劇場公開日 2025年11月7日

「キャラクターと設定に厚みがない」プレデター バッドランド 白石黒井さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0 キャラクターと設定に厚みがない

2025年11月19日
Androidアプリから投稿

めちゃんこ面白かった。
まず、プレデターという種族なのに、その中の落ちこぼれに焦点を当てて、物語を紡いでいくのは凄い挑戦だと思ったし、いつもプレデターでは狩られる側の人間が一切出て来ないのも面白いと思った。
そしてもうジャンプ漫画かってぐらい王道なストーリーの暑さで中弛みなく最後までずっと楽しかった。
ゲームの様な雰囲気があるから、ゲームだったらどういった設定になるだろうな、どんなストーリーになるだろうなと脳内で架空のシナリオを作ったりしながらテンション高く観てました。

ただ、ティアがヤウージャ族について詳し過ぎたり、デクが偶然宇宙船見つけたり、それが何故か回収されずに放置されていたり、アンドロイドなのに製造元を裏切ってるし、通信出来る筈のアンドロイド達はボコボコに襲撃されてるのに全然アラーム鳴らさないし、危険な惑星の探査だというのに、侵入者の迎撃に何故かあれが出てきたり(意図は分かるけど)、といった設定の詰めの甘さが後半から一気に増えていったので、それは少し残念だなーと思いました。

白石黒井
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