プレデター バッドランドのレビュー・感想・評価
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新しい切り口
プレデターシリーズは全部鑑賞している。ただ、今度は狩られる側ということでおもしろそうなチャレンジだと思った。
どなたかのレビューにスターウォーズ+モンスターハンターのようだとあったが、納得だった。いつものプレデターを期待した人にはガッカリかも知れない。でもいつものプレデターだともうお腹いっぱいだと言う人も多いと思う。私はここ最近のプレデターは劇場で鑑賞せず、自宅鑑賞だった。
今作は、新しい切り口でとても楽しめたし、人間がまったく登場しないプレデターもアリだと思った。
「狼の話」もなるほど〜と頷いてしまった。
そして「エイリアン」にもこういう変化を期待したいなぁと思って劇場を後にした。
変種ならではの妙味!
弱いプレデター?
しかも主役?
相棒はアンドロイド?
しかも上半身だけ?
かくも珍妙な設定を誰が喜ぶのかのと思っていたが、これが良かった。全てがストーリーに繋がっている。感情移入もできる。
展開は先が読めない。
だってさ、来襲した宇宙人に立ち向かういつもの話じゃないんだもの。そりゃ予測できませんよ。
しかしストーリーは思ったより骨太。気軽なB級エンタメでありつつ、大人も楽しめる味わいがある。
賛否両論は分かる。「最強最悪の宇宙人をどうやって倒すか」がプレデター・シリーズと定義するなら、本作はあまりに変種だろう。しかし、これが仮に2作目だったらどうか。大胆な冒険作として評価されたのではないか。
シリーズが長くなると「○○は●●であるべし」という固定観念が形成される。それは良く言えば伝統だが、そこからいかにはみ出すかが創作だと思う。本作のクリエイティビティーは成功しており、没入して楽しめた。
新鮮味のあるプレデター、こんどは狩られる側!😳
お見事、アイデア満載
25-136
設定は斬新でも守りの姿勢を感じる
プレデター(ヤウージャ)を主人公にした斬新なアイデア。しかも主人公のデクは父親からは弱いからと殺されそうになる始まり方。これはもう成長物語じゃないか。さらに着陸した惑星で出会う上半身だけのアンドロイド・ティアや現地のクリーチャー・バトとともに、父も恐れた最強生物カリウク狩りに向かう。
当初ヤウージャは1人で狩りをするんだとティアを連れて行くことを渋り、1人でカリウクを狩ってやると意気込む。結局道具としてなら連れ行ってもいいと了承するところがどこか中2っぽい。そんなデクとティアの関係性が徐々に変化していく流れが王道だけどよかった。バトも加わってチームものとしての構図が立派に成り立っていた。個人的にこういうのに弱い。
得体のしれないクリーチャーが次から次へと襲ってくる流れは、ゲームを攻略しているみたいで楽しい。プレデターなのに姿を消すという能力(道具)を使わないからプレデターっぽさはほとんどないが、アクションがそれなりに迫力があって安心する。ティアの下半身が見つかって、下半身だけで歩行したり戦ったりする姿もちょっとかわいかった。
プレデターシリーズの続編としてこんな話を考え出したのはなかなかすごいが、いやいやそもそもこれプレデターである必要ある?とも思ってしまう。新たなキャラクターで作ってもよかったんじゃないか。でも、あえて「プレデター」にしたのは、最低限の観客動員ほしさの守りの姿勢にしか感じられない。さぁ、さらなる続編が匂わされたが、果たして続編が完成するのかどうか。少し楽しみに待ちたい。
熊と人間の関係
なかなか面白かったのですが・・・
TOHOシネマズの鑑賞ポイントが貯まったので、無料で鑑賞してきました。前知識もほとんどないままで、あまり期待していませんでしたが、まあまあ面白かったです。ツッコミどころはありますが、SFアクション映画としてはよくできていたと思いました。
ただ、他の人のレビューにも書かれていますが、このストーリーであえて『プレデター』にしなくても・・とはやはり思いましたけどね。
自分が一人前の戦士だと認めてもらうために異星に棲む怪物を狩りにいくわけですが、『ジュラシック・ワールド』に迷い込んだプレデターって感じ?もしくは『モンスター・ハンター』かな?
今までのプレデターの最も重要な特徴であるステルス機能を持っていなかったのもストーリーを面白くしてたのかなぁ。異星のいろんな怪物に襲われて苦戦してましたからね。
「道具」として上半身だけのアンドロイドを相棒にしたアイデアもよかったと思いました。
それと『ロード・オブ・ザ・リング』のゴラムに似た生物が、途中で「いとしいしと」と言い出すんじゃないかとヤキモキして観てました😆。まさかコイツが後に重要な役割を果たすとは・・・。
全体的に、前半の出来事をクライマックスの戦闘に上手く使っています。少し出来過ぎの感もありますけど。
『エイリアン』のユタニ社が絡んでいたり、続編を思わせる終わり方なので、ヒットすればシリーズ化されるのかな。
最後に・・・重低音が強調された音楽がどうも馴染めなかったのと、宇宙船をはじめ様々な近代的装備を持つプレデター文明なのに、なぜあんな風貌であんな住居に住んでいるのか不思議に思いました・・・
万人受け間違いなしのエンタメ最新作。
見てきましたバッドランド。
面白かった。大満足です。
エンタメとして求められる要素が過不足なく入ってるので、たぶんこれを嫌いになる人はいないと思います。
プレデター最新作が、誰もが楽しめる良作に仕上がっている。これだけでいちファンとして嬉しいです。
エル・ファニングとプレデター(デク)との小気味いい掛け合い。アクション。ドラマ。
そのどれもが熱く、可愛らしく、愛おしく、素晴らしいものに仕上がっていました。
ザ・プレイの監督だけあって、ビジュアル面のリッチさと構図の的確さ、広大さは折り紙つき。
過去作に縛られる事なく本作単体で楽しめるのも利点かと思います。
異星人とアンドロイドの凸凹コンビ。
彼らが織りなすドラマ、そしてその特殊な関係性は実に可愛らしく。これまでのプレデター作品にはなかった新たな魅力に気づかせてくれる事請け合いです。
加えて、本作よりはじめて劇場作品で登場した用語や世界観は、新たなプレデターユニバースを構築するのに一役買っています。
プレデターとアンドロイドのバディ。
パワードローダーに巨大クリーチャー。
そしてプレデター同士のバトル。
求めているバトルのシチュエーションが抜かりなく出てきます。サービス満点です。
惜しむらくはスターウォーズ的な可愛いクリーチャーが出てきたところくらいでしょうか。
ディズニーフランチャイズを感じさせる造形と展開で、殺伐な世界観に馴染んでいないように思えました。
個人的には同監督作品だとザ・プレイに軍配が上がりますが、世間的には本作バッドランドの方がウケそうな感じがしました。
オススメです。
“襲われる恐怖”より“生き様”のプレデター
プレデター自体はもちろん知ってるけど、シリーズを全部追ってるわけではない人向けの感想です。
今回のプレデターは、映像とか世界観はだいぶ壮大で迫力はありました。ただ、今までの「どこに潜んでいるかわからない恐怖」とか「透明になって突然襲ってくる感じ」がほとんどなくて、プレデターがずっと画面にいるんですよね。
あの“得体の知れないヤバさ”が薄れていて、「モンスターというよりキャラクター」っぽくなっているので、ハラハラドキドキは正直あまりなかったです。
逆にストーリーはしっかり作られているので、プレデターという世界の中にも“弱肉強食の中での生き様”みたいな、人間っぽさも見えてくる感じ。
ただ、怖さや緊張感を期待している人にはちょっと物足りないかもしれません。
終盤なんか、なんとなく『トランスフォーマー』っぽい派手アクションに近い印象でした。
・スリルよりストーリー重視
・「プレデターってこういう文化あるんだ」みたいな見せ方
・戦闘シーンは道具の使い方など含めてカッコいいところあり
という作品。
「怖い」「未知」「突然襲われる」といった“プレデターらしさ”を求める人 → 物足りない
物語や世界観で魅せるプレデターを見たい人 → 合うと思います。
役に立つ『子供のオモチャ』
映画館に行ける時間帯は吹替だったので吹替版を鑑賞。
プレデターの種族『ヤウージャ』は皆んな字幕だった(笑)
過去のシリーズで一番良いと思う❗️
続編にも期待‼️
キャストも少なくてこれだけ見応えのある映画って珍しいのでは⁉️
プレデターの大冒険
ディズニー臭なんだけど良かった
シュワちゃんプレデターから観てるけど本作お初でも充分楽しめる キャラや仕草にディズニー臭がしてちと嫌なんだけど
スターウォーズ、ロビンソン・クルーソー、エイリアンをミックスしていてきちんとSF映画してるから楽しめた。ミニラみたいなキャラがディズニー臭したりプレデターが人間臭いのは好き辛い別れるだろうけどまぁ楽しめたよ。アンドロイドお姉ちゃんが可愛らしい、C3POでありR2-D2でありフリークスなとこが気に入りましたわ。マンダロリアンなプレデターだね。これがシリーズ化されたらまぁ観ないけどね。
プレデターファンでない方にもオススメ
悪くはないけど、特に良くもない
ストーリー、キャスト、映像とどれを取っても悪くはなく、それなりに楽しめる作品です。
ただ、楽しめはするものの何か引っかかるものがあり、それは何かと言うと、本作が「プレデター」であるという点です。
確かに「プレデター」であれば、一からキャラクターを作り上げる必要がなく、楽なのかも知れませんが、逆に設定に広がりを持たせることが難しくなります。
「プレデター」や「エイリアン」など、とても人気のあるキャラであるのは分かりますが、もういい加減、過去のヒット作の続編ばかりつくるのはやめて、新しいキャラを作って欲しいものです。本作など、主人公がプレデターでない方が、もっと面白い作品に出来たと思います。
それから、プレデターを見ていていつも思うのですが、あの不器用そうな手で、あの高度な武器を作るまでに至るのは無理があると思います。
以上、「そんなにプレデターが嫌なら観なければいいのに」と言われそうですが、本作はエル・ファニングを見たくて鑑賞しました。
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