「“襲われる恐怖”より“生き様”のプレデター」プレデター バッドランド ブライトワンさんの映画レビュー(感想・評価)
“襲われる恐怖”より“生き様”のプレデター
プレデター自体はもちろん知ってるけど、シリーズを全部追ってるわけではない人向けの感想です。
今回のプレデターは、映像とか世界観はだいぶ壮大で迫力はありました。ただ、今までの「どこに潜んでいるかわからない恐怖」とか「透明になって突然襲ってくる感じ」がほとんどなくて、プレデターがずっと画面にいるんですよね。
あの“得体の知れないヤバさ”が薄れていて、「モンスターというよりキャラクター」っぽくなっているので、ハラハラドキドキは正直あまりなかったです。
逆にストーリーはしっかり作られているので、プレデターという世界の中にも“弱肉強食の中での生き様”みたいな、人間っぽさも見えてくる感じ。
ただ、怖さや緊張感を期待している人にはちょっと物足りないかもしれません。
終盤なんか、なんとなく『トランスフォーマー』っぽい派手アクションに近い印象でした。
・スリルよりストーリー重視
・「プレデターってこういう文化あるんだ」みたいな見せ方
・戦闘シーンは道具の使い方など含めてカッコいいところあり
という作品。
「怖い」「未知」「突然襲われる」といった“プレデターらしさ”を求める人 → 物足りない
物語や世界観で魅せるプレデターを見たい人 → 合うと思います。
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