「未熟なプレデターの成長譚」プレデター バッドランド ひろちゃん千葉さんの映画レビュー(感想・評価)
未熟なプレデターの成長譚
本作品でプレデターの生態はなんとなく分かった気がします。
科学力は高いのに孤高の戦士を目指すとかまるでサイヤ人みたいで意味わかりませんが、あちらは侵略や略奪の野望があった訳で、プレデターは単に強さを証明する目的でタイマンで狩をする意味は人間には理解できないですね。
そして地獄の様な星に行って死にそうな経験を積み重ねてアンドロイドや原生物などと利用や協力関係になり色々な経験を重ねて戦士に成長していくお話。
ヤウージャ族(プレデター)の若き戦士デク(ヒロアカじゃないよ)は一族で最弱。兄上との特訓でも強い戦士にはなれず、兄上は仕方なく最後の手段として他の星の強い野獣を狩って強さを示す様に言う。出発直前に師匠である父親はそんな弱い奴は一族には要らない、即刻殺せと兄上に命令。兄上は流石に弟可愛さからかデクを逃して行きたいと言った最悪の星に飛ばした。怒った父親と兄上との決闘。そして屠られる兄上を見ながら宇宙船は飛んでいく。ここまでが導入部。
地獄の様な惑星には危険な原生生物ばかり。
戦い抜いてサバイバルしながら最強生物カリスクを探して彷徨うデク。
そんな時に上半身だけのアンドロイドのティアに救われる。
何でこんな所にアンドロイド?実はエイリアンシリーズで有名な地球のウェイランド・ユタニ社のアンドロイドだった。彼女達もまたこの地獄の様な惑星で生物兵器になりそうな生物を調査採取していた。
本来ラボの研究員だったが同種のアンドロイドのテッサに連れ出さられた時に調査隊がカリスクに襲われ全滅状態に追い込まれティアは真っ二つにされてテッサは行方不明に。そしてティアは上半身だけ他の生物に連れ去られて餌に?なる所だった。
ヤウージャの戦士は一人で戦って勝つ事が強者で協力して勝つのは弱者、弱音を吐くのも弱者とされ部族から追放や殺される事になる厳しい社会。
なのに行きがかり上とは言えティアに助けてもらった事を恥じた。
ティアは協力者ではなく道具として私の知識を使えと説得してデクを足代わりにしてカリスクを探す旅が始まるのだった。
果たしてデクはカリスクを狩って一人前と認められるのか、カリスクはウェイランド・ユタニのアンドロイド達も狙っている。果たしてどっちが先に捕まえるのか。デクは一族の元に帰る事ができるのか、地獄の星で死に絶えるのか。
堅物で未熟な戦士と人間の様なアンドロイドの変なコンビの行く末や如何に?
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