8番出口のレビュー・感想・評価
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観客の年齢層が異様に若かった
まず観客の年齢層が異様に若かったことに驚いた。中高生、いや親に連れられた小学生すら居るぞ。『国宝』はジジババばかりだった(ような気がする)。小学生にこの映画がわかるのか? そう思いながら鑑賞。
表のテーマと裏のテーマの配分が絶妙で、8番出口の先が秀逸だった。哲学的ですらある。いかにも外国人に受けそう。
その反面、表のテーマは思ったほどドラマチックではなく、そこに期待した人には物足りなかっただろう。
全てのストーリーと結論を知った上で、もう1回観たいという人はいると思うが、「あの感動をもう一度」というリピーターは居なさそう。表のテーマに落胆した人も多く、口コミ、リピーターは余り拡がらないとみた。
おぢさん主役の物語
今年の春先にお友達にやってみたら?と勧められたゲーム『8番出口』。普段ゲームに手を出さないのになぜかその時魔が差してやってみた。クリアタイムは友達いわく“まぁ、まずまず。初心者にしては悪くないんぢゃない?”と。なんかちょっと嬉しくなってしまい、その友達と4ヶ月の時を経て劇場鑑賞行ってきた。
感想は、
『ゲームやっててよかったーーーーー!!!!』
まずそもそもゲームの世界観知らなかったらナンノコッチャな連続だわね、きっと。
映画観てるときには🤔🤔🤔となっていたけど、でも異変を見落とすもんか!と気付けば真剣に画面のアチラコチラ見ている自分がいたり、ゲームの内容だけを淡々と追っているだけの作りにはなってないし、あとからアレコレ考察してる自分に気が付きなんだかんだで楽しめてたんぢゃーん🌀ゲーム以外の要素ありってことを予告で丸出しにしないあたりが予告の作り方グッジョブ👍️
(以下、箇条書き👇️)
・子役の坊や、将来有望
・喘息で緊迫
・音で不穏さマシマシ(←IMAX、意外と意味あった)
・うん、カンヌでは受けそうな感じ←含みあり
なんでか遅れてくる人とか映画の最中にやたら席立つ人がやたら多かった上映回。自分が映画に集中してるときに人の白〜〜〜いお姿がぼんやり動いているのがアチラコチラで見えて、それが一番怖かった😨
不気味さは上手く表現されている
ゲームの内容は知っていたが未プレイでの映画鑑賞です。展開や細かな詰めの甘さは否めないが、なかなか楽しめました。ゲームの異様な世界観はよく再現されていたんじゃないでしょうか。二宮和也の演技も良かったし、歩く男の河内大和の怪演も光っていました。ボレロも映画にマッチした選曲だったと思いました。
映画館で気になったのが、小さな子が見に来ていて、上映中『怖いよ…怖いよ』と声を出して半泣きになっている子が何人もいた事です(途中退場の子がいたり、ちょっと周りに迷惑)親御さんは、何を勘違いされて小さな子供を連れて来ているのか、理由はよくわかりませんが、ホラー要素や大きな音、ストーリー?…決して小さな子供向けではありませんし、ほぼ楽しめる要素はないと思います。個人的には小学校、高学年以上に推奨だと思いました。
小さな子はマリオザムービーみたいな映画を見に行きましょう。
最後はゲーム『8番乗り場』への続編を狙ったオチだったんじゃないでしょか?
「異変を見かけたら引き返せ」というテーマの矛盾
まず、ぶっちゃけてしまうと、出演者が好きな人なら観て良いと思います。ですがそれらを考えずに映画として批評するなら、観ることをお勧めしないレベルの作品と捉えています。
正直、全般を通して息苦しさが酷いです
不安を煽るような赤ちゃんの泣き声
奇形の生物
照明の点滅や不快な爆音
人によっては津波の描写も気になるところでしょう
それらマイナスファクターを取り除けるほどの内容かと言われたら、決してそうではありません
------ここから先は人によっては推しや作品やジェンダー感を強く否定する言葉に見えてしまうかもしれません。感情が昂ったり怒りが湧いてきたと思ったら、申し訳ないですが、一度引き返してください-----
映画に含まれたメッセージはわかります
でも、そのメッセージだからこそ、この作品に使ってはいけないと感じました
人生の迷いを乗り越えていくメタファーとして繰り返される地下通路を進んでいく物語ですが、
その基準が「異変を感じなかったら進む」「異変を感じたら戻る」です
この時の異変とは、自分自身に危害が及ぶものでは無い、普段とほんの少しだけ違う事も「異変」になります
人生の中でイベントは付きものです
それは良いものも悪いものも、どちらか判断がつかないものもあります
今回の件でいえば、繰り返される日常の中で発生した、
「元パートナーの妊娠」はとてつもないレベルの「異変」なんです
(繰り返しますが、この作品における「異変」は良いや悪いという概念ではありません、日常と違う出来事が発生したら、それはすべからく「異変」です。
「元パートナーの妊娠」を望まれない事や不幸のようなマイナスファクターであると伝えたいわけでは無い事はご理解下さい。)
この地下道のルールを当てはめるなら、立ち向かうや受け入れるでは無くなります
「引き返す」
これが答えになってしまうんです
でもそれはメッセージとして伝えたい内容では無い
そうなると、【伝えたいテーマと世界のルールが合ってない】
という事になってしまい、結果としてメッセージ性が希薄になる
というか、この映画の設計自体が基盤から間違えてるとすら言えてしまう
これが自分がこの作品を評価しない最も大きなポイントです
役者さんは本当に良い演技をされてますし、
舞台も非常にしっかりと作り込まれている
その点は間違いなく星4から5はあります
でもやはり、その世界観とメッセージ性のミスマッチによって起きる消化不良が納得しきる事が出来ず、
星2とさせて頂きました
(ミスマッチで作品としては星1、役者さんと舞台のクオリティでプラス1させて頂いての星2です)
蛇足とチープの権化
原作をやったことがあり、元来こういった不条理怪奇系は好きだったのでそれが映画化と聞き期待しながら観に行った。
結論としては原作の良さを全て無駄にしていたとしか思えない。
8番出口の良さはあの理由もなく急に知らない場所にスポーンしてわけも分からないままに不思議な空間を攻略する、いわばBackroom的な雰囲気にあるのであってそこにストーリー性は介在していなかった。故に映画本編で加えられた主人公の背景情報は蛇足でしかない。現代社会への風刺や子供への向き合い方を上手く落とし込んだと言う意見もあるがそれは8番出口でやる必要はないし、表現もメタファーもチープで中学生のなぐり書きノートのようだと感じた。ホラー表現も赤子の泣き声、畸形、津波と題材のセンシティブ性に付け込んだ二流三流のものばかり、それすらもジャンプスケアと使い回しで飽きさせるセンスのなさ。言葉を選ばず言うとクソつまんないし意識高い系の自己表現につきあわされただけ、これなら8番出口のゲームエンジンであるUE5についての解説を90分ながしたほうが面白かったよ
理解力の乏しい私には難しい
赤ちゃんが泣くのを怒鳴りつける男を注意したら迷わずに済んだだろうか、とか考えます
ただ分からないのがあの男、途中で脱出して居なくなってないとおかしいのになぜまた戻ってきたのか……
あの子供は、お腹にいる赤ちゃんの成長した姿で良いのだろうか、とか解釈が難しい
ニノも一応脱出したけどまた電車に乗ったから赤ちゃんを怒鳴りつける男を注意しなかったことによりまた迷ったのではないか、とか色々考えます
低予算なのかな?
駅しか出てこない。
途中の津波みたいな水の演出は必要ないと思った
ゲームは、知らないが~😱
単調ながらも味わい深い
序盤とラストを除けば、単調なシーンが延々と繰り返されるだけで、特に衝撃的なオチが用意されているわけでもありません。そのため、観る人によっては非常に退屈に感じるかもしれません。
しかし私には、主人公が別れを決意した恋人との間にできてしまった子どもを、「産むべきか否か」と悩み、葛藤する心の内を描いた作品のように思えました。
また、見方によっては人生の縮図のようにも思えました。人生にはさまざまな選択肢が訪れますが、どれが正しい道だったのかは分からず、どこまで進んでも「ゴール」など存在しないのかもしれません。
という訳で、本作は単調ながらもよく練られた、味わい深い作品だと思います。
追記
・主人公が喘息持ちである必要性が全く感じられませんでした。観客としては見苦しいだけで無い方が良かったと思います。二宮さんのアイデアらしいですが、何でそんなアイデアを採用したのか理解に苦しみます。
原作ゲームを予想以上にうまく映画化した
原作ゲームは履修済みです。異変達成率100%です。
流石に全くの予備知識もなく観て「思っていたのと違う」という評価は制作者に失礼かと。
所謂ゾンビや霊的なモノに襲われる様なホラーではなく、「世にも奇妙な」体験が情けない主人公の人生の重要な選択の契機になるという物語です。
ゲームではストーリーなど全くなく、理由もなく唐突に奇妙な地下通路に迷い込み、ひたすら間違い探し…かと油断した所でダッシュボタンで逃げなければならない異変に遭遇、という流れでしたが、それを上手く映画化したなという印象。
折角進んだと思ったらゼロ地点に戻されるイライラ具合や、ずっと同じ風景を見せられるウンザリ具合まで原作の持ち味が生かされていると思います。原作に沿った意図的なものなので、そこを低評価にしちゃいけません。
主人公が迷い込んだ理由だけでなく、おじさんが機械的に彷徨う事になった理由までが描かれるとは予想外でした。
ただ、喘息持ち設定などは何かの伏線かと思えばそうでもなかったり、カバンの中身をぶちまけたままだったり、子供の顔の傷、終盤で唐突に復活している部分など、説明(描写)不足な所は気になりました。
設定の曖昧さが残念な映画
ゲームはすでにクリア済み。その状態で映画を見ました。
この映画は自分の中の「パラレルワールド」を描いている作品。二宮氏演じる主人公、すれ違うサラリーマン、そして主人公と深く関わる子供──この3人を軸にオムニバス調で物語が進みます。
全体の感想としては、キャラ作りに違和感が多い。たとえば主人公が喘息持ちという設定。前半は咳き込みが激しいのに、クライマックスで吸引器が不要になる展開は説得力に欠ける。また過去と未来の描写の切り替えが分かりづらく、観ているうちに推測はできるものの、子供や母親の立ち位置が曖昧に処理されているのも残念。
さらに「せっかく脱出したのにまた同じ光景に遭遇する」という場面。ここはゲームとは全然違う展開で、逆に歯がゆさが残った。せっかくパラレルワールドを扱うなら、三者三様のゴールを見せてほしかった。映画自体は悪くないけれど、設定の詰めが甘く、主人公の葛藤を描きたいのか、出口のない苛立ちを描きたいのか、未来の出来事を示唆したいのか、焦点が定まっていない。『8番のりば』も混ざってるのか?
その辺が明確では無いな
もしも映像コンテンツとして処理し、そのうえでゲーム要素を融合させれば「映画でもない、ゲームでもない」新しい体験にできたはず。そうすればより一層楽しめたのではないかと思う。
まさにボレロ
貯まったポイントでもう一度「国宝」を観るか悩んだけど、時間的にムリだったので「8番出口」を見ることに…
ゲームを原案にした作品、くらいの前知識。
でも何となく怖そうでちょっと敬遠してた。…予想的中。
そもそも窓の無い空間は苦手なので、早くクリアして外に出て~!って思いながら観てた。
なんというか国宝とは真逆の映画。
映像美がある訳じゃないけど、テレビで見たらツマラナイ。
途中で離席もスマホ検索もできない、ある意味「自分も逃げられない」映画館だからこそできる擬似体験的な時間。
冒頭のボレロがまず良かった。
同じようで、ちょっとずつ変化しながら進んでいくのがまさにボレロ。
見終わった後に爽快感や大スケールの映像美を観た満足感がある訳じゃないけど、「映画館で映画観たな」って満足感は高い。
さて、二宮氏もなんか本人っぽくて演技してる感じじゃなくて良かったけど。
少年役の子、良かったな。
え、ヒカキン??
あ、ナカタヤスタカ!
ん、山田洋次 是枝裕和 李相日???
出演者は少ないけど、スタッフは豪華な感じね。
いやでも、しばらく地下鉄には乗りたくないな。
後半が特に秀逸
コンパクト
シンプルなゲームを膨らませてローバジェットで最速映画化。たぶんもう10億位はかせいでる大変効率の良い映画です。
ゲームはやってません。
オチもあまり膨らませ過ぎず、8番出口が自分の中の迷宮、葛藤に収斂するはなしです。
元カノに子供出来た知らせはかなり殺傷力強いよ、健康でも呼吸困難になるレベルだ。喘息持ちなら然もありなん。
で通路に子供出てきたあたりから終わりは予想出来ちゃうんだけど正直物足りなさは残った。
別に話をデカくして欲しいわけじゃないけどもっときわどい表現入れても良かったんじゃないかと思う。
公開R指定つくの恐れたのかな、、、まあ、そんなとこで手加減してしまった、もっと凄くなるのに勿体無い映画でした。
分かってはいたけど、何度も繰り返される同じ景色と同じような台詞で眠気が…
ゲームはやったことないけれど、実況をYouTubeで見た事あり。
ゲームとは違い、主人公に背景があるのはよかった。あのおじさんにも過去があったのね。8番出口から出なかったらそうなるのかと思うと、ちょっとゾッとする。
最初は、ニノがやたら優柔不断で弱々しく、咳がやたら出る割には途中で喘息の吸引器無くしたりとかで、観てるこっちがイライラ。
考えてみれば、ニノ同様、こっちもイライラさせるように仕組んでたのかな。
子供と行動を一緒するあたりから面白くなってきて、ラストは面構えが変わったニノに拍手したくなる気分になった。
最後のエンドロール見るまでヒカキン出てることには気づかなかったなー笑
95分という短めの映画だったけれど、これ以上長かったら確実に寝てたように思う。ちょうどいい長さでした。
うーん
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