「エルファニング×エルファニング!」プレデター バッドランド たあちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
エルファニング×エルファニング!
予告編で何度も見せられた下半身の無いアンドロイドのティア(エルファニング)が忘れられずまんまとこの設定とキャスティングに釣られ映画館へ。ヤウージャ族(プレデター)の落ちこぼれ次男坊のデクが宇宙で一番危険な惑星(ゲンナ)でカリスクという最強の怪物(砂の惑星のサンドワームに似てるが手足あり)を倒して「首長になるにふさわしい強い狩人であることを証明」して見せるというとても単純ディズニー的制限内でハラハラドキドキさせてくれるSFアクションである。惑星に着くや否や森や草原の草木・蔦が襲ってくるというとんでもないバッドランドでこれはどうなることかと思いきや、意外にもあっという間にラスボス登場、しかも「ファミリー」と言う名のとてもずるい裏技で念願は成就してしまう。見どころは感情を持ったアンドロイドエルファニングと冷徹な姉貴分アンドロイドエルファニング(テッサ)の競演で二度美味しい。ナウシカにも通ずる原始的野性的環境と高度文明のマッシュアップが絶妙で何を見せられているんだろうという気分になりテンポ良さも相まって娯楽映画としては「たいへんよくできました」のハンコを押さざるを得ない。
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