劇場公開日 2025年11月7日

プレデター バッドランドのレビュー・感想・評価

全416件中、121~140件目を表示

4.0吹き替え版で観ました。

2025年11月15日
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鑑賞方法:映画館

日本語でも違和感なく観られました。当然プレデターは
日本語吹き替えではないので、安心してください。
ヤウージャ語らしいです。字幕です。
プレデターが行き着く惑星の動植物がバラエティ豊かで、
面白いし、よく考えたなぁと思います。
ストーリー展開も今までの作品と違ってアドベンチャー要素が
強いように思いました。
エル・ファニング演じるアンドロイドがいいアクセントになって
いて、全体的にいい感じでした。
光学迷彩ってプレデターの標準装備じゃないんだなぁとか
狩の状況によって武器を選ぶのが良かったです。
ウェイランド=ユタニが絡んできたから、エイリアンと
つながるのかなぁ。

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マイタケ

4.0面白い

2025年11月15日
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鑑賞方法:映画館

予想外に面白かった
乱発してきたプレデターシリーズだけど
期待しないで見たらなかなか良かった
今までとは違う方向だけどとにかく飽きない中だるみせずに一気に見れる
何故かマンダロリアンを思い出してしまった

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ひろし

3.0ま、私の期待が大きすぎたので・・・・

2025年11月15日
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鑑賞方法:映画館

興奮

前作の「プレデター」が配信だったので、「プレデター」の最新作が映画館で見れて大変に嬉しく思いわくわくしながら見に行きました。

本作品、これまでの「プレデター」シリーズとは思考が変わり、これまは、プレデターが地球にやってきて、人間社会に襲いかかる内容でしたが、今回の作品は、プレデター側の視点から内容が進む新たな展開、シリーズの始まりのような映画です。

本来なら、戦闘民族プレデターが、成人のお祝いに、色々な惑星に戦いを挑み、その死闘に勝ち抜いた者だけが、プレデターの民族の成人として認められて生きて行けると言う設定だったらしい・・・

「エイリアンVSプレデター」でも見られたけど、プレデターは、知的生物であり、エイリアンは単なる動物で、あの作品でも、人間と一時的に共闘するシーンが設けられていたけど、本作品は、その一部の設定を受け継ぐような感じで作られている。

今回のプレデターは、そう言った流れを汲んで作られているので、これまで描かれているプレデターとは一味もふた味も違い、まずは、これまでのシリーズ史上、プレデターが、弱い、情にもろい・・・・

アクションシーンは何時もながらに盛り上がりますが、この内容では、別に設定をプレデターにしなくてもよさそうに感じるのだが・・・・そう言った意味で言うのなら、内容は単なるB級SFアクションと言う感じかな・・・・

制作側は、プレデターに、生き物のとしての人間に近い人らしさを表現したかったみたいですが、それなら、地球外生物VS地球外生物の戦いを字幕なしで追っかけた方が新しい感覚になったと思います。(リンゴスター出演の「おかしなおかしな石器人」のような言葉がまだしゃべれない連中を描くように)

この後もこの路線で、お話が進むような感じではありますが・・・・私としては、プレデターのスピンオフと言う感じで、これはこれで終わりにした方がいいかな・・・・ま、私の期待が大きすぎたので・・・・

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sally

4.0プレデター初めて観ました

2025年11月15日
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鑑賞方法:映画館

プレデターのシリーズはだいぶ前からあると思いますが、プレデター自身の見た目が悪く、気持ち悪いので映画館で観たことはありませんでした。(TVでは観てます)
 知人のレビューで高評価がついていたことから、映画館で観て来ました。今回のプレデターは随分人間味があり、アンドロイド?だけどティアが美人で最後まで楽しく観ることができました。

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うっちー333

3.5激弱

2025年11月15日
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単純

こんなに弱いプレデター初めて見た俺でも勝てるんじゃないの!?エイリアン2をプレデターにしたみたいな内容で真新鮮味は一切なし、どれが誰がラスボスかもわからない、シュわルッツネガーが主演した1のストーリーに似てるし、まぁ時間があってプレデターが好きな人以外にはお勧めできまへんがな

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はなたけライダー

4.0桃太郎

2025年11月15日
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鑑賞方法:映画館

このシリーズには興味が湧いたことがなく、1本も観たことがなかったのですが、今作は面白そうな気がして、先週、第1作「プレデター」(87)を観てみたのですが、全く自分の好みではありませんでした(涙)。にもかかわらず、やっぱり気になって観てみたら、とても面白かったです!何といっても、あのザリガニのような顎についつい目がいってしまいました(笑)。物語のテンポもいいし、バトルシーンも見応えがありましたが、やはり一番の見所はストーリーかなと思います。これぞ定番という王道ストーリーではあるのですが、主役のデク(ディミトリウス・シュスター=コロアマタンギ)が弱いこと(でくのぼうのデクではありません…笑)、そして下半身がないアンドロイド・ティア(エル・ファニング)とのいい感じの凸凹コンビぶり、そして…。ネタバレになるので書けませんが、色々な要素がいい具合にミックスされていて、スカッと爽快な余韻が残りました。エル・ファニングは、「SUPER8」(11)でちょっと光ってましたが、でも、今作は当たり役ではないでしょうか。表情の豊かさが素晴らしく、アンドロイドの気持ちがぐいぐい伝わってきました(笑)。とりわけ出会いの二人が出逢うシーンで、変な花の毒にやられたデクを覗き込む表情のキュートさにシビれました。終盤の盛り上がりの中、ふと日本昔話「桃太郎」を想起しながら、デクやティアたちの奮闘に心の中で大声援を送ってました!

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赤ヒゲ

4.0好きだわぁこれ!

2025年11月15日
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鑑賞方法:映画館

これは思わぬ掘り出し物✨
もともと特にプレデターシリーズのファンでもないのに、レヴューの良さとエルちゃんに惹かれて鑑賞してみたら。

なんなの、これ! wwwww
迫力に度肝抜かれました。吸引力すごい。

まず、冒頭の入り方が「砂の惑星DUNE」

レーザー剣での兄弟や親子の対決シーンが「スターウォーズ」

「LOTR」の過酷な旅のシーンと重なり、主人公の見た目はまるでオーク(笑)

クリーチャーの面白さとキュートさは「ファンタスティック・ビースト」

アンドロイドの雰囲気が「ブレードランナー」

グイグイ引き込まれて、最後は成長したデクの雄々しい姿に感動(;_;)
愛を知ったものは最強なのです。

独特のカサカサした乾いた映像に、スタイリッシュな音楽にゾクゾク。
武器とか色々すげーな(あ、すみません、武器すごい!)

もう一度観たいかも!^ - ^
ぜひ大画面で!

プレデター バッドランド 11/7〜公開中

#プレデターバッドランド

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Mariko

3.0表情豊かなプレデター

2025年11月15日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

シリーズ未視聴です。
4DX版を鑑賞。アクションも派手で、ストーリーもスルッと見れました♪
最初プレデターのビジュアルが見慣れなかったですが、だんだん可愛く。
結末には驚きましたが、続きそうな終わり方だったので続編出たらまた観る。

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もく

4.0練りこまれた脚本とキャラクターが魅力の良作映画

2025年11月15日
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鑑賞方法:映画館

プレデターと相方のアンドロイド双方ともキャラクターが魅力的です。また、序盤の何気ないシーンが後半での伏線になっていたり、最後まで先が読めない展開も◎。ネタバレは読まずに観ることをおすすめします。

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ゼロの背後霊

4.0ニヤニヤ

2025年11月15日
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スター・ウォーズでC3POを背負うチューバッカの姿とか、エイリアン2のパワードローダーとか、しかも動きがちょっとガクガクしてる。ロボコップのあれ?
そんな楽しみ方も良し。

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DKawa

3.0美しいアンドロイド少女

2025年11月15日
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鑑賞方法:映画館

プレデター自身を主人公にして描いたSFアクション。生存不可能とされるバッドランドに追放されたプレデターのデクの過酷なサバイバルを描いている。注目は謎のアンドロイド少女を演じたエル・ファニング。美しさに磨きがかかったエルを見るだけでも価値のある作品です。

2025-166

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隣組

4.0プレデターも大変だ

2025年11月15日
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鑑賞方法:映画館

笑える

悲しい

監督がプレデターザ・プレイの人だったので鑑賞。
多少ロードムービー的にも感じましたが、最後まで退屈しなかった。
強くなければ生き残れない、プレデター族も大変だ。
エル・ファニングもよかった。
続編希望

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ケンジ

4.0新説、プレデターは多産種族

2025年11月15日
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鑑賞方法:映画館

冒頭、「弟を切れないような弱い心の貴様はダメだ!」とか言って出来の良い方の息子を殺す毒父。
そんなことしてたら、いくら強い家系でも一族が維持できない、、、
とその時ふと思った。
息子はたくさんにいるのだ、プレデター族は多産種族だ。
みたいな邪推はともかく、このシーンはハンター第一の原則を端的に表現した良いシーン。
もう少し、彼らの特異な社会秩序や兵器開発の現場などを見たかった。
恐らく次回作では、毒父より凄いお母さまの登場で今作より面白くなり、そのプレデター社会も見えてくるだろう。
因みに私は昔からスタートレックに登場するクリンゴン族は、プレデーター族と近しい存在だと推測しています。

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ピッポ

3.0どうやって強くなった?

2025年11月15日
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全体には楽しめる映画です。子供向け。シリーズ可予定かな?まず主人公が弱いから始まるが、何処が?後継であるはずの兄が殺された。?まー良いとしよう。戻ってきたらめちゃ強い。まー良いとしよう。
ゴジラの息子的なキャラとか、キャラクターデザインもイマイチ。

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きんた

4.5アクション映画だけど、なんかホンワカだったよ

2025年11月14日
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どんより気分だったので観に行きました、気分を切り替えるために。
お供の動物もかわいいし、女の子もかわいい。もちろん全般的にバイオレンスなアクションなのだが、どこかホンワカした雰囲気がある映画でした。
ところで、エルファニングちゃん、女の子役はダコタファニングの妹なんだね。ダコタ~というと少女のイメージしかなかったので、その妹が大人の女性という事は、僕も歳とったなーという感じ。
あとは女の子は笑ってた方がカワイイよね、ブスっとしてるより。同じ人物でも凄い印象違うからさ。どういう意味かは観たら分かると思うけど 笑 美人でさえそうなんだから、不美人でも笑顔が大切なんだなーって思わされましたね。

あとは洋物アクションってディティールが凝ってて好き、今回は仮面ライダー見たいな装備とか、奇妙な動植物とか。そういうの見るだけでも楽しいと思う。良い気晴らしになりました。グッド。

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スティックロール

4.0令和のプレデター

2025年11月14日
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カワイイ

例えるなら、モンキーパンチのルパンを期待して見に行ったらカリオストロだったような。

面白いよ。面白かったよ。

けれど、これじゃない。

小学生の頃に劇場で1作目と2作目の洗礼を浴びた身としては、剥いで、吊るして、不穏な太鼓BGMを背に、圧倒的強者として君臨する彼らであって欲しいのです。

ノリが某ガーディアンズオブギャラクシーっぽくもあって、エンドロール後のスクリーンに「プレデターは帰って来る」との幻覚が見えました。(本当に)

よく喋り、笑えて、じんわり染みて、感情移入できるプレデター。

はたしてそれはプレデターなのだろうか?

…プレデターなのだろう。令和のプレデター。

旧世代の旧態依然に虐げられ、己の弱さに苦しみながらも、それを乗り越えようともがく新世代プレデターの姿。

ならば、未だにシュワちゃん至上主義で今作を語ろうとしている自分こそ、彼に真っ先に狩られるべき旧世代なのかもしれません。

令和の世を生き抜くため、そしてこれからも続くプレデターシリーズを楽しむためにも、しっかり我が身をアップデートして行かねばな。

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がばちょう

3.5あくまで外伝として割り切れば

2025年11月14日
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今回のプレデターは素顔出しっぱなし、会話通じる、わりと優しい、etc…従来のプレデターのイメージとは真逆です。
レーザーも光学迷彩も使えませんし。

そこがひっかかりはしたものの、まぁ数多いるプレデターの中の外伝的な一話、と割り切れば、アンドロイドとの奇妙なバディ感も楽しいし、敵がクリーチャーとアンドロイドしかいないからめちゃくちゃグロい殺しをしてくれるし、これはこれで、かな、と。

ただこの路線で「続く!」はやっぱり勘弁かな…

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克晴

3.5初プレデター、プレデターってこんなんなの?楽し過ぎます。

2025年11月14日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

ドキドキ

祝・初プレデター。
50年ほど映画ファンやっていて、お噂には聞いていたが避けて通った道でご縁がありませんでした。
想像していたのとは全く違うプレデター像に戸惑いしかない導入で、エイリアン的なものでなく、話すの?文化があるの?感情豊かなの?と落とし込むのに一苦労。
ビジュアル、あれは鉄仮面なの?ヨーヨー的なもの持ってるしスケバン刑事IIなの?少女鉄仮面伝説なの?
仮面取ったら顔面凶器、小沢仁志なの?
もうイロイロ分からず楽しくなってきて、エル・ファニング出てきたぐらいでようやく世界観の落とし込み完了。
プレデターとエル・ファニング、そう言えば小沢仁志とビビアン・スーで「殺し屋&嘘つき娘」なんて映画があったな〜と。
エイリアンかよ、エイリアン2かよ、東映特撮ヒーローかよ、武士かよ、忍者かよ、とオモチャ箱の様な楽しさをサービス満点に、良い匙加減でスマートに魅せるダン・トラクテンバーグ監督、一歩間違えたら目も当てられない作品になりかねないものを1級の娯楽作に仕上げた手腕に脱帽、脱仮面だ。
初プレデターを大いに楽しんだが、何やら危険な香りもするので過去作をさかのぼるのは止めて本作の余韻に浸ることとします。

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ケージ

3.5とんでもねぇイケてる醜男が大活躍

2025年11月14日
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楽しい

驚く

 共働きの両親がどうして週末を楽しみにしていたのかもわかっちゃいないマジの子どもだった私も、家族そろって観る「日曜洋画劇場」の時間は特別でした。
 令和の今日、あのリビングにタイムスリップしたみたいだよ。サンキュー、プレデター。

 『プレデター』といえば淀川長春さんがニックネームを授けたアーノルド・シュワルツェネッガーこと「シュワちゃん」が筋肉モリモリのマッチョマンとして全盛期だった1987年に悪役として初登場。
 底魚のアンコウに引っくり返したヒトデをくっつけたようなインパクト大のご尊顔(ごめん、アンコウ)がヒットして続編も出ちゃって、シリーズにもなっちゃって、その内「カブトムシとクワガタ、戦わせたらどっちが強いん?」みたいなノリでエイリアンとも戦わせられたりして、グッズもいろいろ登場してと、なんかもう仕事を選ばず頑張ってる駆け出しのアイドルって感じだ。
 そんな彼らがとうとう2025年に最新作まで出ちゃうってすごい。愛されてるね。

 さて今作。今まではそんなマスコット(?)ポジションだった私のプレちゃんが主役をやりますよということで劇場で観賞。

 これはですね。主人公がアンコウというだけでノリは完全に『ヒネくれてないころのSTAR WARS』です。現代色にチューニングしつつ、これでもかと描かれる映画のセオリーが観ていてなかなか爽快でした。
 まず、今回は主役ということでまるで感情移入が難しいプレデター「ヤウージャ族」とはなんぞや? を程よい尺で説明し、観る人の心を応援したいでしょ? と導いてくれるところがありがたかった。つくりはところどころ大雑把なんですが、ちゃんと視聴者を置き去りにしない心配りが嬉しく思います。

 なおヤウージャ族は私の感じるところでいうと「力こそパワーの中学二年生の脳筋族」。
 そんな脳筋族がなんでこんな高度な文化水準に到達できているのかはまるで謎ですが、ともあれ一人前の脳筋になるぞ~の儀式で、落ちこぼれのデクくんが遠路はるばるやってきたのがトンデモ惑星バッドランドなわけなのです。

 このデク、プレデターなのに「一族最弱」と称され、頼りなかったり、情けなかったり、弱さがあるところがすごくイイ。
 だってそれは映画を観る視聴者の多くが抱えている問題でもあるから。

 けれど一族最弱とはいえ、そこは全てを狩る最強戦士プレデターですから、活躍すべきところは大立ち回りし、勇敢さを見せるので素直に格好いい。そして、やがては彼だけが持つ弱さこそが何よりの強さに変わっていく構図が上手くできているなぁと唸らされます。

 ヒロインはエル・ファニングの演技が大変チャーミングな「下半身を無くしたアンドロイド」のティア。すごい、私のような節穴視聴者にもわかりやすい女性性にとらわれないどこか自由な新ヒロインが、自分の生きる道を見つけ異種族のデクと不思議な信頼を築いていくのは面白かったです。

 そしてなんといっても楽しいのは後半の巨悪に追い込まれ一度窮地に陥ってからの巻き返す展開!
 オリジナル版『プレデター』でも次々と殺されていく仲間に、前半はホラー映画の様相を見せていましたが、葉に付着した青い血に気づいたシュワちゃんの台詞で攻守が逆転。
「見ろ、血だ。血を流すということは――殺せる」
 名台詞ですね。
 あるポイントを起点に映画の展開が変わっていくのはシリーズ全体にあるスピリットのようにも思えます。

 本作でも打ちのめされたデクが立ち上がり、前半で痛い目に遭っていたバッドランドの地の利(本当に地の利)を活かして奮起していく様子は拳を握って応援してしまいました。
 アクションシーンにも工夫があり、なんだか懐かしさも感じるような楽しい一作。タイトルはあのころの「日曜洋画劇場」の煽り風にしてみました。とんでもなーい!

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まほ

4.5いい話じゃん!

2025年11月14日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

興奮

プレデターのシリーズは大体、観てるはずなんだけど特にファンというわけではない。
プレデターって、見た目もカッコ悪いし、肉体的にすでに地球人より上なのに、さらにハイテクで武装して凄い卑怯じゃん。
そもそもプレデター(捕食者)じゃないし。
だけど、なんか観に行っちゃうんだよな。

で今回の『バッドランド』、冒頭のプレデターの兄弟とか親とかの喧嘩とか会話とかで、ちょっと不安になったけど、いわゆるバッドランドに来て、アンドロイドのティアと出会ってからは、とても楽しい!
そして、まさかまさかの熱いクライマックス!
泣いてしまいました(笑)。
許すまじ、変態悪徳企業ウェイランド・ユタニ社!

それにしても、うちの最寄りの映画館、公開一週間でもう上映が3回だけ。
いいの?

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Syouiti