「常に二択」8番出口 U-3153さんの映画レビュー(感想・評価)
常に二択
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人に勧められて観たものの、やはり俺には合わなかった。
そもそものゲームのコンセプトが分からないってとこはあるのだけれど、あの内容をよくぞ膨らませたって感じではある。が…正直寝た。
異変があったら引き返せ
無ければ進め
慎重に周囲を見渡して、気にかかる事がなかったら進む。石橋を叩いて渡るの諺通りではあるが、それでも見落しはある。その些細なチェックミスで、また初めから。
そんな堂々巡りに放り込まれる。
進むか戻るか。
細心の注意を払った挙句、常にその選択にぶち当たる。
やり直し可能な事柄ならばチャンスにもなるのだろうが、こと人生において、それは無い。
常に一方通行で、選択しなかった方の可能性は瞬間的に閉ざされていくものだ。
その先に分岐したであろう未来も含めて全て。
だから何回もトライして成功を手に入れるような筋書きなどはなく、常に一発勝負なわけだ。
選んだ道を勝ち筋にしていかなくちゃならない。
だからこそ、正解がどれなのかを悩む必要なんてない。どれも正解でどれも不正解だ。
…なんか話が逸れたような気がする。
あのゲームを人生や未来に紐付けるってのはアリな展開だとは思うけど、強引な感じはしなくはない。
ホラーとしてもサイコスリラーとしても中途半端かなぁとは思う。ヒューマンドラマとしても。
ただ冒頭の迷路に迷い込む主観のシークエンスは秀逸だったなぁ…。
いつの間にか取り込まれてる。
そして、決断だけを迫られる。
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