「変種ならではの妙味!」プレデター バッドランド パンダさんの映画レビュー(感想・評価)
変種ならではの妙味!
弱いプレデター?
しかも主役?
相棒はアンドロイド?
しかも上半身だけ?
こんな珍奇設定を誰が喜ぶのかのと思っていたが、これが良かった。全てがストーリーに繋がっている。感情移入もできる。
展開は先が読めない。
だってさ、来襲した宇宙人に立ち向かういつもの話じゃないんだもの。そりゃ予測不能ですよ。
しかしストーリーは思ったより骨太。気軽なB級エンタメでありつつ、大人も楽しめる味わいがある。
賛否両論は分かる。「最強最悪の宇宙人に人間がどう立ち向かうか」がプレデター・シリーズと考えれば、本作はあまりに変種だろう。しかし、これが仮に2作目だったらどうか。大胆な冒険作として評価されたのではないか。
シリーズが長くなると「○○は●●であるべし」という固定観念が形成される。それは良く言えば伝統だが、そこからいかにはみ出すかが創作だと思う。本作のクリエイティビティーは成功しており、没入して楽しめた。
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