「異変に気がついたら引き返せとは、、、」8番出口 ちょっちょめさんの映画レビュー(感想・評価)
異変に気がついたら引き返せとは、、、
ゲームが話題になり気になって実況見て、実際にプレイもして、その上で映画化って聞いたもんで、どう映画にするの?という最大の疑問を解くため公開初日に見に行きました!
そして、、、んーーー!
期待していのとは違う方向に行ってしまったかなぁ〜冒頭から序盤まではわりかし面白かったのよ、しかもずっと1917や、ウトヤ島、Netflixのアテナとかみたいにこれは長回しで最後まで行くきなのか!と思ってたら、、、意外と序盤の怪異でカット割りしちゃうw
長回ししますよ的な、今までの思わせぶりは何?それでもおじさんへのスイッチングは、中々に主人公変えるパターンか!?とまたもや気持ちが上がるも、結局蛇足
おじさんのストーリーは子供がいる分余計な気がする、どうせおじさんやるなら意味持たしてほしいよね
で、肝心のストーリーは、喘息持ちの彼女と別れようとしていて、電車内のトラブルも引き返しちゃう無視しちゃう人を二宮くんが演じているんだけど、取ってつけたようなストーリーに意味深ぽい映像が挟まれたりするんですが、まあ意味なし
元々世にも奇妙な物語的な話を、無理くりにストーリーつけているから、どうにも辛い、どうせなら二宮くんたどり着けず主人公変わるくらいの英断欲しかったな、でないと脱出できる未来はほぼ判っているのだから、そこまでの過程をもっとドラマチックにしてほしい
喘息持ちも最初その演技させたかっただけ?ああいうのは終盤で活かすか、何かしないと、、、勿体ない
そして、小松菜奈との子供が出来た話
子供が小松菜奈の事お母さんって言うけど、これがこの世界が己の罪の意識や、妄想の世界だとして、子供は未来の2人の子供という解釈は、おじさんパートがある分謎すぎる
そして、この子供異変気がつくんだけども、その異変、、、おじさんも二も、気がつけや!結構気がつくぞあれは
子供が見ている、停まっている
これは大ヒントすぎるし、人って結構違和感に気が付きやすいのですよ
あのドアノブ気がつくよね〜もっと違う変化の方が良かった気がするなー
で、仮に子供が未来の子供への気持ちから産まれた概念だとして、そもそもの今回の映画の違和感
そう違和感
このゲームは異変、違和感を感じたら引き返せ、戻れ!が絶対ルールなんですよ
異変、違和感に立ち向かえじゃないんです
故に最後主人公の二宮君が、電車に戻ってきて、あの赤ん坊の親子に怒鳴り散らしている人に立ち向かう場面、グッと来づらい
話としては判る
そうしたかったんだなというのは判るけど、違和感に逃げていくゲームとの相性は如何なものか?あんな波から逃げるのはそりゃそうなんだけど、、、ああいうのは乗り越えて進む姿が成長的な暗喩になる気もするしね、引き返すって世の中では大事だけど成長と繋がりにくいよね
ストーリーに引き戻らずに失敗した何かがあって引き返す的なものならわかりやすかったのか?
おじさんは話さないけど、女子高生が話し始めるのも怪異、異変としては中々に特別だが、それも大きな意味が無い
どうせなら意味が最後まで無い怖さを描いたほうが世にも奇妙な物語的で怖かったのでは?
おじさんパートが丸々カットしても話が通じてしまうのが、、、勿体なさすぎる
意味の無い羅列の方が良かった気もするなーやっぱり二宮君が失敗する、主人公変わるという英断は無理か
それと、怖さも中途半端なんだよなー
それなりに怖いけど、また見たくなるような映画では僕の中では無かったな
まあ謎解き、間違い探し的な内容と、これを映画化しようという心意気は素晴らしい、これからも挑戦してほしいですね
でも、川村元気監督作、百花もそうだったけど合わないんだろうね〜今の所
次回作に期待!
あくまでも僕の個人的な意見です
返信ありがとうございます
この映画は人によって解釈がいろいろあると言う意味で興味深い映画だったなと思います
進む先が左右になるとゲームと離れちゃいますしね…
それが最初からの狙いだったのか、結果的そうなったのか知りたいところですけど笑
私はこの映画は2人で観に行ったので、直後に2人でいろいろ解釈の話をしたのは面白かったですよ
コメントありがとうございます〜そうなんですよね、元のゲームが、異変あったら戻れ、無かったら進め、というシンプルなルールで、異変が無いと思って進んでたら、0に戻ってて、おい!異変あったんかい!が、ゲーム性として面白く、尚且つハッキリした異変はホラーテイスト物が多かったので、実況向けでもあり、流行ったんでしょうね
で、映画はテーマ性、ドラマ性を持たせたもんだから、何かに気がついたら戻れに、ちょいと難しい解釈を入れねばならずで、異変があっても只そのまま進むな!なら、本来は観察しどうにか進める道を見つけるのがわかり易いのかなと、引き返すって行動が異変に対して前向きでは無い感じなんですよね〜電気が消えちゃうやつも、本来なら怖いけど進め!が正しいメッセージになるかなとwなんとなく伝わりますかね?まあ僕が難しく考えすぎなんでしょうねw映画って人によって解釈が違うから面白いですね、参考になりました、ありがとうございます
コメントありがとうございます。そうなんですよね〜
足りないのは、書いているように中途半端な、多種多様な面を入れた映画にしちゃったからではないですかねぇ〜ストーリーが弱い、ホラー要素も弱い、斬新さは、惜しい
こんな映画が作りたい!というのがもしも、あのストーリー、人生の選択肢に立った時、異変に、変化に遭った時にどう行動するのか?という事ならば、このゲームを下敷きに作るには向いてなさすぎた気もしますねw
おじさん中心にストーリーが切り替わった時にはとてつもなくワクワクしたんですけどね、、、
なんか惜しい
役者の皆さんも美術による世界観も皆良いだけに、どう着地させたいか?が、観ている側に伝わりづらかった構成だったのかもですね
冷静にもう一度見たらまた変わるかもですw
似たような感想を持ちました。なんか、惜しいんですよね…。
制作陣のチャレンジ精神も感じたし、
こういう風にしたかったんだろうな、というのも分かる。
しかし、なんか物足りない。
説明しすぎないにしては分からない事多すぎだし、
謎めいた不気味さを出すにしては分かりやすすぎる。
中途半端な感じになってしまっていたのが残念です。
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