「間違い探しにテーマ性を持ち込み説教くさくなった」8番出口 まちさんの映画レビュー(感想・評価)
間違い探しにテーマ性を持ち込み説教くさくなった
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ホラーや不条理系を期待していくと、説教くさく感じると思う。
単に「異変に巻き込まれて、脱出しました、終わり」だと「で?」となってしまうのでストーリーを付加しないといけなかったのかな?
ストーリーやテーマ性を持たせるにしても、「子供を無責任に中絶するな」だけを前面に押し出すのは唐突感があるし、「なんで8番出口でそのテーマ?」ってなる。
もともとそういうテーマの原作ならそれでもいいんだけど、原作はそういう色はない間違い探しゲームなのに、なぜか中絶がテーマの映画になってしまったのが違和感。
ストーリーやテーマ性を持たせるにしても、せっかく主人公・スーツ男性・女子高生と3人いるんだから、それぞれ別のテーマを持たせるとかならバランスが取れたと思う。
ホラー演出やBGM、音響演出は良かった。
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