「日本の脱出ゲームから派生した「微ホラー」作品。好き嫌いが二分する作品だけど、この発想は日本人にしかできないと思う。」8番出口 おつろくさんの映画レビュー(感想・評価)
日本の脱出ゲームから派生した「微ホラー」作品。好き嫌いが二分する作品だけど、この発想は日本人にしかできないと思う。
私が観に行く作品を選ぶ理由は、好きな女優(例:長澤まさみ様)が出ているとか、時流に即している(例:戦後80年の節目)とか、すごく単純な理由が多いのですが、今回は過去に長澤まさみ様を泣かせた事があるという大悪党の二宮和也が酷い目に遭うというメシウマ設定だと聞いていたので早速観に行きました。
スマホでなくてPCで脱出ゲームをやった事がある方でしたら分かると思うのですが、日本の脱出ゲームは海外の作品と比べると非常に出来が良いのです。絵がキレイだったり、謎を解くギミックが秀逸だったり、とにかく飽きさせることが無いのです。変異を見つけたら引き返すという手法を「8番ライク」と呼称するぐらいこの形の脱出ゲームは一時期流行りました。
で、観始めるとアバンも無しでいきなりタイトルがドーンなんですよ。この昭和っぽい出だし、嫌いじゃないです。最初は二宮目線の一人称的な映像が続きますが、途中で元カノから掛かってきた電話で異次元に放り込まれます。最初はルールが解らなくてウロウロしますが、要領が飲み込めたらなんかサクサク進んで行きます。「このままじゃ早く終わっちゃうんじゃねぇ?」と不安に思っていたら、ここでゲームチェンジャーの登場です。すれ違う不気味なおじさん(河内大和)も異次元に放り込まれたひとりだったんです。
不気味なおじさんは、変異女子高生(花瀬琴音)や謎の男の子に翻弄されてアレな世界に行っちゃったみたいなんですが、思った以上にカメラワークも良かったです。東京メトロ全面協力という事ですが、どの駅の通路なんですかね? それともセット? 車両と駅は有楽町線みたいですが、最近のコストをかけない風潮の作品としては、観客の想像力で補うという荒技を使った事にビックリでした。
コメントありがとうございます。
鑑賞動機が不純です、めっ!
残念ながら映画館でメシ食えませんがポップコーンは美味しくいただけたでしょうか。
ニノが電車の中で観ていたスマホ内の写真の数々が、あの通路に出現していたようで、これは何を表していたのか。
そして私は地下鉄の通路はひとりで歩きたくないです。
コメント有難うございます♪
楽しいレビューですね。特に〝めしうま″に爆笑です‼︎
二宮君もツッコミどころ満載ですが、応挙にも期待出来そうですね。まさみちゃんは今度はどんな感じなのか、其れもまた楽しみです♪
こんばんは♪
映画ファンとしては劇場が賑わうのは大歓迎なのですが、いかんせんシロ〜トはマナーがなってない!!
気が散ると星の数も遠のきます(°▽°)
レビュー冒頭に笑いました。
ニノ君まさみに何したん??w
コメントありがとうございます😊
あー!だから脚本協力:二宮だったんですね!今思うと喘息設定は不安感を煽る良いアクセントになってたんじゃないかなぁと思います。
それにしても「食中毒」って…w
副都心線の東新宿駅はホームで分かり、階段で上がるとこでダメ押しで分かりました(笑)
あのオレンジ車両は副都心線開通で専用でできたものですが、乗り入れがあるので、有楽町線や東横線にも今は走ってます!
おつろくさん
共感&コメントありがとうございます。ゲーム初心者の私には大変ためになり助かりました。ありがとうございます。
お久しぶりの小松菜奈さん、もっと見たかったです!
友人が東京メトロの結構偉い位置にいるので聞いてみようかな?
コメント、共感ありがとうございます。
仰る通り、観客の想像力がないとNGになりかねない作品でしたね。
おじさんの使い方でドラマに起伏を持たせたのは良いアイデアだったと思います。
コメント・共感ありがとうございます。
ゲームは子供でも外国の人でも出来るように単純な
《間違い探し》でしたか?
ホラーテイストは効いてましたね。
隠れテーマが、実は【父親になる覚悟】
ゲームという母家を借りた、実はラブストーリーで、
かなりテーマ隠しに成功しましたね。
でも伝わってるのかな?若い人に。
ゲームやられた事あるんですね!
やはり尺稼ぎですよね
(^_^;)
あの方の結末はそれこそ「異変」を勘違いしてそのまま進んだので「0」に戻るだけかと思ったんですが…まあ、何でもありですしね。
コメントありがとうございました。
小松菜奈さん友情出演、
そうですね。カンヌ国際映画祭に登場したくらいだから、もっと演技するだろうと思っていたけれども、
二宮和也さんとの背の高さ問題も勃発しそうで、この程度になったのか(ジョークです。)
微ホラー。そうですね。
共感&コメントをありがとうございます。小松菜奈と花瀬琴音もよかったですね。発想次第で面白い映画がつくれるとの好事例だと思います。メジャーな会社がこういう作品をつくってくれるのはうれしいです。
こちらこそ
共演コメントありがとうございます。
長澤まさみさんとニノの共演作は見てませんがイメージが悪いとそのまま嫌いになってしまうパターンありますね。
私の場合は岡田将生さんが悪人に出演した時に満島ひかりさんをクルマの中から蹴飛ばして暗い山中に置いてきぼりにするシーンがあってそこから岡田さんのイメージが悪くてドライブマイカーの頃まで苦手でした。最近のコメディ作品で悪いイメージを払拭することができました。
今回のニノはよかったです。
小松菜奈ちゃんも相変わらずキレイでしたね。
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