8番出口のレビュー・感想・評価
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誰もが「出口」を求めて生きている。
タイトルなし
ゲームはクリア済み+全異変を見抜く所まで遊んだ。
ゲームの雰囲気は、よく出ている。舞台は殆どゲームのまま。ただし記憶違いかもしれないが短い通路にロッカー、ゴミ、照明写真機が置かれていた。
初めての事だけれど恥ずかしながら入館に5分ほど遅れてしまった。自分の席の番号は分かっているのに暗くて席の列番号が全く見えず、客も多くて空いてる席に座るって事もで難しく、自席を見つけるのが大変だった。これ本当に大反省。作品に集中している他の客に迷惑かけたなと思う。また、なんとなくだけれど、オープニングで本作を深く観る為の重要な設定が描かれていたんじゃないかなと思っていて、そこを見逃したのは残念だった。
主人公が喘息を患っている設定が少し苦しかった。身内に喘息持ちがいる事や、映画館で咳が頻繁に聞こえてくるってのがリアルに嫌で、これを最後まで続けられると辛いなと思っていたが、叔父さんパート以降は咳の頻度が少なくなって観やすくなった。そしてゲームには無い叔父さんパートが始まった事に驚いた。全く予想していなかった。序盤は発作を繰り返したりと展開に辛気臭ささを感じていたが、叔父さんパート辺りから楽しく成ってきた。
全体的に子供の演技は微妙だったけれど、浜辺で主人公に持ち上げられているシーンから濁流の中、主人公に持ち上げられているシーンに切り替わる演出は100点だった。
喘息の吸入器の残量なんかが脱出迄のタイムリミット的な事に使われるのかなと思っていたが、中盤以降全く触れられる事も無かった。
⭐︎3.8 / 5.0
過去のトラウマとかちゃんと描かないと
何だこりゃ?
ゲームとは似て非なる作品
最近ゲームはクリアしたのでどんな物かと鑑賞。
感想から言うとタイトル通り半分以上は別の作品だった。
クリアしていれば気付けるであろう異変や
あのオジサンのストーリー、扉の向こう側など関係する部分もあったが
そういった設定以外はストーリー性を持たせる為かオリジナリティが強い。
前中後で挟まるストーリー部分は正直退屈で目を休めていた。(隣からも寝息が)
確かにゲーム内容で90分は難しいと思うが何故題材をソコにしたのか
そして何を伝えたかったのかがイマイチ刺さらなかった。
また終わり方も意味不明であり理解できなかった。(多少違ければ良いのに全く同じは、、)
ホラー要素も少しあったが8番出口だからという事もなく
古典的だったり謎の生物(伏線あり)だったりで
原作の異変の方が怖さを出せたんじゃないだろうか。
小説版は未履修なのでそちら寄りだったら申し訳ないが
ゲームから気になるって方は肩透かしになるかと思うので注意してほしい。
低コストですよね…
俳優数名と
わずか数十メートルの通路
著作権不明のボレロ…
いやぁ…コスパ最強w
ぼろ儲けなんかな??
それぞれの俳優さんは
演技とても頑張ってました
とくに序盤の喘息持ち設定は
マジでイライラするくらいでした
中盤から『あの吸入器依存は?は?』
…って思ってしまうくらい
子供を堕ろすか認知するか?
おなじ事務所の先輩だったら
電話一本で…?
だったんだろな…
…とか考えながら…
でも…これ…カネかけてねぇなぁ(苦笑)
エンディングの
ボレロが延々とかかるのも
『してやったり感』がとても出てて
とても馬鹿にされた気分になれました
予告編が面白そうだったので
とっても騙されましたの気分
良心と怯弱の葛藤
サバイバルゲーム的なイメージで観たら間違いです。人間ドラマです。ホラーでファンタジーな要素も。
地下鉄で、泣く乳児を抱えた母親に暴言を吐く男。それを見て見ぬフリをした自分。彼女からの電話。人生の岐路。良心の呵責。
地下で迷う男は、思考そのもののよう。迷いと自責と愛情と情けなさとがグルグル。時空の歪みに一瞬混乱しますが、すぐ回収できるテンポの良さも良かったです。
父親になる決意。
ゲームはやらないので、ゲーム原作とはいえ未知の状態で鑑賞。
劇の中で流れる「ボレロ」が、繰り返すようでちょっとずつ毎回変わってる「8番出口」あたりの景色と、うまく合っている。
最初「自分が父になる」といきなり聞かされる前の「迷う男」(二宮和也くん)は、地下鉄の中で赤ちゃんを抱えた若いお母さんがどっかの兄ちゃんに絡まれてても知らんぷりを決め込んでいるが、地下鉄を降りて8番出口を求めて迷って色んな体験をしたことで、
最後抜けて再度地下鉄に乗った時
再び赤ちゃんを抱えた若いお母さんがどっかの兄ちゃんに絡まれてるのを見て、今後は父親になる決心がついていて「俺が助け舟を出してあげる」という感じでアクションを起こしたところでラストになる。
少し涙が出そうになった。
あとは「歩く男」(河内大和さん)の、歩き方が恰好良かった。シェイクスピアとかの舞台をよくやっている人らしく、
「さすが」という歩きっぷりだった。
多分ゲームの方はもっとミステリーっぽい作りだろうけど、この映画版は意味を拡大解釈して、別の話に持っていってた。
いいものを見させてもらいました。
8番出口の要素が薄い本編
8番出口の異変という要素を主人公のトラウマや嫌なことに置き換えしているのでゲームとはちょっと違くてなんか思っていたのと違うなとなりつつもオチを期待していたら、含み持たせ考察エンドでした。後、最後の濁流後の主人公が0-7番までパパッとクリアするシーンを期待していたら一瞬で来ていて今までの下りはなんだったんだと思いました。
発想力の豊かさを試されてる感じ
8番出口のゲームは知ってる、映画のあらすじは知らないという状態で挑んだ。
世界に広まるほどわかりやすいゲームをどう映画化するんだろう?難易度高そうなので期待半分で見に行ってみたが、結論感想は難しい...
ここまで単純なゲームに奥行きを出すのは難しいので、このくらいでまずまずだったかもしれない。
あくまでゲームの世界観メインなので、登場人物に深みを出しすぎても3〜4時間映画になりそうですし、そうなると目的を見失う気がする(観客も求めていない)ので結果的にこれでよかったのかもしれない。
ただ喘息?の設定は必要だったのかだけが最後までずっと気になったかな。途中全て荷物捨てちゃってましたしね。
なんで早く戻らないの!扉開けなくていいじゃん!みたいなイライラするハラハラ感はほどよく刺激されて良かったかもしれない。
単純なゲームの中にパラレルワールドが織り込まれて、観た者に解釈を託されているなと感じた。
ですが私には全く発想の豊かさがなく、2度目を見ても新たな解釈は生まれなさそうなので、これきりで大丈夫そうです。
斜め上の発想を持ってる人の意見を聞いてみたいところです。
最後のエンドロールが斬新かつオシャレで見ちゃうけど、完成体の表示時間が短く、気になる情報が結局目で追えなかった。
あれでいいのだろうか笑
映画としては悪くなかった
ゲームの方は実況などで見ました。
映画化するというのを見た時には、バズりに乗っかった大喜利映画か?と思いました。
しかし実際に見てみるとしっかり作り込まれていて、ゲームファンにもしっかり配慮した上でさらに色々な要素も付け加えられてるような形で、この手の映画のそう言った「配慮」の部分はかなり良かったように思います。
他、演出の部分もぶっちゃけかなり素晴らしく、見ていて「これは映画分かってる人じゃないと作れないな」みたいな映画のみに許された演出みたいなのをふんだんに使っていて技巧も凝っていたように思います。
ストーリーに関しても、ぶっちゃけアイドル俳優起用してさらにバズりの元を使っているならもうある程度の客は入るだろうから大体テキトーになるようなものをしっかりと作品として練って作ってきたなと感じました。(恐らくそれが逆に気に食わないという方もいるかと思いますが、映画ファンの自分としては良かったです)
ただまぁ、あとはストーリーの好みの問題なんですが、ちょっと登場人物の個人的な話に寄り過ぎたり、元のゲームとは関係ない社会的なテーマ性に寄り過ぎちゃったかなぁ?とは感じました。
私が途中まで感じていたor期待していた展開はある種キューブのようなもので、世界観や展開的にもそっちに持って行ってくれるのかなぁと思いましたが、あまりSF的な要素には踏み込まず登場人物達の絡みも最小限で、終始主人公の個人的問題とそこから連想される社会的問題に焦点を当てていた印象。
どうせなら「ループしているそれぞれの人物達がどうにかして情報を交換しあったりして、協力し合う」だとか、まぁ何かもっとそういうキューブ的な擬似SF要素みたいなのが欲しかった。(軽めに時間前後の要素は入れてきてる訳だし…)
まぁそこは個人の好みの問題だと思います。
映画としては普通に面白かったです。勧める程ではなかったけれども、私の記憶の中には確かに残ると思えるような作品でした。
みんな最初は8番出口をさがしてた、けど……
見る度に解釈が変わりそうですが、とりあえず、見たての今思ったことを綴ります。
心に凝りが残る重たい映画でした。
とても重たくて電車に乗りながら悶々と考えてました。
途中でリタイアするもの達は、見て見ぬふり、他人のフリ、自分のことでいっぱいいっぱいの人達なのかなとおもいました。本当の出口を見つけたところでどうせ地獄なのは変わらない。電車にすし詰め、うだつの上がらない毎日。
だったらもう、異変に目を瞑って、偽りの出口を「本物の出口」に仕立てあげてしまおう。泣いた赤ちゃんを抱き抱える泣きそうな母親。排除しようと激昂するサラリーマン。それらにすべて蓋をする。
イヤホンをはめたり、咳払いをしたり。視線をななめ45度下に固定したり。
「俺は悪くない」の繰り返し。
主人公の男が、従業員専用の扉から自分を俯瞰し出口を探すことに疑問と葛藤を抱くシーンと、濁流の後目覚めた男の子を囲っている「かつては役に立ってたものやきれいだったもの」の残骸が、酷でした。
きっと8番出口の異変たちは、閉じ込められた人達が目を逸らし続けてきたものたちだったのだろうなと。
最後に本当の8番出口を見つけ出し、ふたたび電車に乗り、イヤホンをはめた主人公が、エンディング前に目をうるませながら右を向くシーン。
その時の顔は、赤ちゃんが入ったコインロッカーの扉を再び閉めた時とは違っていた気がして、少しだけ救われました。
男の子のお守りが導いてくれたのだなと。
耳を劈くような音響、一人称のカメラワーク(ちょっと酔いそうだったのでここだけマイナス0.5でした、修行します)鮮やかすぎるイエローの看板や海の蒼さがストーリーの泥濘さを際立たせているのも印象的でした。
きっと見逃してる異変もあると思うので、もう一度観て解釈を深掘りしたいです。
ゲームを知っていると、楽しさ倍増
八方塞がりからの脱出…かな
川村元気作品は合わないことばかりだったが、この作品は面白いと感じた。
同じシチュエーションで画面を持たせるのは至難の業のはずだけど、それを特段すごいと感じさせないまま緊張感と好奇心を持ったまま見終えた。
俳優二宮和也はやはりすごい。
途中何度かグロい感じはあるけど、ホラーやスリラーかというとそうではないです。びっくりはさせられるけど、怖がりでも比較的大丈夫かと。
多少ネタバレを含みます
8番出口の8は八方塞がりからの脱出ということなのか。ゲームは知らないので、観たままの感想だけど。
派遣社員である男が恋人との間にできた命をどうするか(堕胎するかどうか)、答えを出せないまま地下鉄を降りた先で迷路に迷い込む。
登場人物は大きく5人。派遣社員と恋人。おじさんとJK、子ども。
途中で出現する子どもが異変ではなかったことから、この先に結びつくんだなと確信。終盤濁流に2人が飲み込まれる場面はなんか泣いてしまった。この映画で泣くと思わなかったので自分でもびっくり。
人気脱出ゲームという素材に絶妙な加減でストーリーを上乗せしたことで、閉塞感や焦燥感だけでなく、人間味が足された作品に仕上がっている。
大げさかも知れないが、見て見ぬふりをしてきた結果であるところの現在を、今一度振り返るべきではないかというメッセージも込められてるのかなと思った。
すべての構造がループする
人生に迷う主人公が迷宮のような通路に迷う物語
通路だけでなく物語の全体構造がループしており、最終的に主人公は初めの場面に戻ります。ただ、主人公は迷う中で考え抜き、初めとは違う行動を起こします。
私自身の考察ではありますが、少年は主人公が病院にたどり着かなかった未来で産まれた息子なのだと思います。父を知らないことや、海辺のシーンからもそのように考察することができます。そのため、戻るべき場所は違う世界であり、ともに出口にたどり着けなかったのはそのためではないかと考えられます。
歩く男や女子高生、少年のそれぞれにも迷い込んだ理由や原因があったはずです。それをわざわざ90分の中で語る必要はありません。
謎や伏線の意味を全て語らなくてはいけないような最近の映画と比べて、考察の余地や余白を残してくれていることはこの映画の醍醐味なのではないでしょうか。
負のループを止めること。
色んな意味で、迷いながらも最後は負のループを止める話だと感じました。
地下出口のループはもちろん、
自身のように父親不在の子をうみだすループも。
泣く子を連れた母親に怒鳴る男性に何もできなかった、見て見ぬふりをした自分が親になんてなってもいいのか、という疑問を、迷い、恐れながらも自らの意思で打破するラストが良かったです。
明言しなくとも、父親になる覚悟がしっかり伝わりました。
想像していた8番出口ではなかったけど、想像の斜め上のストーリーで、これはこれで面白かったです。おじさんメインの章もあるし。(びっくりした)
8番出口の映画では間違いない
映画化としてはギミックやゲームを上手く落とし込んでいて凄くよくできている
二宮和也さんと河内大和さんの演技もとても素晴らしい
今回の賛否両論はそれ以外の所でしょうね、根本のストーリーの部分と2人の男達の感情表現や芝居の好き嫌いは分かれそうだったりと、子供達はあまり好きではないと思います
正直よく出来ていて良いところはたくさんあるが、2回目見ようとは思わないし人にも勧めづらい
本編のストーリーが嫌いではないけど、少し眠くなってしまうくらい退屈に感じました
8番出口はインディーズから出たゲームで一時期話題になって知らない人はいないほど有名になった今作が映画化
自分でもプレイしたし色んな人の実況も好きでした
そんなゲームの実写化、凄く楽しみ見に行きました
邦画にしては頑張った方かな〜?
ゲームの実写化って難しいのかなと痛感した今作でした
全506件中、181~200件目を表示
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