プレデター バッドランドのレビュー・感想・評価
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新しい切り口
変種ならではの妙味!
弱いプレデター?
しかも主役?
相棒はアンドロイド?
しかも上半身だけ?
かくも珍妙な設定を誰が喜ぶのかのと思っていたが、これが良かった。全てがストーリーに繋がっている。感情移入もできる。
展開は先が読めない。
だってさ、来襲した宇宙人に立ち向かういつもの話じゃないんだもの。そりゃ予測できませんよ。
しかしストーリーは思ったより骨太。気軽なB級エンタメでありつつ、大人も楽しめる味わいがある。
賛否両論は分かる。「最強最悪の宇宙人をどうやって倒すか」がプレデター・シリーズと定義するなら、本作はあまりに変種だろう。しかし、これが仮に2作目だったらどうか。大胆な冒険作として評価されたのではないか。
シリーズが長くなると「○○は●●であるべし」という固定観念が形成される。それは良く言えば伝統だが、そこからいかにはみ出すかが創作だと思う。本作のクリエイティビティーは成功しており、没入して楽しめた。
らしくない面白さ。
正直、良かった観に行って。
2の後、大分不作が続いてたので。
プレデター側を主人公に持って来るのと、
ウェイランド・ユタニ社が出て来ちゃったので、
プレデターの正統なシリーズでは無いAVPの世界観で
出来た作品だと自分的には思っている。
今作プレデター主人公がソフトな顔立ちになって不評を
買ったようだが、本来の鬼瓦のような面だと表情に乏しいので
変更したのかと思う。YouTubeで予告を見た限りでは自分も、
まあ貧相な顔立ちで心配に感じていたが、映画館のスクリーンだと
顔の造形が鮮明に見れて、良い顔とは言えないが悪くも無く感じた。
自分的にはプレデターは冷徹な主義の性格だと思っているので、
人間が出て来ない、儀式をプレデター3人で行うAVPスタイルで
プレデター同士の友情と云うか仲間意識と云うような物を見て見たかったが
今作はアンドロイドとのタッグで、AVPの女主人公とプレデターの関係性とは
又違った、どこか人間臭い性格のプレデターと、人間な性格のアンドロイドが
打ち解けていく関係は、本来のプレデターの性格とは思ってなくて緩い展開だが、
これが結構楽しかった。
そして自分的に本来プレデターに有っては成らない要素の、可愛いと云う要素。
シリアスな展開を下手するとブチ壊す不要な物の”子供”や”小動物”もしくは
小柄なマシーン。今作は猿の子供ような生物が………非常に非常に可愛いので有る!!
良く出来ている!!許せる!!ブス可愛が炸裂してる!! でも、この子は母星に
帰して上げて、次作はAVP3で、この二人に戦って欲しいな~
プレデターの特殊兵器を使ったエイリアン戦を~
でも母上が来ちゃったから……
新鮮味のあるプレデター、こんどは狩られる側!😳
お見事、アイデア満載
『プレデター』への新アプローチ、だと思う
……とは言いつつ、『プレデター』シリーズをまったく観ていない。ただ
・人間を狩りに来る異星人
・なんか凄い武器を持っていたり透明になったりする
・同じに見えるけど個体差があるらしい。
くらいのイメージしかない。感想としては、
ホラー・アクション映画のイメージがあるプレデターだったけど、共感できるキャラとしてしっかり作られているのが良かった。ただシリーズを知らないので一部理解が及ばない所があった。
でも構成やキャラは非常に良かったので少しオーバー目に星4.5。
以下、細かい考察など。
主人公のデクは弱い落ちこぼれで、父親からは『一族の汚点』『寝てるうちに殺してしまえ』ととにかく殺されそうになる。しかし兄はデクを見捨てず訓練に付き合ってくれる。
デクは兄を慕っていて、自分を守るために兄が父に殺された際には大きなショックを受ける。父は兄を跡継ぎにしようとしていた風だが、弟を守ろうとする情を見せたことで見限ったのだろう。
これ以来、デクは映画の後半までほとんど喋らない。わずかに話すのは『狩りの成功が名誉』『強さが全て』『情は弱さになる』というプレデターのテンプレ価値観で、父の教え通り。情のために兄を死なせてしまった自責の念と他人への拒絶が垣間見える。
しかしその『強さこそすべて』という価値観から謀略の類は想像もしていなかったようで、ティアに利用されたと知るとやや大げさに激昂する。おそらく過去の作品でも策略でプレデターと戦ったのだろうが、未熟さと素朴さを感じて好感が持てた。『プレデター』が主人公である理由はここに一つあると思う。
そしてティアに兄弟の絆と自身の共感性を肯定され、少しずつ心を開いていく。ティアに姉妹と呼べる存在がいることも、最初はどうでも良さそうだったがテッサに会ってからの落胆と怒りは姉妹と決別したティアへの共感となって彼女を助けに行く流れになる。
さらに家族の絆の一押しになるのがカリストだ。序盤で懐かれた生き物が実は…というのはありきたりなパターンではあるが、デクもティアも家族を失っているのを見ているのでそれなりに説得力がある。
そしてデクは自らを狼になぞらえ『敵を狩るアルファ』から『群れを守るアルファ』となることを決意する。
この精神の変化が、主人公が『プレデター』であることの理由の二つ目になると思う。
決意をしたデクは故郷の惑星に帰り、父と決闘して勝つ。そこに母親の船が表れてこの映画は終わり。
ここで、私はふと思った。『ヤウージャの男女ってどんな関係なんだ?』船が大きいので社会的に高い地位にいるのかもしれない。デクの母親が特別なのか、女性そのものの地位が高い社会なのか。
これはデクが『姉妹』『母親』と表現した意味にも関わってくるポイントでもあるので、シリーズを観ていたらもう少しすっきりしたのかもしれない。
最後に、ティア(エル・ファニング)がすごくキュートだった。予告で観て「すごくかわいいなぁ」と思い、メインビジュアルや場面写真で「気のせいだったか?」と思い本編を観て「やっぱかわいいわ」と思い直した。写真写りの問題なのかもしれない。髪型が合ってましたね。足癖が悪すぎるのはともかく。
続編がありそう、もしくはシリーズとしてどこかに出てくるかもしれないが、これからでも過去作を少しずつ見ていこうかな…。
25-136
設定は斬新でも守りの姿勢を感じる
プレデター(ヤウージャ)を主人公にした斬新なアイデア。しかも主人公のデクは父親からは弱いからと殺されそうになる始まり方。これはもう成長物語じゃないか。さらに着陸した惑星で出会う上半身だけのアンドロイド・ティアや現地のクリーチャー・バトとともに、父も恐れた最強生物カリウク狩りに向かう。
当初ヤウージャは1人で狩りをするんだとティアを連れて行くことを渋り、1人でカリウクを狩ってやると意気込む。結局道具としてなら連れ行ってもいいと了承するところがどこか中2っぽい。そんなデクとティアの関係性が徐々に変化していく流れが王道だけどよかった。バトも加わってチームものとしての構図が立派に成り立っていた。個人的にこういうのに弱い。
得体のしれないクリーチャーが次から次へと襲ってくる流れは、ゲームを攻略しているみたいで楽しい。プレデターなのに姿を消すという能力(道具)を使わないからプレデターっぽさはほとんどないが、アクションがそれなりに迫力があって安心する。ティアの下半身が見つかって、下半身だけで歩行したり戦ったりする姿もちょっとかわいかった。
プレデターシリーズの続編としてこんな話を考え出したのはなかなかすごいが、いやいやそもそもこれプレデターである必要ある?とも思ってしまう。新たなキャラクターで作ってもよかったんじゃないか。でも、あえて「プレデター」にしたのは、最低限の観客動員ほしさの守りの姿勢にしか感じられない。さぁ、さらなる続編が匂わされたが、果たして続編が完成するのかどうか。少し楽しみに待ちたい。
プレデターはつらいよ 修行篇
エイリアンと双璧を成すSF二大凶悪生物プレデターの新作だけど、ここ数年のリブート作は正直言ってどれもイマイチだし、今やディズニー資本なんでバーを下げて観に行ったら、メチャ面白かったです。従来のシリーズはプレデターがやって来て人類が闘うと言うパターンだったけど、今回はプレデターの種族ヤウージャの青年が主人公で、一族から追放されて地の果てのバッドランドで孤独な戦いをすると言う設定が新鮮でした。プレデターの魅力は独特の狩猟文化や風習を持っていることだけど、彼らがヤウージャと言われる生き物でその厳しくも禁欲的なルールが分かるのが興味深かったです。バッドランドの生物や植物などの生態や荒涼とした風景も魅力的です。また、上半身だけのアンドロイドの少女がバディになり2人の掛け合いがコミカルで楽しく、ストーリー展開がバトル一辺倒にならず二人の成長譚になっているのもいい感じです。ラスボスがエイリアンシリーズで悪名高いウェイランド・ユタニ社なのも納得で、これからエイリアンシリーズと統合されるのかな?役者ではエル・ファニングが軽妙洒脱でチャーミングなアンドロイドと冷酷な社畜アンドロイドの二役を好演しています。
熊と人間の関係
なかなか面白かったのですが・・・
TOHOシネマズの鑑賞ポイントが貯まったので、無料で鑑賞してきました。前知識もほとんどないままで、あまり期待していませんでしたが、まあまあ面白かったです。ツッコミどころはありますが、SFアクション映画としてはよくできていたと思いました。
ただ、他の人のレビューにも書かれていますが、このストーリーであえて『プレデター』にしなくても・・とはやはり思いましたけどね。
自分が一人前の戦士だと認めてもらうために異星に棲む怪物を狩りにいくわけですが、『ジュラシック・ワールド』に迷い込んだプレデターって感じ?もしくは『モンスター・ハンター』かな?
今までのプレデターの最も重要な特徴であるステルス機能を持っていなかったのもストーリーを面白くしてたのかなぁ。異星のいろんな怪物に襲われて苦戦してましたからね。
「道具」として上半身だけのアンドロイドを相棒にしたアイデアもよかったと思いました。
それと『ロード・オブ・ザ・リング』のゴラムに似た生物が、途中で「いとしいしと」と言い出すんじゃないかとヤキモキして観てました😆。まさかコイツが後に重要な役割を果たすとは・・・。
全体的に、前半の出来事をクライマックスの戦闘に上手く使っています。少し出来過ぎの感もありますけど。
『エイリアン』のユタニ社が絡んでいたり、続編を思わせる終わり方なので、ヒットすればシリーズ化されるのかな。
最後に・・・重低音が強調された音楽がどうも馴染めなかったのと、宇宙船をはじめ様々な近代的装備を持つプレデター文明なのに、なぜあんな風貌であんな住居に住んでいるのか不思議に思いました・・・
人間らしい
プレデターというと、気味の悪さ、ワンパンマンで言うところの怪人側の訳だけど、本作では主役で不思議と人間味があるw
難しい話が一切ないので気楽に楽しめるのが良い。そして時間も短い。
カリスクという最強の怪物は、首を切られても死なないwでも最後に体内に取り込んだテッサに内側から攻撃されると死んでしまった。
ティアは上半身しかないアンドロイド。やがて下半身が見つかり、いつの間にかに一つに戻っていた。
そもそもアンドロイドを作ってるのが地球人だと思うんだけど、その辺の背景はよく分からず。多分、出てきた人間は皆アンドロイド。
最終的にデクが父親を殺すんだけど、その時に惑星で仲間になったカリスクの子が大きくなっていたので、テッサ破壊後から父親殺害までに時間経過があるのだと思う。
仲間を知ったプレデター
今までのプレデターシリーズのような人類vsプレデターではなく、一族の最弱者として父親に見限られたプレデター:デクが自身の力を信じて挑むストーリー。
プレデターシリーズを知らなくても楽しめるし、シリーズを見ていれば武器や設定の小ネタにワクワクできる。
「ヤウージャは群れない」の掟の通り、独りで狩りをしようとする思いとは裏腹になぜかどんどん仲間が増えていく(懐かれていく?)デクがほほえましい。
プロの言語学者を交えて構築した「ヤウージャ語」は所々日本語に聞こえるようなシーンもあり、聞いていて面白かった。
万人受け間違いなしのエンタメ最新作。
見てきましたバッドランド。
面白かった。大満足です。
エンタメとして求められる要素が過不足なく入ってるので、たぶんこれを嫌いになる人はいないと思います。
プレデター最新作が、誰もが楽しめる良作に仕上がっている。これだけでいちファンとして嬉しいです。
エル・ファニングとプレデター(デク)との小気味いい掛け合い。アクション。ドラマ。
そのどれもが熱く、可愛らしく、愛おしく、素晴らしいものに仕上がっていました。
ザ・プレイの監督だけあって、ビジュアル面のリッチさと構図の的確さ、広大さは折り紙つき。
過去作に縛られる事なく本作単体で楽しめるのも利点かと思います。
異星人とアンドロイドの凸凹コンビ。
彼らが織りなすドラマ、そしてその特殊な関係性は実に可愛らしく。これまでのプレデター作品にはなかった新たな魅力に気づかせてくれる事請け合いです。
加えて、本作よりはじめて劇場作品で登場した用語や世界観は、新たなプレデターユニバースを構築するのに一役買っています。
プレデターとアンドロイドのバディ。
パワードローダーに巨大クリーチャー。
そしてプレデター同士のバトル。
求めているバトルのシチュエーションが抜かりなく出てきます。サービス満点です。
惜しむらくはスターウォーズ的な可愛いクリーチャーが出てきたところくらいでしょうか。
ディズニーフランチャイズを感じさせる造形と展開で、殺伐な世界観に馴染んでいないように思えました。
個人的には同監督作品だとザ・プレイに軍配が上がりますが、世間的には本作バッドランドの方がウケそうな感じがしました。
オススメです。
“襲われる恐怖”より“生き様”のプレデター
プレデター自体はもちろん知ってるけど、シリーズを全部追ってるわけではない人向けの感想です。
今回のプレデターは、映像とか世界観はだいぶ壮大で迫力はありました。ただ、今までの「どこに潜んでいるかわからない恐怖」とか「透明になって突然襲ってくる感じ」がほとんどなくて、プレデターがずっと画面にいるんですよね。
あの“得体の知れないヤバさ”が薄れていて、「モンスターというよりキャラクター」っぽくなっているので、ハラハラドキドキは正直あまりなかったです。
逆にストーリーはしっかり作られているので、プレデターという世界の中にも“弱肉強食の中での生き様”みたいな、人間っぽさも見えてくる感じ。
ただ、怖さや緊張感を期待している人にはちょっと物足りないかもしれません。
終盤なんか、なんとなく『トランスフォーマー』っぽい派手アクションに近い印象でした。
・スリルよりストーリー重視
・「プレデターってこういう文化あるんだ」みたいな見せ方
・戦闘シーンは道具の使い方など含めてカッコいいところあり
という作品。
「怖い」「未知」「突然襲われる」といった“プレデターらしさ”を求める人 → 物足りない
物語や世界観で魅せるプレデターを見たい人 → 合うと思います。
役に立つ『子供のオモチャ』
映画館に行ける時間帯は吹替だったので吹替版を鑑賞。
プレデターの種族『ヤウージャ』は皆んな字幕だった(笑)
過去のシリーズで一番良いと思う❗️
続編にも期待‼️
キャストも少なくてこれだけ見応えのある映画って珍しいのでは⁉️
全555件中、241~260件目を表示
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詳細は遷移先をご確認ください。









