劇場公開日 2025年8月29日

「原作ファンを裏切った最悪作。」8番出口 しゃうらさんの映画レビュー(感想・評価)

1.0 原作ファンを裏切った最悪作。

2025年9月6日
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怖い

知的

難しい

このゲームが大好きな人へ。
私のように辛い思いをする人が一人でも減るよう、この感想をしたためます。

インディーズゲーム原作の実写化。過度な期待はしておらず、パニックホラー的なジャンキーな脚色がなされているだろう。だが大好きなゲームの晴れ舞台が見れるならそれでもいい。そんな心持ちでシートに着きました。

だが、始まったのは冴えない人間ドラマ、説教くさいメッセージ。果ては、ゲームならば“最悪”の行って『主人公(プレイヤー)が発作でまともに動けない』の三重苦。

もしもこれが『悩める男が無限の駅に迷い込む』というオリジナルの作品だったなら『好み』の問題で済んだだろう。

だがこれは、『話題のゲームの実写化』である。
当然メインのユーザーは若者中心なわけで、
彼らが期待するのは、エンタメ――パニックホラーやポップコーンムービー的なニュアンスの作品の筈だ。
だが出されたのは、100%脚色の文学的説教。

例えるならこれは、「潤沢な予算で豪華なハンバーガーを作らせたら、懇切丁寧にフレンチに切り刻まれた」ようなものだ。

「思っていたジャンルと違った」これは金を取るエンタメとして最悪である。
なにより、プロモーションでは意図的に上記の部分を削り、詐欺的なプロモーションを行っている。

敢えて言います。
この作品は、原作ファンにとって、悪夢以外の何者でもありません。

しゃうら
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