「圧倒的に物足りない!」8番出口 ケージさんの映画レビュー(感想・評価)
圧倒的に物足りない!
あのゲーム「8番出口」を映画化する。
あの世界観、ビジュアルである、素材としては最高だが、シンプルゆえにどう料理するかにかかってくる。
そのどう料理するかに期待しワクワクさせる絶妙な企画でもある。
期待するのは「そうくるか!」「上手い!」といったところ。
しかし「そうくるか!」と思わすところはことごとく外しているし、「上手い!」と思えるのはラストぐらいだ。
おじさんはただ歩いているから不気味であってエピソードなんていらないし、見せ方のアイデアが足りていない。
素材のシンプルさを大事にしているのだろうが、映画ならではの派手な仕掛けも、素材を殺さない範囲で必要ではなかったか。
ネズミと水では足りていないし、もっと不気味がらせて欲しいし、もっと怖がらせて欲しかった。
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