「プレデター 西遊記の巻?」プレデター バッドランド bionさんの映画レビュー(感想・評価)
プレデター 西遊記の巻?
いろんなジャンルがてんこ盛りで、めちゃくちゃ楽しい。Genna星ローカルの子猿が仲間になった時点からなんとなく西遊記に見えてきた。エル・ファニングが地球からはるか彼方のGenna星に生物資源を求めて旅する三蔵法師、プレデターは、ほぼカッパだから沙悟浄、そして謎の子猿は孫悟空。
プロローグではヤウジャー族の非情な掟が執行される。たとえ我が子であっても、狩人になれない弱い個体をエリミネートすることを厭わない。弱い遺伝子を絶対残さないという強い、意志が感じられる。
だけど、テクノロジーの維持はどうするだろう。勇者ばかりだったら、科学技術が発達しない。科学技術を司る別の種族を支配しているのかもね。
前半では、Genna星の危険な生物がたっぷりと見れる。落ちこぼれプレデターのデクでは、食われないようにするのが精一杯。ユタニ社からしたら、生物兵器の宝庫だから、持って帰りたいだろうね。この危険な生物が、後半への大きな伏線。
覚醒したデクはいろんな道具やら生物をつかって敵を倒す。アドリブ感のあるアクションがイコライザーのロバート・マッコールみたい。野性の力に目覚めたプレデターは強い。
子猿の秘密が一番の驚きでございました。
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