「整合性を持たせようとすると感じる矛盾」8番出口 あしたさんの映画レビュー(感想・評価)
整合性を持たせようとすると感じる矛盾
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まず、しっかり怖いところは怖かった、しっかり緊張感ある弛みのない映画でした、というのが前提です。
川村元気監督はカメラを据えて動きを待てる監督ですね。
その待つ1秒、2秒、コンマ何秒がこの映画をスペシャルなものにしていると思いました。
ストーリーがノイズになるであろう映画をしっかりノイズ入りの映画にした、という感想でした。
もともと不条理の設定なのだからもっと不条理に、不気味にの方向に舵を切る映画を私が求めていた、それと外れたから少し低い評価になった、と思います。
不気味さや怖さがある映画なので、もっと行けたのでは、もっと名作になったのでは、と思いましたが、仕方ないかー、とも。
ただ、あの歩くおじさんが意思を持って歩き始めたときは、このストーリー意味不明!面白くなってきた!とめちゃくちゃテンション爆上がりした、と記録しておきたいです。
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