「「異変」に工夫が欲しかった」8番出口 かばこさんの映画レビュー(感想・評価)
「異変」に工夫が欲しかった
アイデアはいいけど、「異変」も含めてもう少しトリッキーに作って欲しかった。
背景がシンプルな通路のワンシチュエーションで平板になりがちなのに、肝心の「異変」がなんだか面白みがない。
埋め込まれた「異変」を観客も一緒に探せるようだと、画面にくぎ付けになるのに。
男の子は、ニノの彼女のお腹にいる子なんだろうか、それならなぜ「おかあさんに探してほしくてわざと迷子になった」なのか。「お父さんに迎えに来てほしくてわざと迷子になった」だったら分かる。
彼は父に限らず、「親」の愛を求めてさまよっていた子供なのかもしれない。
「父」が自分を見捨てなかったのを確認できたので、男の子の出口への道が現れたようにみえる。
男の子視点ではニノは「父」の化身で、ニノ視点では男の子は彼女と自分の子の化身、それぞれがニノ、男の子、のイメージで現れていたということかも。
8番出口への道は、さまよう人自身の心もち次第で開けてくるのではないか。
ラスト、時間が巻き戻ったのか?
てか、あの通路は生死のはざまにあって、無事脱出できたニノは、元いたところに戻っただけ、脱出できなかったおじさんと小松菜奈ちゃんは、菜奈ちゃんが言った通り「〇んでる」のかも。
ニノは助け舟を出しに向かったようですが、韓国映画だったら距離あるのにわざわざ近づいて行ってキレる男に注意して逆に刺されて亡くなる、せっかく父性と責任感に目覚めたのに、という展開になりそう。
「8番出口から、外に出ること」って、
ニノは通路からホームに降りて地下鉄に乗っていて「外」には出ていない。。。まだ脱出できていない!? 脱出ゲーム、やり直し!?
でも、今回は見て見ぬふりではないので、駅で降りたら改札の外に、ちゃんと外に通じる「8番出口」があるんだと思います。
「世にも奇妙な物語」のエピソードみたいなお話。映画でなくテレビ番組の一エピソードであればもっと短くてピリッとしたかも。
「ボレロ」は確かにこの映画みたいな曲。
基本同じ旋律が繰り返されるが毎回微妙に違う。
ボレロに合わせて文字が浮かんでくるエンドタイトルはなかなか良かった。
ゲームがあるのは知ってましたが、やったことない。やってみたくなりました。
観客が若い女子の二人連れがほとんどで、おばさん何か場違いな感じになっちゃったわ。
地下鉄の通路が迷路とか、異変探しとか、もっともっと面白くできたはずなのに、その点残念。それに、いろいろかませた部分が、よくわからなくて、低い評価にしてしまいました。ほんとに残念。
こんにちは〜。共感ありがとうございます。
ゲーム、携帯版280円で購入しました。
2時間位でクリアできました。
出口3ぐらいで0に戻ったりして、面白かったです。
毎日1回位プレイして、今は、10分ぐらいでクリアできます
共感ありがとうございます!
元ネタのゲームはプレイしたのですが、異変は31個もあって面白かったです。画面の中の二宮和也には観客の「一緒に異変を探したい」という気持ちが解っているような脚本と演技にして欲しかったです。観客の気持ちが伝わらない感じがドリフのコントの「志村後ろ~」みたいで、そこに突っ込みたくなりました。
おはようございます!
お客さんが若い女性が多かったですが、オジサンは余りの設定、演出の巧妙さと面白さに、無我夢中で大スクリーンに没入しました。主人公の”逃げる”人生を”逃げない”人生への転換への反映をさせたのだろうと、オジサンは思いました。ではでは。
今日は3番前に好きだった女の子とクリソツなグイ・ルンメイの映画に行ってきます。痛いから石を投げないで下さい!!
映画チケットがいつでも1,500円!
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