「映像としての技術力が光る作品」8番出口 アダムスミスさんの映画レビュー(感想・評価)
映像としての技術力が光る作品
技巧を凝らした映像作品だな。メッセージとかは薄め。
以下の点が興味深かった。
1. 間違い探し、という道具を使って注意をコントロールされた。観客が頑張って探すタイミング、観客が疲れて飽きてくるタイミング、などなど適切なタイミングで映像としての仕掛けが導入されていた。監督の手のひらで転がされているような感じがした。
2. 始まり方と終わり方が粋。最後のニノの演技が良かった。勇んでだけど一瞬めんどくさくなってる。でも、「はぁ、仕方ねえな。またループはごめんだし、」って思ってる。そんな感じが表情から伝わってきた。
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