「これじゃない感が」プレデター バッドランド maduさんの映画レビュー(感想・評価)
これじゃない感が
プレデター大好きなので、楽しみに観に行ったけど
これじゃない感が…
私がプレデターシリーズが好きだった理由は
人間から見て、言語が通じず、遥かに高い戦闘力を持ち、異形の姿をしている恐ろしい存在だが、
彼らには、彼らの文化があり、100%意思疎通ができない訳でもない?場合よっては共闘もできなくもない?
そしてずっと見てると愛嬌もあるように見えなくもない?
とゆうような
分かる様で分からない、絶対的な壁の向こう側の存在に対して想像を膨らましたり、
感情の様なものを見出せるのが魅力だったんだなと今作を見て良く分かった。
(エイリアンより圧倒的にプレデターが好きなのは、この文化的な生態をもつ感じが好きポイントだった)
過去のプレデターシリーズはだいたい観てるけど、
ザ・プレイは観れてないのでプレイがどんなプレデターかは分からないが
今作は、プレデター視点になっていることで、
完全に擬人化された存在になってしまったプレデター。
例えば動物が主人公の作品などは、その動物そのものとゆうより人間を投影したようなキャラクター造形になっている感じになってる。
何を言っているか分かる。家族もいる。集落があり、掟がある。
今まで想像してたプレデターの生活誌が丸裸で見れてしまう訳だけど。
けっこう想像通りだし、なんか日本の武士とかの中世ぐらいの戦闘民族っぽい(要はめちゃ人間っぽい感じに見える)
なんだかんだあって主人公プレデター、デクが
トロフィーを求めて辿りついた星はモンハンの様な世界。狙いの獲物もモンハンのモンスターぽい。
そこで出会うおしゃべりアンドロイド。はるか昔にスターウォーズなどが生み出したやたら喋って、やたら人間味のあるアンドロイド。何も新鮮味を感じないあらゆる既視感を感じるキャラクター(エル・ファニングは可愛いし、上半身しかないビジュアルなどもよい)
ちびっこ謎の生命体にも出会いそんなこんなでこの星で出会った仲間たちと新たなファミリーを築いていく。なんかガーディアンズみたいやな。。。。
プレデターってちょっと日本の武士っぽいよねっていう話を聞いたことがあるのも相まって主人公のプレデター、デクの振る舞いは時代劇の人情はあるが不器用な武士の様なので、SF時代劇の様な雰囲気もある。
なんか、全て見たことあるなーーーーって要素が繋ぎ合わされてて、新鮮味のない映画だったなと思う印象になってしまってて残念だった。
そして、色々な要素を入れた結果微妙にまとまりのないツギハギ感があるのも全体的に乗れない気分になってしまう。
ティアの姉妹テッサに対するの絆の気持ちの変化とかちょっと雑だなーとゆう印象。
よかった部分は映像が綺麗なのと、アクションシーンは結構楽しい。まったく人間が出てこないとゆう尖った設定なのは面白いと思った。
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