「作品回ごとに知能レベル低下が加速!」プレデター バッドランド Greenさんの映画レビュー(感想・評価)
作品回ごとに知能レベル低下が加速!
プレデターは地球人よりも知能が高い前提だったのに、回を重ねるに連れて段々と地球人と同等になってきた。というより、原始的な表現比率が高くなってきてます。特に前作の「ザ・プレイ」からはネイティブアメリカンやアフリカ系を想起させる行動に。アメリカ人が作るとどうしてもこうなるのかなぁ?
「AVP」以降、「エイリアン」シリーズのウェイランド社との関係を話に盛り込んでるけど、今回はさらにそれに関連するパートが長くて…、「エイリアン ロムルス」の作風と非常に似た感じになりました。特に、劇中の自動小銃はロムルスと同時代のモデルと感じでしたが、デザイン的には今のデザイナーが想像出来る未来デザインの限界点なのかな?とも思いました。おもちゃ屋のハズブロ社との打合せでそうなったんでしょうか?
ウェイランド社はなんとプレデターの部族分類まで出来てそうな設定だったし。次回作はプレデターの複数部族でも戦わせるのかな?とかの疑問も。
準主役の女性アンドロイドのコスチュームでは、胸元のファスナーが目立って仕方がなかった。流石にYKKの文字はありませんでしたが…。現代から時代進んでいるはずなのに、今のファスナーと同じ構造?
それにしても、ペラペラとよくしゃべるプレデターで、行動や感情表現も人間そのもの。また、今回は普通のプレデターよりも一回り体格小さい設定(普通の人間サイズ)としたのは、成長物語を描く反面、大柄役者では今回のアクション出来る人がいなかったのかな?とも思ったりです。やはり、プレデターは人間より一回り大きい設定は最低でも維持して欲しかった。
映画の作品回ごとに、段々と失望度が大きくなりますね。
大人の楽しみ映画から、ハズブロ社が商品販売ターゲットとする低学年〜中学生程度向けの映画になった印象です。
シュワちゃんの第一作目の緊迫感があった時代が懐かしい…。
今回作では、プレデターの血の色が緑色が微妙に少し明るくなってるのも、ちょっとなぁ…。
残念…。
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