「脚本に疑問」8番出口 エリーさんの映画レビュー(感想・評価)
脚本に疑問
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予想以下でも予想以上でもなかったです。前半は同じ事の繰り返しで少し退屈でしたが、途中結末が見えてきたあたりから安心して観れました。
疑問に思った事を述べますと、ゲームの世界に迷い込んだのにあまりパニックにならずに何故かすんなり受け入れた所に疑問を感じました。必死に出ようとしたり試行錯誤していたらもう少しリアルだったかもしれません。
あと、エンディングで子供の尊さを実感して改心したはずなのに、最後赤ちゃんが泣いてるのを助けずに見て見ぬふりをした理由が分かりませんでした。これもゲームのストーリーなのでしょうか?あんなに子供の大切さを感じてたのに、あのエンディングにはびっくりしました。
全体的にはよくできてると思いますが映画館で観なくてもいいと思います。低予算なのかほとんど同じ景色でした。
追記 コメントありがとうございます!エンドロールは観ずに席を立ってしまった為知らずにレビューしてしまいました、ハッピーエンドで良かったです。教えて頂きありがとうございます
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Fumi-Moriさんのコメント
2025年9月2日
ネタバレ中のネタバレです。
「泣く赤ん坊とお母さんに助け舟を出しに行く、と決意してそちらを向く」ところで終わっていて、それを実行した彼は、目的地の駅でループに巻き込まれることなく外に出られると、高評価している人達は理解してますよ。
そして、その足で彼女に結婚して子供を育てようと告げるところまで、濁流に溺れて見る未来の夢のようなもの(海辺の家族シーン)で予言されているワケで。
彼が子供を助けた、すなわちパパになるだけの人間性と覚悟が強く自覚されたことで、あの未来は成立するのです。
だから、この世に産まれられることが決まった子も、迷宮から出られるのです。
