「ホラー映画なのか?少し中途半端」8番出口 ゆーたんさんの映画レビュー(感想・評価)
ホラー映画なのか?少し中途半端
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この監督が今までどういった作品を作ったのか存じ上げないので分かりませんが、ホラー映画にしては怖さがわざとらしく、全体的に怖くしよう、怖くしようという演出が少々くどいというか、大袈裟に感じた。
もっと不気味さと理不尽さに全振りして、ただただ気持ち悪いだけのシーンは不要だったのでは。
全体的に行動に意味を持たせすぎというか、なぜここに迷い込んでしまったのか、どうして脱出できたのかに意味を持たせてしまったせいで、少し説教くさく感じたし、結局地上に出るシーンはないので、こういった映画特有のラストの爽快感が全然ない。
最後の方で主人公が死んでしまったような描写があって、実は生きてたんかーい!となるシーンがあるが、あそこはそのままにして男の子が代わりに地上に出られてめでたしめでたしのほうがスッキリと見られたかも。
冒頭から喘息持ちの主人公の苦しそうな呼吸音から始まり、それが本当に苦しそうでこっちまで苦しくなってきて、全然映画に集中できない。観客の共感性を舐めないでいただきたい笑
そして男の子が妙に主人公と似てるので笑、最初からもしかして息子?と連想できてしまいます。
全然構内から出られないことに気づいて焦るのはわかるが、まだ始まったばかりなのに大袈裟に騒ぐので、こちらは逆に冷静になってしまう。閉じ込められて3日後とかならわかるけど。
おじさん側のストーリーがあったのは良かったし、主人公もああなってしまうのかもという未来が見えてドキドキ感は増した。
元々ホラーは苦手なのでグロい描写については多少ありますとだけ。
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