かったと思う
まあ視聴済みの人に向けた愚痴レビューなので内容の仔細については別にいいだろう
個人的にあのラストには納得がいかない
だってニノ演じる主人公はなんと『外に出ていない』のだ
8回正しい道順で進んだ後に現れたのは『乗り継ぎ用の下り階段』である
8番出口から『外に出ること』がルールだ
8番出口から『ループの外に出た』とでも言いたいのか?無理がある
外に出ずに乗り継いでそのまま地下鉄に乗ってしまい目的の駅に8番出口がなければ『8番出口から外に出ること』というルールを破ることになる
もう1回ループするか下手したらおじさんの二の舞になるとしか思えない
『ループのきっかけとなった出来事より前に戻る』というループもののお約束を絡めて冒頭と違う行動を取らせることで心の成長的なものを描きたかったのかもしれないが、はっきり言って大失敗であろう
ちなみに、原作では『8回正しい選択をしても異変の存在しないパターンを引き当てない限りループが続く』
そのため、『外に出ない=ループから抜け出すのに失敗した』と解釈することも一応可能であるが、ここで問題になるのが主人公が『地下鉄に乗ってしまうこと』
ループものの脱出後のお約束とも言えるループの切っ掛けが生まれる前(冒頭乗っていた電車にそもそも乗り込む所)へと戻っている訳だが、仮に電車内も含めてループしていると捉えた場合、電車内を舞台としたループに関しては原作には『8番のりば』という次回作が存在し、これが時間軸的には明確な前日譚として機能している為に話が変わってくる
例えば一見すると怒鳴る男の注意に向かったと思えるニノが『隣の車両に逃げただけ』だとすればそこから『8番のりば』が始まり、再び『8番出口』に繋がる無限ループとも言える構図になるからだ
とはいえ、あくまで『8番出口』の映画化である以上その可能性は低いだろう
最後さえなければ『物語のない原作を上手く映像化した佳作』くらいの評価だったが最後の最後に変な色気を出して滑った凡作であろう
率直に奇抜で面白い
思ったより面白い
全然合わなかった
地下鉄の改札を出て、白いタイル壁の地下通路を、ひとりの男が静かに歩いていた。いつまで経っても出口にたどり着けず、何度もすれ違うワイシャツ姿の禿げた男に出会い、自分が同じ通路を繰り返し歩いている事に気づいた。
そして、壁に書いてあった、
・異変を見逃さないこと、
・異変を見つけたらすぐに引き返すこと、
・異変が見つからなかったら引き返さないこと、
・8番出口から外に出ること、
の4つを守ろうとした。
8番出口を求めて異変を探し・・・無事脱出出来るか、という話。
ほとんどが白タイル壁の地下通路を歩くだけで、多少状況は変わったが、退屈で全く合わなかった。
ボレロのBGMが鬱陶しかったし、地下鉄での赤ちゃんの鳴き声にキレる男が必要?また、ニノの喘息必要?
ストーリーと何か関係あったっけ?
おじさん役の人とニノって5歳くらいしか違わないのに、おじさん呼ばわりは失礼じゃない?
二宮和也の良さも発揮できてなかったし。
小松菜奈と花瀬琴音が観れたのだけ良かった。
不覚にもちょっと泣いた…思いのほか深い作品
ゲームはYouTubeの動画見たくらい、小説は未読。でも小学生の子どもが観たいと言うので、一緒に行ってきました。
こちらの
レビューの評価が低めだったので、あまり期待しないで観ようと思ってましたが…良かったよ。
これはゲームのコアなプレイヤー層であろう(多分だけど)独身男性より、子持ちの、親世代の方が刺さる内容だと思う。
だからレビュー分かれてるのかな。
映画館では結構広い年代の人が観に来てた印象。
水が押し寄せてきたシーンでの主人公の行動に、目頭が熱くなった。っていうか、泣いてた。
もう最近涙もろくていかん。
ラストの、皆が「見えてない」んじゃなく、あえて「見て見ぬふり」してる「異変」も、「見ないふり」するのやめようと、「向き合おう」とした主人公に胸が熱くなった。
喘息設定は緊迫感や不安感を高めるための必要な演出だったと思う。
あれ無かったら、元気な若者がバタバタ走り回る映画になって、全然違う雰囲気になってたんでは。
あと、ベタだけど
最初恋人に妊娠を告げられて、発作起こした時点で、彼は一度◯にかけて、あの世界に行っちゃったんじゃないかな。
だから階段を登っていったおじさんは「天国」に行って、階段を降りた主人公は「現世」に戻ってきた…みたいな。
違うかな?
男の子が1人光の方へ歩いていくシーンは「CUBE」を彷彿とさせた。
確かにあれで主人公と一緒に脱出しちゃったら、え、それでこの後、この子どーしよう…ってなっちゃうもんね。
とにかく準主役のおじさんの活躍にびっくりしたし、カメラワークや音楽やストーリーも私には結構刺さりましたよ。
川村元気さん、苦手意識あったんだけど、今作で印象変わりました。
90分短いと思ってたけど、満足感ある鑑賞体験でした。
エンドロールも、あそこでしんみり系にするの違うだろうし、ちょっとじんわりしちゃってた気持ちをアゲて、
よし!行くか!、って映画館をあとに出来た。
まだまだ暑いけど
秋のはじめに観れてよかった映画です。
刺さらなかった
どこかのYouTuberがゲーム実況していてみたことある程度で見た...
どこかのYouTuberがゲーム実況していてみたことある程度で見た通りすがりのただの二宮和也ファンです。
やっぱりこの人すごいなぁ、と素直に思いました。
物語が進むにつれて、目に光が宿ると言うか、シャンとすると言うか。
そしてこういう猫背の頼りない人を演じさせたらピカイチですね。
手がアップになるシーンがあったのですが、なぜだかそのシーンにグッと来ました。
物語自体には、おや?あれ?と思う場面はありますが、見終わった時に、それほど違和感残らず私自身は受け入れることができて最後まで飽きることなく見れました。
多くを語らずに大切なメッセージを伝えてくれる感じ。
日曜日の13時の回だったので、お子様連れもチラホラ。
一応位置付けはホラー映画。
子供達大丈夫??と思っていたら、やっぱり途中で泣き出す子や、怖いよーと叫ぶ子が。
私は割とどっぷりハマって見ていたので集中力が切れるのが残念でした。
展開が読めたので、眠くなってしまった
8番出口のゲーム経験ありの状態で鑑賞。
ゲーム経験ありの私からするとゲームの内容に対して、
若干のストーリー性が追加された形で
あまり新鮮味もなく飽きてしまった。
元々ゲームを映画化ということ自体に興味もあり、
ある程度期待値をあげて鑑賞したせいでもあるかなと思います。
斬新といえば斬新だが、私には刺さらずでした。
とはいえ、ゲームを知らない人は
ハラハラドキドキ楽しめるのではないかなと思います!
普通
原作のゲームは攻略済み
いったいどうやって映画化するのか気になった
なるほど、シンプルなルールだからこそスムーズにゲーム要素を理解させたね
このゲーム、とにかく集中するから疲れるんですが映画も同じように感情移入してしまうので疲れました笑
初めはなんだこいつ?って全然同情できない二宮くんがどんどん変化していくのは見事でそれがうまくラストシーンのいい余韻になってる
二宮だけでは単調になるところを、あの名物、おじさん
一体なぜグルグル往復してるのかもさらっと理由が明らかになるのは面白かった
あれは不気味だけどちゃんと脱出しようと頑張ってたころは人間らしくてよかった
まあそうだとしても、同じシーンの連絡なのでちょっと飽きちゃう部分もあった
原作通りの部分とオリジナル要素が混ざった時、どう感じるか
原作は、なんの前触れもなく通路に立っていて、疑心暗鬼になりながら脱出を図るシンプルなゲーム。そこにストーリーはおろか人物の詳細なんて描かれていない。
そういう意味で、これにストーリー加えるとどうなるのか期待と不安はあった。
結果的にすごく面白い!って言うわけでもなく、つまらないわけでもなく。
オムニバス形式のロードムービーのような、それでいて原作以上のホラー味があっていろいろ混ざっている作品な印象。
ループする閉鎖的で無機質な通路は、原作ならただの道に過ぎないのに、映画では自分自身を見つめ直す啓発的な存在に仕上がっている。
ある種"過去"に囚われた男2人が、それぞれ出口に進もうとする時に"今"を見るしか出来ないのか、"未来"を見ようとする描写が対比されているのは良い。
どちらも共通で子供と共にするが、子供に対する対応が異なっているのも対比として描かれていている。
ところで、迷う男の喘息持ちの設定が途中でどっかいった?
ワンシチュエーション物の佳作
レビューの星がさほど上がらないのが気にはなりましたが、クチコミの傾向からすると、「他の人が面白く無いという部分が、私にとっては面白いポイント」という、私の映画鑑賞には良くあるパターンだなと判定して、見に行きました。
で、バッチリ面白かったです。
大傑作とまではいかないかもしれませんが、良くできたワンシチュエーション物と言って良いレベルだと思います。あの単純な間違い探しゲームに、良くこれだけの人の心の綾を乗せてきたなと感心しましたね。ただのホラーではなく、人生の岐路に立つ人の悩ましい心象風景を描く映画になってる。
「すれ違う人」として、結果としてループに組み込まれた人々にも、何か悩ましい背景があったのだろうな、と想像させられます。
私としてはワリとスッキリした結論は出ている気がしているのですが、スッキリはっきり分かりやすい映画が好きな方には向かないタイプの映画であることは確かで、まあレビューの星は上がらないだろうと思うものの、ワンシチュエーションがお好きな方は見に行って損は無いと思いますよ。
(ボレロがテーマソング的に使われていたのには、クスッときましたね。アレ、クラシックの楽団の人には「どこ演奏しているのか分からなくなるループ曲」として有名なので。主旋律部分の人は良いでしょうけど、ベースライン部分の人達がね。お気持ち良く分かります、です。)
取って付けたストーリーが酷い
観る価値なし
ここ何年かで、ここまでつまらないと感じた映画は無かった。
考えさせられたり、感動したりも、ドキドキもなく、前半は同じ地下の場面が延々と続くだけ。
何回も喘息発作を起こす主人公が喘息の発作を抑える吸入器をリュックごと置きざりにしてどうなるんだろうと思ってたら、そのあとは1回も発作をが起こらず、この設定はなんの意味があるの?
真っ暗になった場面では、耳や鼻や口が体についているネズミが出てきてホラー感出してたけどこれはどういう意味?
地下に大量の泥水が押し寄せてくる場面では、泥水が来る前に異様な音がして明らかに異常なのにすぐ戻らずにその場にとどまるのはなぜ?
イライラしながら観てました。
一緒に行った妻は途中で寝たと言ってたし、私は途中で帰ろうかと思うくらいの内容でした。
ニノのファンや原作のファンには申し訳ないが、とにかくつまらない映画でした。
全893件中、501~520件目を表示
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