「伏線は観客が回収しろ的な…」8番出口 ひみあさんの映画レビュー(感想・評価)
伏線は観客が回収しろ的な…
人気ゲーム原作の映画とのことですが、予備知識なしで鑑賞。平日なのに映画館は子供だらけ。
内容的には「まったく怖くないホラー」「謎解きのないサスペンス」と言ったところ。チャプター分けの手法も中途半端で、すべてが“なんとなく”進んでいきます。迷路で彷徨う主人公ニノの姿は、実は人生や選択に迷う“彼の頭の中”の比喩という印象で、現実では何も起きていない――そんな“脳内ループ”の解釈がしっくりきました。
オジサンと女子高生の距離感、電車の中での道徳観、子供を産む産まないの倫理観など、大事なテーマもぼんやり散りばめられ、メッセージとして昇華されていない印象。
ロッカーの中の赤ちゃんの泣き声、謎の異形生物、洪水、お守りの貝殻…、すべて何かの象徴?「異変」も何が異変なのかよくわからず消化不良。
エンタメ性・共感・恐怖・絶望感など映画に期待する要素は総じて希薄。唯一共感できたのは東京住みながら、未だに"地下鉄の出口で迷う”という方向音痴あるある部分でした。ゲームファンには「元ネタわかって楽しい」のかも…?
観る者が自由に解釈して、伏線を回収しろ的な上から目線も感じてモヤモヤ。
観終わった子供たちの本音をぜひ聞いてみたい、「君たち、楽しめたの?」って。
15歳です
伏線を自由に解釈しろと言うか、年代や価値観とか色々な人、それぞれが考える
課題?と言うのが入ってて、分かり易く1つだけ言うと、若者や子供にはスマホ
ですよね
主人公が終始スマホを見て、目の前で怒鳴らてる人もスマホで見ないふり
間違いを覚えるのもスマホで撮影してたけど、いざと言う時に画面は黄色くなり
使えない
スマホに逃げるな、スマホをあてにするな
最後に必要なのは自分の人間力なのかと
考えさせられました
ニノとかオジさんのストーリーも見れば何を言いたいのか分かりますよね?
洪水とかネズミとかロッカーきらの鳴き声が何の意味を持つのか分からない大人ばかりで驚愕です
ゆとり世代って意味がわかったのが僕の8番出口です
