「新プレデターは激ヤバに面白かった。」プレデター バッドランド 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)
新プレデターは激ヤバに面白かった。
予告編だけでは内容が掴めないまま当日鑑賞でしたが、
この「プレデターバッドランド」は予想を覆す秀作。
とても面白かったです。
シュワちゃんの「プレデター」を昨晩に再見してみました。
今作の大きな違いは、プレデターのデクが高知能である証拠に心の内を
言語として話すのです。
アンドロイドのティア(エル・ファニング)は翻訳機能を使ってデクの言葉を
瞬時に読み解きます。
ここが1987年の第一作と大きく違うところです。
でも《光学迷彩》
《リストブレイド」》
などにさらなる進化した高性能を備えたプレデターのデクです。
顔はちょっと、みにくーいかも(笑)
大きく言って《前半と後半》の2つに分かれています。
前半は父親王により追放された故郷の惑星から、
遥か彼方のゲンナ星に追放されたヤウージャ族のデク。
父王はゲンナ星・最強の捕食者カリスクの首を
持って帰るまで帰ってくるな‼️
というのです。
バッドランド(ゲンナ星)にはトゲから毒を放つ植物や
首を絞める蔓やら多数で本当にヤバい。
ゲンナ星での戦いが第一ステージかな。
そしてそこには下半身のないアンドロイドのティアがいるわけです。
お喋りで明るいティアは、「私は役に立つから、連れてって」と、言う。
デクは背中にティアを背負って「バッドランド」を行くわけです。
この辺り異色のバディ・コメディ的なのです。
後半はその「バッドランド」の《カリスク》を捉えて地球に戻り、
研究材料にしようと目論む、
【ウェイランド・ユタニ社】のアンドロイドたちとの死闘になる訳です。
「ウェイランド・ユタニ社」が出て来たら、エイリアンシリーズですよね!!
でも今回はエイリアンとのクロスオーバーは敢えて出しません。
(これはきっと先の先の楽しみなのでしょうね)
そしてもう一つ、
エル・ファニングちゃんは一人二役です。
そっくりの顔のテッサとティアの二役。
顔はそっくりでも、心は真逆。
ティアは優しく気立が良い。
テッサは酷薄でヤバい奴です。
子憎たらしい自分達は利口だと信じてる人間そっくりのアンドロイドたち。
デクは父親王にお前は弱い、弱いから追放されるのですが、
所がどっこい賢く強く気は優しい。
この映画、シェイクスピア悲劇みたいなんですよ。
血の繋がりの汚さ、父親の酷さ。
対して、お互いを思いやる仲間の友情が芽生えるあたりが、
胸熱なんです。
カリスクの赤ちゃんもまたまた可愛い(すぐ育っちゃうけど笑)
ラストは気持ち良くハッピーエンド。
まあなんといっても紅一点のエルちゃんの可愛さと愛らしさ、
それに尽きる一本ですね。
(続編もありそうですね)
★共感ボタン&コメントありがとうございました。
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プレデターの感情が人間的すぎるように感じましたが、なんだかんだ言ってもプレデター大好きなので、次回作以降でエイリアンとのクロスオーバーがあるかも?を含めて楽しみです。
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